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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
1章
16/53

16話


異世界に来て2日目、ルメーア公爵家の客室に泊めてもらった僕は、朝早く起きた。

今日は、冒険者ギルドに冒険者登録をすることが目的だ。それと、この世界の時間は、地球と同じ24時間で、1日がたつことになっている。

僕は、客室の窓を開ける。まだ、日が昇っていないのか、周りは暗い。


「うーん、この世界の時間は地球と同じってわかっているんだけど、時計がないんだけど」


この世界は時間はあるのにそれが、わかる時計のようなものがないのだ。

どうしようか、考えていると、客室の扉が開いた。


「しつれいします。おや、起きていらっしゃいましたか」


入ってきたのは、メイド長のキアラさんだった。


「おはよう、キアラさん。どうしたの」

「おはようございます。領主様から、拓也様の身の周りの世話を仰せつかったのですが、することがありませんね」


キアラさんは客室を見渡すが客室はきれいに整理されていた。


「あー、ごめんねキアラさん」

「いえ、拓也様はしっかりとした方ですね」

「人の家に泊まるのだから、これくらいしてないと、失礼でしょ」

「そうですか、もうすぐしたら、領主様たちも起きてこられます。食事はすぐに用意させるので、ここで少しおまちください。」


失礼します、とキアラさんは、一礼をして客室から出ていった。

待つのいいけど、暇なんだよな

僕は、何かないか、アイテムボックスの中を見る。


「スマートフォン、異世界にきてこれが使えるかどうかわからないけど」


スマートフォンの電源をつける。画面が明るくなり、起動したようだ。充電もまだ残っている


「お、使えた。電子小説でも読もうかな」


スマートフォンの画面にふれる。


「あれ?」


瞬間、スマートフォンの電源が切れた。


「充電残っていたはずなんだけど」


もう一回電源をつける。うん、やっぱり残っている。画面にふれる、電源が切れた。


「・・・・・・」


電源つける → 画面にふれる → 電源がきれる。繰り返し。


「使えないじゃん、スマートフォンの故障?あんまり使っていなかったからか」


スマートフォンが使えないとアイテムボックスの中に戻す。


「そうだ、ノートに筆箱があった。これで、なにか遊べるものでも作ろうかな」


ノートと筆箱を取出し、筆箱にあった、はさみでノートの紙を小さく丸い形に切っていく、それを何個か作って、裏にペンで黒く塗っていき、簡単なリバーシを作った。


「拓也様、食事の準備ができました」

「わかりました」


ちょうど、作り終えたところだし、食事にするか

作ったリバーシをテーブルに置き、食堂にいく。


「あら、これは」


拓也がいった後キアラはテーブルに置いてある、拓也が作ったリバーシを不思議そうに見ていた。


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