19話
あの場から、離れて、やっと冒険者ギルドについた。
「ここが、冒険者ギルドか」
街の中心ともいえる場所に2階建てに大きく建てられ、目の前の出入り口の上に看板で『冒険者ギルド』と書かれている。
「さっ、入ろう」
「え、あ、はい」
期待を胸にしまって出入り口と呼べる扉を開ける。
「おー」
「人がたくさんいますね」
中に入ると、何人もの冒険者がいて、酒を飲んでいるもの、依頼看板と書かれた看板に紙がたくさん貼ってあり、その近くに仲間同士でどの依頼を受けるかと話しているところもあったり、入ってきた僕らをジロジロと見ている人もいた。ええ、僕も見ましたよ、この場にいる冒険者のステータスを、一部をのぞいて、平均レベル30ってくらいでした。
「あら、ここらでは見かけない子ね。ちょっと君」
そんな感じで、周りを見渡していると、後ろで声をかけられる。
「はい、なんでしょうか?」
声をかけた人の方に振り向いた。茶髪でメガネをかけた優しい感じのお姐さんがいた。
「あなた、ここに来たの初めてでしょ」
「はい、冒険者になりたくて、この街に来ました」
「そうなの、そちらの彼女も?」
メガネをかけたお姐さんは、アリスを見る。
「いえ、私は別に」
「なるんだったら、気をつけてくださいね、このギルドにいる男の人は皆、野獣みたいだから」
「は、はいわかりました。気をつけます」
「自己紹介がまだだったわね。私は、ケイネ、ここの受付嬢よ」
なんと、メガネをかけたお姐さんは、ここの受付嬢だったのか、ま、知ってたけど。僕ステータス見れるし、ちなみにケイネさんのステータスは、
ケイネ 23歳 女 レベル:45
天職:受付嬢・暗殺者
体力: 7600/7600
魔力: 1200/1200
攻撃力: 1230
防御力: 1100
俊敏性: 1580
【スキル】
瞬殺 気配遮断 忍び足 接客 火属性魔法 水属性魔法
【称号】
微笑みの暗殺者
どうやら、この人は、受付嬢であって、暗殺者らしい。レベルはレナードさんより低いが俊敏性では、同等といえるだろう。
それにスキルにあった瞬殺は鑑定スキルで見た結果、相手の急所を少しでも当てると死亡してしまうらしい。完全に反則スキルだと思う。称号にある微笑みの暗殺者は気になるけど、
「浅井拓也です」
「拓也君ね、冒険者登録ができる場所はこっちよ」
ケイネさんは、他の受付嬢達にアドバイスをしながら、歩いていく、きっと、ここの受付嬢の中でトップの位に位置しているんだろう。
「あの、私はどうしたら」
「アリスもついてきなよ、ケイネさんが言っていることが本当なら、ここの冒険者に襲われるよ」
「そ、それは嫌です」
アリスは、結局、拓也の服の袖をつかんでついていくことにした。
更新遅れてすいません。




