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Appearing ― 突然、君からのメッセージ ―  作者: 和泉發仙


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64/90

祭りのビデオテープ

⸻


Appearing


― 突然、君からのメッセージ ―


第63話


祭りのビデオテープ


⸻


前書き


映像は、


写真より残酷だ。


写真は一瞬しか残らない。


でも映像は、


その一瞬へ続く時間まで残してしまう。


笑う声も。


歩き方も。


照れ笑いも。


全部。


だから、


もう会えない人ほど、


映像の中では生きて見える。


⸻


海鳴町役場。


地下資料室。


午前十時四十五分。


⸻


古いブラウン管テレビが、長机の上へ運ばれてきた。


灰色の筐体。


角が丸い、九〇年代製の大型モニター。


その隣には、埃を被った業務用VHSデッキが置かれる。


森下拓海は工具箱を開き、慣れた手つきでケーブルを繋ぎ始めた。


「まだ動くかな……。」


コンセントを差し込む。


カチ。


主電源を押す。


「……頼む。」


ブゥゥン……


低い駆動音。


数秒後。


ブラウン管がゆっくり明るくなる。


「映った!」


拓海が思わず笑う。


画面には青い背景。


『VIDEO』


の文字。


玲子も安堵したように息を吐いた。


「再生できます。」


⸻


悠は、


机の上へ並んだVHSを見つめていた。


どれも町役場が保管していた祭りの記録映像。


しかし。


一本だけ。


赤いシール。


⸻


未確認


⸻


それだけが、


誰にも再生されないまま、


十二年間眠っていた。


⸻


榊原が手袋をはめる。


「入れるで。」


テープをデッキへ差し込む。


ガチャン。


ウィィン……


機械がゆっくり回り始めた。


全員、


息を止める。


⸻


ザザ……


砂嵐。


ノイズ。


横線。


古い映像特有の乱れ。


数秒後。


ゆっくり画面が安定する。


⸻


映っていたのは、


青空だった。


⸻


「……。」


誰も喋らない。


カメラはゆっくり下を向く。


そこには。


海鳴町。


十二年前。


祭り前日の朝。


⸻


「うわ……。」


拓海が思わず声を漏らす。


「残ってる。」


町が。


生きていた。


⸻


パン屋。


魚屋。


花屋。


駄菓子屋。


今より若い店主たち。


笑い声。


自転車。


犬。


ランドセル。


全部、


そこにあった。


⸻


佐伯健三。


今より髪が黒い。


「おーい!」


パンを焼きながら笑っている。


西園寺美和。


花へ水をやりながら近所のおばちゃんと話している。


木村トメ。


子どもたちへラムネを配っている。


悠は、


画面から目を離せなかった。


⸻


「町だ……。」


「昔の。」


⸻


その時。


画面が学校へ切り替わる。


⸻


海鳴高校。


⸻


文化祭準備。


祭り準備。


部活。


高校生たちが笑っている。


そして。


廊下を歩いてきた。


春人。


⸻


「いた……。」


メアリーが小さく呟く。


春人は画面の中で、


友人たちへ笑いながら話しかけている。


元気だった。


普通の高校生だった。


⸻


その後ろから、


メアリーが走ってくる。


「春人ー!」


画面いっぱいの笑顔。


玲子は無意識に、


映像のメアリーと、


今ここにいるメアリーを交互に見た。


「……同じ。」


何も変わっていない。


笑い方まで。


⸻


そして。


最後に。


ゆっくり歩いてくる少年。


首からカメラ。


少し照れくさそうに笑う。


秋山透。


⸻


悠の胸が締め付けられる。


「……透。」


画面の透は、


今のような無表情ではない。


友達へ笑う。


弟へ手を振る。


先生と話す。


普通に笑う。


普通に青春を生きている。


⸻


榊原が静かに呟く。


「こんな顔もするんやな。」


⸻


画面の中。


写真部部室。


透がフィルムを確認している。


春人が後ろから肩を組む。


「今日終わったら海行こうぜ!」


透は笑う。


「仕事。」


「記録係。」


「終わったら!」


「……考える。」


教室中が笑う。


⸻


悠は目を閉じた。


胸が痛い。


「これ。」


「知ってる。」


「俺。」


「ここにいた。」


断片的な記憶。


笑い声。


教室。


カメラ。


全部、


少しずつ戻ってくる。


⸻


その時だった。


映像が、


急に乱れた。


ザザザ……


画面が揺れる。


玲子が顔を上げる。


「テープの劣化?」


拓海は首を振る。


「違う。」


「ここだけ。」


映像が飛んでいる。


十秒ほど。


完全に。


⸻


ノイズが消える。


画面が戻る。


そこは。


時計台。


⸻


夕方。


五時五十五分。


画面の右下へ、


時刻表示が出ている。


玲子が身を乗り出す。


「時間表示……。」


「残ってる。」


⸻


カメラは、


時計台を映している。


誰かを待っているように。


動かない。


一分。


二分。


三分。


誰も来ない。


そして。


五時五十九分。


画面の端へ。


一人。


黒い帽子の男が、


歩いてきた。


部屋中の空気が凍る。


「……帽子。」


メアリーが震えた。


「この人……。」


悠も立ち上がる。


「見た。」


「夢で。」


男は。


時計台の中へ入っていく。


その直後。


映像が、


再び乱れた。


⸻


ザザザザ……


画面が真っ白になる。


そして。


完全なブラックアウト。


⸻


「終わり?」


拓海が巻き戻そうとした。


しかし。


玲子が画面を指差す。


「待って。」


黒い画面。


何も映っていないはず。


その中央へ。


ゆっくり。


白い文字が浮かび上がる。


⸻


PM 6:10


⸻


誰も。


何もしていない。


VHSに、


そんな機能はない。


画面の文字は。


まるで。


誰かが。


今。


テレビへ書いたように。


ゆっくり現れていた。


⸻


その瞬間。


ブラウン管のスピーカーから。


ノイズ混じりに。


少年の声が聞こえた。


⸻


「……止めろ。」


⸻


悠の顔色が変わる。


「透だ。」


⸻


「そこまで見るな。」


⸻


画面が。


バチッ!!


