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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
1章
26/53

26話


森の中に、入ると、ボルトが、ピョンと内ポケットの中から出てきた。


「ごめんなボルト、この街では、使役した魔物は表に出したらいけないルールだから、外にでられなくてつまらなかっただろ」


そう言ってボルトをやさしくなでた。

ボルトもしかたないよ、と言うかのように体を横に震わせている。

冒険者ギルドに行く前の時にハンスさんから、この街の魔物の扱いについて教えられたのだ。


「ま、この街だけらしいし、外の依頼を受けている間は、ボルトを出してやるからな」


ボルトを肩に乗せ、森の奥に進んでいく。


「ここから、鑑定スキルを使ってやれば、いいだろう」


鑑定で、周りを見る。



ただの草、ただの草、ただの草、薬草、ただの草、薬草


近くに薬草が2本あった。

1本とって冒険者ギルドに渡せば、依頼は、完了するけど、ボルトが、外を楽しんでいるのに、すぐ帰るのは可哀そうだしな、何本かとっていくか、


「とりあえず、2本ゲットと」


薬草をアイテムボックスにしまいさらに森を進んでいく、


「ここも、あるかな」


ただの草、ただの草、薬草、ただの草、薬草[毒]


毒!薬草でも毒を持つやつもあるのか、鑑定スキルあってよかった。


「この、毒は取らないで、ん、ボルト?」


突然、ボルトが、肩から飛び降りた。


「どうしたんだ?」


ボルトは毒と書いていた薬草の前にいく。

そして、ボルトは自分の体を大きくして、


パクリッ


毒薬草を飲み込み消化していく。


「ボルト、スライムだから、毒とか平気なんだろうけど、勝手に食べるのはやめろ」


ボルトは体をダラーンと伸ばす。これは、ボルトがごめんなさいといっている姿だ。


「素直でよろしい、ん」


今度は、気配感知に何かが引っ掛かった。

ここから、左。鑑定スキルを使う。



スピードタートル レベル:12

体力: 20/20

魔力: 30/30

攻撃力: 12

防御力: 30

俊敏性: 300

【スキル】

逃げ足


亀?足が長い、銀色の亀がいた。

レベル12なのに俊敏性が高い。スピードタートルと呼ばれているのは、この俊敏性だからかもしれない

それにスキルが逃げ足ということは、見つかったら逃げられる。


「高いのは俊敏性だけ、だから攻撃を一発あてればいい、ボルトあの亀が逃げないか見張ってて」


僕は、亀の様子を、ボルトにまかせ、スキル本棚から、武器作成の魔導書を取り出し、投げナイフを何本か作成していく、


「よし、ボルト少しでいいから、あの亀の足止めお願い、僕が仕留める」


ボルトは触手を亀を囲うように長く伸ばす。これであの亀が逃げようが、触手に引っ掛かって簡単には、逃げだせないということか

僕は、今だ気づいていない亀に向かって、ナイフを投げる。


「グギャッ」


亀は、あっけなく仕留められた。


「あれ?俊敏性が高いからてっきり、反射神経もバカにはできないと思ったんだけど」


僕は、亀の死体をアイテムボックスにしまい、再び、薬草探しに没頭した。

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