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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
1章
25/53

25話


シャミーネさんは、何人かメイドたちも手伝うよういってきますね、と言い、屋敷に入っていった。


「ふー、それじゃあ、やりますか」


アイテムボックスを広げどんどん彫刻を入れていく。


「にしても、この彫刻もだけど、神様がくれたアイテムボックスどこまで入るんだ?」


何百個あった彫刻を入れていく間に気配感知に何かが引っ掛かった。

彫刻と彫刻の間からそれは、出てきた。白い毛皮でピコピコと、耳を動かし、首には、赤い首輪をつけている。


「あっ、依頼にあった子猫」


急いで、彫刻をすべてしまい、逃げないようにそっと子猫を抱きかかえる。


「よっと、ほら、お前を心配している、人のところに帰るぞ」


子猫はニャーンと鳴いて、じっとした。以外に頭のいいやつなのかもしれない。


「え、もうおわっている!?」


ちょうど、シャミーネさんが、メイドを連れて戻ってきた。


「彫刻のかたずけおわりましたよ」

「あなた、どうやって今の数分の間にここにあった彫刻のゴミを捨てたの?ここにいるメイドですら、あの量をおわらすのに、2日もかかるのに」


シャミーネさんがすごい形相で聞いてくる。

アイテムボックスのことは言わないほうがよさそうだ


「僕のスキルを使いましたが、」

「ス、スキルですか?でもゴミをすぐに消せるスキルなんて聞いたことありません」


ゴミを消すってスキルではないけど、ま、そういうことにしていくか


「なんか、小さいころにたまたま覚えたらしく固有スキルってやつです」

「固有スキルね、確かに固有スキルだったらありえるわね。でもそんなスキル実際ゴミを消す以外何の役わりを持っていなさそうですね」


本当にあったら、確かに役に立ちそうではないな


「とにかく、ゴミ捨ての依頼が済んだので冒険者カードにサインをお願いします」

「そうね、わかりました」


シャミーネさんは冒険者カードの依頼者名に完了とサインをした。


「ありがとうございます。では、僕は他の依頼もあるのでこれで」

「こちらこそ、その猫も依頼なのでしょう。飼い主が心配しているから早く返しに行ってね」

「はい」


僕は、シャミーネさんの屋敷を出て今度は、迷子の子猫を依頼者に届けてあげる。

場所は、この近くみたいだ、きっとあの彫刻の山で遊んでいて出られなくなったところを僕が助けたってことか

子猫は、無事飼い主のところに届け、残りの依頼は薬草探しだけになった.


「街の外にあるんだったな」


僕は、街の出入り口の門を出て森に向かっていく。

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