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第36話:帝都って要塞みたいだよね。帝都冒険者ギルドに立つ!

帝都は要塞だよね。

王都から出て約1日を過ごし帝都に到着したカスミ達。


「間近に見ると…鉄壁の要塞だな。」


「私がいた時はこんなにおっきい壁はなかったです。」


「向こうが入り口でしょう。マスター行きましょう。」


鉄壁の壁で中身はまるでどうなっているかわからない帝都の出入口の門に着いた。

すると門にいた衛兵に止められた。


「アンタ等見ない顔だな。王都の連中か?」


「はい。王都の冒険者ギルドマスターに小包を帝都冒険者ギルドを依頼されました。これが依頼書です。」


依頼書をジ~と見てからカスミ達をジ~と見渡す。


「な、なにか問題でも?」


「アンタ等。ここだけの話だがこちらの冒険者ギルドは質が悪くてな…気よつけな。依頼書は本物だから通っていいぞ。さっきの言葉を忘れるな。」


何だか意味深な…何かあるのか?

ん~行って確かめるしかないかな。帝都の中に入ると王都と変わりない人の数だが…少し活気がないな。


少し歩くと貴族と見られる2人組の話が聞こえた。


「昨日から始まった奴隷品評会はいつまでだったかな?」

「明日の夜までですよ。最近少ない理由は量より質なのだとさ。」


奴隷品評会?やはり異世界では普通なのか…世知辛いな。買う気はないがどんな人達が…って依頼、依頼。


帝都の冒険者ギルドは王都と変わらないと言われたが…どこなんだ?


すると見るからに冒険者ぽいパーティがぞろぞろと入って行く建物があった。そこなのか?


入って見ると…酒場のような雰囲気だな。すると奥から呼ぶ声する。


「おい!そこにいる奴…ってカスミかぁ?」


聞き覚えのある声。王都の御意見番のゼフだ。


「あっ!ゼフさん。偶然だね。」


「ガハッハッハッ!カスミよぉ!昼間から酒場に来るなんて依頼でも失敗したかぁ?」


「今から依頼する所。ゼフさんは何でいるの?」


「美味い酒が入ったと帝都に住んでる知人の手紙が来てな。パーティ全員バラバラの休暇だぁ。お前…道に迷ったのか?」


「迷った。帝都冒険者ギルドってどこ?」


「なら酒代出せ。案内してやる。」


この酒飲みジジイめっ!仕方ない。案内してもらうか。渋々酒代を出したカスミ。


「これはゼフ様。偶然でございますね。」


「おうっ!丸いの。とそこのお嬢ちゃんもか?」


「どうもはじめましてです。サンタユリアです。」


「服装からシスターか。カスミのパーティはヘンテコだなぁ。」


コラ!真っ赤な鼻のひげオヤジ!ヘンテコとはなんだ!ヘンテコとは!バラエティー豊かなパーティなの。便利なパーティだからね。


「この向かいの建物が冒険者ギルドだぁ。」


「なっ!酒代払う前に教えても良かったよね!」


「あんな前にあるのに気付かないのがどうかしてる。今後の勉強代だぁ。ガハッハッハッ!」


くそ~!またしてもゼフさんめっ!覚えてろ~!


ゼフがズカズカと帝都冒険者ギルドに入って行きカスミ達も後に続いて入った。


ギルド内は王都より冒険者の数が多い。


「あれって王都の雷豪の戦人か?」

「マジかよ!S級ランクの!?」


帝都の冒険者がざわざわと話し出す。ゼフさん人気者!


するとゼフと同じ身長で体格もそっくりな冒険者が話しかけてきた。


「ここに何しに来た。ゼフ=ガンドロフ。」


「相変わらず仏頂面だなぁ。ガンマ=ガル。あいにく用事があるのは俺じゃねぇ。後ろにいるカスミ達だぁ。」


「どうも。ヨシノカスミです。」


「随分とマヌケそうな奴だな。」


マヌケだと!ワイルドなオッサンがムカつく~!ゼフさんやっちゃって!


「言っとくがお前じゃカスミに勝てやしない。S級の海の王者を倒したのはカスミだからなぁ!」


「なっ!何だと!?海の王者を!?」


ゼフさん違う!周りからざわざわとチラチラがするからやめて!

恥ずかしいから!


「他の奴等も他言無用だぁ!喋ったらお互いのギルマスに処罰があるからなぁ!」


ゼフが周りの冒険者に噂に釘を刺す。


「にわかに信じられんが…そこの丸い奴から圧倒される威圧感を感じる。」


「あれこそ破壊戦艦の素材で造った防具だぁ。」


周りの冒険者がポールに注目して見る。よし!いいよゼフさん。僕から視線がポールに流れた。


「まだ信じられんかぁ?ガンマよ、カスミと握手して力を見てみろ。」


ゼフさん!褒めたらすぐにこれだよ!僕はやりたくない。


「プッハッハッ!こんな少年と握手だぁ?潰れるのが目に見えるわ。」


何だとー!予定変更だ!


カスミがガンマ=ガルに手を差し出す。


「怖くないから握手してよ。」


「貴様!捻り潰す!」


ガンマ=ガルはカスミの手を取り握り始めた。


最初、終始仏頂面の顔でミチミチと握る顔が…ゆでダコの様に真っ赤な顔になる。


「あれ?もう終わり?次は僕が握り返すね。」


するとカスミは少しづつメキメキと音をたてながら握り返す。


「うっ!がぁ~!ま、参った!」


ガンマ=ガルが両膝を下に付けて降参した。


ふっ、参ったか。…あれ?周りが静かに…


「あ、「青い巨人」のガルさんが負けた!?」

「嘘だろ!モンスターを平然と握り潰すんだぞ!?」


青い巨人!?何かそれっぽい二つ名が出てきたよ!名前もビミョーに青い○クに乗ってた方ですか?


「…どうやらザコとは違うようだなザコとは…。」


言っちゃったよ!そのセリフ!ますます注目度アップだよ!自己責任だけど…もう勘弁して~!


帝都冒険者ギルドで気持ちが落ち込むカスミであった。






次回:依頼完了。帝都を観光します。ついでに奴隷品評会にも。

予告:いいよいいよ!はい!神でぇーす。他の場所でもカスミちゃんのパワーは怪物的だね(笑)

次回もよろしくね。

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