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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
2章
49/53

49話


次の日になり、ギルドで、ミーナにも昨日のアリスのことやこれからのことを話すとミーナも一緒についていくらしい。まぁ、今、パーティを組んでいる仲だからあたりまえなのか


「じゃ、みんな、僕と一緒ってことでいいんだよね」

「はい」

「・・・ん、拓也と一緒の方が楽しい」

「わかった、とりあえず、今日はどれか簡単な依頼を受けて、明日、王都に向けての準備をして、明後日出発するつもりだけど、それでいいかな」

「私はそれでいいですよ」

「・・・私もそれでいい」


明日の予定も決まり、さっそく今日の分の依頼を済ませようと依頼を決めにいく。


「拓也様、このゴブリン討伐はどうでしょう」

「うーん、最近、ゴブリンの討伐が多いから他のにしないか」


この前、自分のステータスを確認した際に、ゴブリンを討伐しすぎた結果か、ゴブリンスレイヤーという称号がついていた。あ、レベルは、44と順調に上がって強くなっている。


「・・・じゃあ、これ」

「ん?新作デザートの試食とその感想?」


依頼の場所は、あのケーキを売っていたところの店からだ。店の名はパティシェだったけ、その店には1週間に必ず1回は行っている。地球のケーキに比べて少し劣っていると感じているところはあるけど、甘いものがあるのは、甘いもの好きの僕にとってはうれしいことだから、通っている。新作が何かっていうのも気になるし、うん、それにしよう。


「最近討伐ばっかだったから、たまにはそんな簡単そうな依頼もありだな」

「・・・じゃ、きまり?」

「うん、アリスもそれでいいかな」

「拓也様がそういうなら私は何でも構いませんが、本当は自分が甘いものが好きだからという理由で選んだってこともありますよね」

「・・・・・・・」


アリスがジト目で見てくる。まぁ、確かにそうだから何も言い返せない。


「・・・とりあえず私は、この依頼を受付嬢に見せにいってくる」

「あ、うん」

「お願いします」

「・・・依頼見せたらすぐ戻ってくる」


ミーナはそれだけを言うとさっと、受付のところまでいった。


「ミーナもあの店の新作デザートが気になっているんだな」

「そうですね、拓也様にはあんなことを言いましたが、事実私も甘いものには目がありません。どんなのなんですかね新作のデザートっていうのは」

「さー、それは行ってのお楽しみってものでしょ」

「そうですね、ふふふ」

「あははは」

「・・・むーぅ、私が依頼を見せに行っている間に、2人だけで楽しそうな話をしている。ずるい」


いつの間にか、ミーナが戻ってきていた。頬を膨らまし、じーっと見ている。


「ごめんごめん、じゃあ、今日の依頼場所、パティシェに向かうか」

「はい」

「・・・ん」

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