という音とともに消えた。


⸻


資料室は、


静まり返った。


誰も。


言葉を失っていた。


⸻



ブラウン管テレビの画面は、完全に暗くなっていた。


ほんの数秒前まで、そこには十二年前の海鳴町があった。


青空。


商店街。


笑う高校生たち。


まだ何も失われていなかった夏。


それが今は、黒いガラス面に変わっている。


映っているのは、テレビを取り囲む悠たち自身の姿だけだった。


誰も動かなかった。


古いVHSデッキだけが、


ウィィィン……


と低く唸っている。


テープは回り続けている。


なのに映像は出ない。


「……透だ。」


悠がもう一度呟いた。


喉が乾いていた。


「今の声。」


「透だった。」


メアリーも頷く。


「うん。」


いつもの彼女なら、もっと感情を表に出しただろう。


けれど今は違った。


怖がっている。


それも、映像そのものを怖がっているのではない。


何かを思い出しそうになることを恐れている。


相沢玲子はテレビの前へしゃがみ込むと、デッキの表示を確認した。


「森下さん。」


「はい。」


「止めないでください。」


拓海が目を丸くする。


「でも……。」


「再生は続いています。」


玲子はデッキを指差した。


カウンターの数字が進んでいた。


01:38:41。


01:38:42。


01:38:43。


映像は黒い。


音もない。


しかしテープだけは確実に再生されている。


「映像信号が飛んだ?」


宮本が尋ねる。


拓海は首を傾げた。


「それなら普通はブルーバックになるか、ノイズが出ると思います。」


「真っ黒ということは?」


「最初から黒い映像が記録されてる可能性があります。」


榊原が腕を組んだ。


「ほな、さっきの声も最初から入っとった?」


拓海は答えられなかった。


玲子が言う。


「調べれば分かります。」


その口調は冷静だった。


科学捜査に長く携わってきた人間らしい声。


けれど悠には分かった。


玲子もまた、動揺している。


なぜなら。


さっき聞こえた言葉は、


「そこまで見るな。」


だった。


まるで、


今ここで映像を見ている悠たちへ話しかけたような言葉。


十二年前に録音された声だとすれば、不自然すぎる。


「偶然という可能性もあります。」


玲子は言った。


「秋山透が撮影者へ『そこまで見るな』と言った。その音声が偶然、この位置に記録されていた。」


榊原が頷く。


「まずはそっちから疑う。」


レイが壁にもたれながら苦笑した。


「それで説明できればな。」


「説明できんかった時に考えたらええ。」


榊原は即答した。


「分からんことを最初から幽霊のせいにしたら、何も調べられへん。」


その言葉に、悠は少し救われた気がした。


この町へ来てから、説明できないことが多すぎる。


だからこそ、説明できるものから一つずつ潰す。


それが榊原の役目なのだろう。


「巻き戻せます?」


玲子が尋ねた。


「やってみます。」


拓海が停止ボタンへ手を伸ばした。


その時だった。


テレビから、


微かな音がした。


――ザッ。


全員の手が止まる。


――ザ……ザザッ……。


「音?」


拓海がテレビを見る。


画面は黒いまま。


しかし、スピーカーから何かが聞こえる。


遠い。


非常に遠い。


玲子が指を唇へ当てる。


「静かに。」


全員が息を潜めた。


ノイズ。


風。


そして――


祭囃子。


ドン。


ドン。


ヒャララ……。


十二年前の祭りの音だ。


映像はない。


音だけが残っている。


その中に、人の声が混じり始めた。


『こっち!』


少女の声。


メアリーが顔を上げる。


『早く!』


今度は春人。


そして。


『待てって!』


悠自身の声。


悠の背中に鳥肌が立った。


「……俺だ。」


映像の中で、少年たちが走っている。


画面には何も映らない。


しかし音だけで分かる。


何人もの足音。


荒い息。


祭囃子。


人混み。


遠くで子どもが笑っている。


そして――


鐘。


ゴォン――。


一度。


その直後。


『六時だ!』


春人。


『まだ十分ある!』


別の声。


誰だ。


悠は眉を寄せた。


聞いたことがある。


でも思い出せない。


映像の向こうで、誰かが走っている。


『透!』


メアリーの声。


『カメラ置いて!』


『嫌だ!』


透。


はっきり聞こえた。


今までの静かな透とは違う。


怒鳴っていた。


『これだけは残す!』


『透!』


『証拠になる!』


その言葉に、榊原の目つきが変わった。


玲子も身を乗り出す。


証拠。


十二年前の秋山透は、


すでに何かが起きると知っていた。


あるいは。


何かを見てしまった。


音声が乱れる。


ザザザザッ。


『おい!』


春人。


『誰だお前!』


悠の心臓が跳ねた。


黒い帽子の男。


直感的にそう思った。


映像はない。


声だけ。


『ここは立入禁止だ!』


男の声。


低い。


年齢は分からない。


『役場から許可取ってます!』


透。


『出ろ。』


『何してるんですか?』


『出ろと言ってる!』


何かがぶつかる。


ガシャン!


