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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
2章
42/53

42話

森の中。


「はぁー!、【ファイヤーランス】」


グギャアア・・・・


ゴブリンは火の槍を腹に受け、絶滅していった。


「やった!やりました、無詠唱でできました。拓也様、どうでしたか」


アリスが嬉しそうに言い寄ってくる。

あれから、3カ月が経ち、アリスは、ランクD、僕は、ランクCの冒険者になった。今は、ランクDのアリスの依頼を受けていた所だ。さっきのゴブリンで依頼は済んだが、


「・・・まだ、魔力の練りが甘い」

「あなたには聞いてません」


それと、変わったところは、ミーナが仲間になったことだろう。2カ月前、冒険者ギルドで仲間になりたいと僕達にいってきたのだ。ミーナはドンの仲間だ、ドンには僕たちの仲間になることをいっているかと聞くと、ドンや仲間たちからは、がんばりなさいと言われ、了承していると言う。なにをがんばりなさいなのかはわからないが、ミーナは僕達の仲間となった。その時、一緒にいたアリスが頬を膨らましていたのを憶えている。それからか、依頼を受けに行くにつれ、最近は、ミーナとアリスの言い合いが多くなっている。


「・・・どのみち、拓也に聞いても同じことを言われるに決まっている」

「そんなの分からないじゃないですか、う~」

「・・・む~」


と、この様に睨み合うこともしばしば、それと、ミーナのステータスだがこんな感じだ。


ミーナ・サファリ 女 17歳 レベル52

天職:魔術師

体力: 4000/4000

魔力: 12000/12000

攻撃力:  260

防御力:  450

俊敏性:  270


【スキル】

火属性魔法 水属性魔法 風属性魔法 雷属性魔法 無詠唱 魔力感知


これで、同い年っていうのも驚きだが、最初にミーナのステータスをみて、驚いたのは、ミーナに固有スキルがあったことだ。


【固有スキル】

魔女の意思:どんな魔法でも、上級魔法以上の威力が出せる。


まさに、魔術師のミーナにとっては、ぴったりのスキルだと思う。


「う~」

「・・・む~」


そろそろ帰りたいし、二人を止めるか、そう思っていると先に、黄色い触手が二人を叩いた。


「あうっ」

「・・・痛い」


二人は、頭を抱え、うずくまった。


「二人を止めてくれてありがとう。でも、毎回言っているけど、止めるときは、もっと優しくね」


僕の肩に乗っているものをそっとなでる。

二人を叩いた人物は、スライムであるボルトだ。ボルトもこの3カ月で成長をした。スライムの突然変異ってのもあるが、電属性魔法を使うのがうまくなっている、それと大きさも、野球ボールぐらいだった大きさが、いまでは、サッカーボールくらいの大きさだ。これからは、僕の肩に乗ることもないなと思ったが、自分の体を小さくしたり、大きくしたりでいるらしい、まぁ、大きくなれるのは、そのサッカーボールくらいなのだが、もっと成長していけば、もっと大きくなるのだと思う。


「最近、二人とも睨み合いや言い合いが多いよ。毎度言うけど、このままだと喧嘩になりかねないからね」

「はい、すいません。拓也様、私としたことが」

「・・・ごめんなさい拓也」

「わかったなら、よし。じゃあ、依頼終ったから、リーゼさんに報告しにいこうか」

「はい(さりげなく、他の女性の名を出しますよね)」

「・・・了解(拓也は、あの受付嬢が好みなのか?)」


二人が何か言っているが、まいいか、暗くなるうちに済ませよう。

僕たちは、街に戻っていった。

2章始まりました。

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