43話
「リーゼさん、ただいま帰りました。依頼の確認をお願いします」
ギルドに戻り、すぐにリーゼさんに依頼書を渡す。冒険者ギルドは相変わらず、たくさんの冒険者でにぎわっている。
「お疲れ様、今、他の冒険者のことで立て込んでいるから、すぐには、確認できないけどその間、あっちの酒場近くの席で待っててもらえないかしら」
「別にかまいませんよ」
「そう、終わったら呼ぶから」
「はい、わかりました」
酒場が近くにある席に向かう、酒場が近くにあるとやはりお酒の匂いがした。この世界にもお酒は二十歳からと決まっているらしい、なのでお酒は当然飲めない、まぁ少し、気にはしているが、
「拓也じゃねぇか」
後ろから大きな声をかけられた。
「・・・ドン、久しぶり」
「おう、お前も、拓也のところで頑張っているのか?」
声をかけてきたのは、ドンだった。後ろには、当然、ドンの仲間がいる。
「久しぶりミーナ、なんか進展はあった?」
「・・・バッチリ」
進展って?それとミーナはなんがバッチリと手をピースにしているんだ?
「そうか~、それはよかった、拓也君もミーナのことこれからもよろしくしてあげてね」
「分かっていますよ、エイナさん」
この人は、エイナさんといってドンのパーティで回復を担当している元気な人だ。
「それにしても3カ月で、もうランクCか、俺たちの時は2年はかかったのに」
そして、次に、話始めたのは、レイジさんという、弓を使うのが上手な人だ。
「そうだけど、仕方ねぇじゃないのか、拓也は、規格外ってことでこの街の冒険者はそう理解しているんだからな、そんなことより、拓也は聞いているか」
ドンが急に深刻そうな顔つきになる。
「聞いているかってなにをです?」
「王都の近くにあるダンジョンが最近になってやたら強い魔物が出現するようになってな、ランクCの冒険者でも危ういって言われているらしい」
王都には、ダンジョンがあるのか、それは初めて聞いた。
「ダンジョンって、ランクなんだったら入れるんですか」
「お前、ダンジョンの中入ったことないのかよ、まぁ、3カ月前に登録してきたんだし、ランクが早く上がったとしても新人には変わりないしな、安心しろ、ランクDでダンジョンに入ることができるから、お前も入れるよ、でもさっき言ったが、最近、ダンジョンの魔物が強くなっている。王都のダンジョンいくならそれなりの準備が必要だぜ」
「そうですか、教えてもらってありがとうございます。ドン」
「おう、先輩からのアドバイスってやつだ。明日から俺らも王都の行って王都のダンジョンを潜りにいくから、もし来るなら王都で会おうぜ」
「はい、その時は」
「拓也く~ん、確認すんだわよ」
受付のとこらから、リーゼさんが呼んでいる声が聞こえた。
「では、ドン、それから、エイナさんとレイジさんたちも明日から頑張ってください」
「おう、っつっても、明日、出発しても王都につくまで2日はかかるけどな、わははは」
依頼の確認をし終わったってからもドン達と笑い合い、飲みあう、あ、もちろんお酒は飲んでいないよ。
ダンジョンか、行くとしてもアリスはハンスさんたちになんて言うんだろう。さすがに領主の孫娘が、ここを離れるわけには、行かないだろう。帰って聞きてみるかな。