メアリーの悲鳴。


『やめて!』


『透!』


『カメラ返せ!』


激しい揉み合い。


そして。


突然。


音が止まった。


完全な無音。


デッキの数字だけが進む。


01:41:08。


01:41:09。


01:41:10。


悠は知らず知らずのうちに拳を握っていた。


「……続きは?」


誰も答えない。


そして。


01:41:16。


声が戻った。


今度は、


とても小さな声だった。


『悠。』


メアリー。


悠の身体が固まる。


『悠……。』


泣いている。


『ごめん。』


現在のメアリーが口元を押さえた。


「……。」


その瞳から涙がこぼれた。


『私……。』


ノイズ。


『――――。』


聞き取れない。


悠はテレビへ近付いた。


「何て言った?」


玲子が止める。


「触らないで。」


『私が――――だから。』


またノイズ。


そして。


『逃げて。』


悠の呼吸が止まった。


次の瞬間。


画面が戻った。


突然だった。


黒一色だったブラウン管に、激しく揺れる映像が映る。


地面。


石畳。


足。


カメラが落ちている。


レンズが斜めになり、時計台の入口付近を映している。


誰かが走る。


春人。


その後ろを悠が追う。


メアリー。


白石紗季。


そして。


画面手前へ透が倒れ込んだ。


額から血が流れている。


「透!」


現在の悠が思わず叫んだ。


十二年前の透は地面へ手をつきながら、それでもカメラへ手を伸ばした。


レンズを見る。


こちらを見る。


その瞬間。


奇妙な感覚が、資料室を包んだ。


秋山透が、


悠たちを見ている。


十二年前のカメラではない。


まるで、


今テレビの前にいる人間を見ているように。


透の唇が動いた。


『……見るな。』


悠の背筋が凍る。


『六時十分から先を。』


その瞬間。


誰かの靴が画面へ入った。


黒い革靴。


透の顔が変わる。


恐怖。


カメラへ手を伸ばす。


『逃げ――』


ブツン。


映像が途切れた。


今度こそ、


テープは停止した。


カチ。


VHSデッキが静かになる。


誰も動かなかった。


数秒。


十秒。


二十秒。


榊原が最初に口を開いた。


「森下。」


「……はい。」


「今のテープ。」


榊原の声は低かった。


「絶対に触るな。」


「分かりました。」


「相沢さん。」


「コピーできます?」


「できます。」


玲子はすでに仕事の顔へ戻っていた。


「原本は保全。磁気状態を確認してからデジタル化します。音声も分離します。」


宮本がメモを取る。


榊原はさらに続けた。


「十二年前の捜査資料に、この映像の存在が記録されとるか確認。」


「はい。」


「それと黒い帽子の男。」


「当時の役場、時計台管理、警備会社、祭りの実行委員。六時前後に時計台へ入れる立場やった人間を全部洗う。」


「了解です。」


刑事たちが動き始める。


怪異を見た直後でも、


人間の事件として調べる。


その姿を、悠は黙って見ていた。


「悠。」


メアリーだった。


彼女はテレビの前に立っている。


泣いていた。


「どうした?」


「私……。」


震える手で、自分の胸を押さえる。


「さっきの声。」


「覚えてる。」


悠の表情が変わる。


「何を?」


メアリーは目を閉じた。


「私。」


「悠に逃げてって言った。」


「うん。」


「でも。」


首を振る。


「その前。」


聞き取れなかった言葉。


『私が――――だから。』


メアリーの呼吸が荒くなる。


「無理に思い出さなくていい。」


悠が言った。


だがメアリーは、さらに首を振った。


「違う。」


「思い出さないと。」


その顔には恐怖があった。


けれど同時に、


逃げないという意思もあった。


「だって。」


「透くん。」


テレビを見る。


「十二年も。」


「ずっと一人で覚えてたんでしょ?」


悠は何も言えなかった。


メアリーは涙を拭った。


「だったら。」


「私も。」


「もう逃げちゃだめ。」


その言葉を聞いた瞬間。


悠の中で、


何かが動いた。


記憶ではない。


もっと深いところ。


感情。


十二年前。


自分も、


同じことを言った気がした。


⸻


その頃。


海鳴町。


古いアパート。


秋山透はカメラバッグへフィルムを詰めていた。


一本。


二本。


三本。


机の上には、十二年前の写真が並んでいる。


そして中央。


一枚だけ裏返された写真。


透はそれを手に取った。


長い間、表を見ることができなかったように。


指が震える。


やがて。


ゆっくり裏返す。


そこには。


時計台。


時刻は六時十分。


画面中央にメアリー。


少し離れて春人。


地面に倒れている高校生の透。


そして。


時計台の入口。


黒い帽子の男。


しかし。


透が見ていたのは、


その男ではなかった。


写真の右端。


ほんのわずかに写り込んだ人物。


制服姿の少女。


長い黒髪。


透は小さく呟いた。


「……紗季。」


白石紗季。


十二年前、


時計台へ来ていた少女。


そして。


現在まで一度も、


誰も彼女の消息を確認していない。


透は写真を封筒へ入れた。


その表へ、


黒いペンで一言だけ書く。


『悠へ』


立ち上がる。


その時。


玄関から、


コン。


音がした。


透の動きが止まる。


コン。


もう一度。


ノックではない。


何かが、


扉へ当たったような音。


透はカメラを置き、


ゆっくり玄関へ近付く。


覗き穴を見る。


誰もいない。


ドアチェーンを掛けたまま、


少しだけ扉を開く。


足元。


一枚の写真が置かれていた。


ポラロイド。


透は拾う。


そして。


顔色が変わった。


写真に写っていたのは、


今この瞬間の透だった。


玄関の前で、


ポラロイドを拾っている自分。


背後。


部屋の奥。


そこに、


誰かが立っている。


透はゆっくり振り返った。


誰もいない。


再び写真を見る。


写真の中では、


その人物が、


さっきより近付いていた。


「……。」


透の手が震える。


そして。


写真の人物の顔を見た瞬間。


透は、


十二年間一度も見せなかったほどの恐怖を浮かべた。


「なんで……。」


声が掠れる。


「お前が。」


写真の中。


透の背後に立っていた人物。


それは――


春人だった。


だが。


笑っていなかった。


十二年前の制服姿のまま。


顔を濡らし。


透の耳元へ、


何かを囁こうとしていた。


その時。


透の携帯電話が鳴った。


表示された名前。


透の目が見開かれる。


そこには、


登録されているはずのない名前があった。


神崎春人


震える指で、


通話ボタンを押す。


「……春人?」


ノイズ。


そして。


十二年ぶりに。


親友の声がした。


「透。」


透は動けなかった。


「今度は。」


一瞬の沈黙。


「悠を時計台に入れるな。」


通話が切れた。


透はその場に立ち尽くす。


窓の外。


遠くに時計台が見える。


その針が、


まだ昼前だというのに。


ゆっくり。


逆方向へ動き始めていた。


そして。


六時十分で、


止まった。


⸻


――第63話・完――


後書き


今回、かなり重要な情報が出ました。


まず十二年前の映像から、秋山透は事件が起きた後に証拠を残そうとしたのではなく、事件の直前からすでに何かを警戒していたことが分かりました。


そして白石紗季。


これまで「同級生の一人」に見えていた彼女が、六時十分の写真にも写っています。


さらに現在。


春人から透へ、


「悠を時計台に入れるな」


という警告が届きました。


つまり今後、


メアリー側の怪異は悠を時計台へ導いている。


春人は時計台へ行かせまいとしている。


そして透は十二年間、六時十分より先を見せまいとしている。


ここで初めて、


死者たちの目的すら一致していない可能性


が出てきました。


第64話から、この食い違いを掘っていきます。


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