第28話:新たなる称号…やめろ!もういらないから!無事に依頼完了しました。
1up、2up、3up!カスミレベルアップ!
キングクジラとの戦いに見事勝利したカスミ。その報酬が鳴り響く。(カスミのみ)
「タタタッタッタ タ タターン!レベル上がりました。」
…何回聴けばいいんだよ!そりゃレベル20の僕がね、レベル300近い奴を倒したんだから連続して上がりのはいいよ。
もう省略して言ってくれない?1回1回鳴らされると耳がおかしくなりそうだよ!おっ!ようやく終わったか。
「タタタ タッタッターン!スキル【鉄鋼手腕】を覚えました。」
今度はスキルかよ!そっちのBGMも間違いだから!
勘弁してよ~。ステータスが恐ろしいよ!
「タタタ タッタッターン!スキル【魔力封殺】を覚えました。」
「タタタ タッタッターン!スキル【水陣増減】を覚えました。」
「タタタ タッタッターン!スキル【熱源緩和】を覚えました。」
「タタタ タッタッターン!スキル【海中無吸】を覚えました。」
「タタタ タッタッターン!スキル【影静】を覚えました。」
「タタタ タッタッターン!スキル【毒消呪滅】を覚えました。」
「タタタ タッタッターン!スキル【邪眼反転】を覚えました。」
なっ!一気に8つも覚えちゃったよ!ますます怪物化になってきたよ…。もう諦めようかな…人族。
「ジョブスキル:カスミ流百裂拳を覚えました。」
「ジョブスキル:大連脚を覚えました。」
「ジョブスキル:静流空舞を覚えました。」
「ジョブスキル:福掌氣功を覚えました。」
「ジョブスキル:鞭脚蹴撃を覚えました。」
ジョブスキルも幾つか覚えましたか~。カスミ神拳が無敵になるよ~。んっ?
「ジョブスキルの「霞変化」が「霞分身」にランクアップしました。」
なっ!ジョブスキルがランクアップ!?って事はまさか今覚えてる技がランクアップする可能性があると!?
ヤバい!とてもヤバい!僕は立派な無敵怪物な救世主になるのか?はたまた伝説的な化け物なのか?
アー、精神が崩壊してきたよ。今なら空に飛べるかも。アハハ、アハハ、ハァ……んっな訳あるかぁぁぁああああ!!!
カスミが立ち直るまで20分―――――――――
ようやく自我を取り戻したカスミはスキル、ジョブスキルを確認する。
魔力封殺:魔力を持つ全ての相手の魔法を一時的に封殺する。ただし、自分の魔力も封殺される。約10分。
「元々魔力ないから!」
水陣増減:炎、水属性の相手に対してダメージ量が減り、土、雷属性の相手からはダメージ量が増える。
「これは微妙だな。」
熱源緩和:あらゆる熱がある環境や場所を緩和して防ぐ。
「割と便利かな。」
海中無吸:首もとに呼吸器官が備わり海中の移動が可能。海水の水圧も受けず地上と同じ動きも可能。
「まさかの海中でも死角なし!?」
影静:影の様に忍び寄り、歩いても音が静音。
「僕は忍者になる!って…無理だから!」
毒消呪滅:自分の身体には一切の毒、呪いが無効になる。
「便利なスキルだな!」
邪眼反転:相手が眼に対する魔の邪眼を放つと自動的に相手に反射され確実に当たる。
「邪眼!?やっぱりあるの?」
鉄鋼手腕:少しの間、手や腕が鉄鋼の様に硬くなる。さらに攻撃、防御も+補正される。
「本当にビックリだよ!」
いろいろ驚きのスキルだよ!僕に神様になれと?
お断りだね!あんなチャラ神様になるなんて余も末だよ!ふぅ!次はジョブスキルだね。
カスミ流百裂拳:両拳を瞬く間に連撃させて相手を破壊する。さらに闘気を纏い放つと相手を消滅させる。カスミ神拳の必殺拳。
「ちょ、ちょ、ちょい待ち!かなり恐ろしいって!」
大連脚:相手を足払いし体勢を崩した相手を素早く踵を振り落とす。
「あれ?まともに感じる。」
静流空舞:静な水流が空に舞うように相手の攻撃、魔法を避ける回避技。
「壮大だな!」
福掌氣功:カスミ神拳唯一の回復技。あらゆる怪我、病を治療する。死者には不可。
「ついに回復技を!これは素直に嬉しい!よし!」
鞭脚蹴撃:脚を鞭の様にしならせて急所を狙う。ランクアップすると遠距離からの攻撃も可能。
「これもランクアップ系かよ!脚伸びるの!?」
霞分身:それぞれの分身体が相手を攻撃する。一度でも攻撃を受けると消える。陽動、囮も可能。
「流石ランクアップ!便利だよ。」
もはや化け物の子や怪物人間なんて二つ名が…ヌアァァ!忘れてたよ!まさか称号もか!?
「新たなる称号:アクアキラーを獲得しました。」
「よし!それだけなら…」
「新たなる称号:闘気の心得を獲得しました。」
「カスミ神拳のオーラね。大丈夫そう…」
「ギルド期待のたまごがランクアップされ、新たなる称号:不可能を可能にする者になりました。」
「はい?称号が…ランクアップだと!?オーマイゴット!なんで称号がランクアップしてるんだよ!スキルだけでお腹一杯なんだよ!この依頼は本来無理難題なのか!?もうやめてーー!!!」
端から見守っていたポールやゼフ達――――――
「カスミの奴ぁ、向こうで何を叫んでるんだ?」
ゼフや鉄筋野郎達も首を傾げる。
カスミは皆から距離を取ってステータスを確認していた。
「マスターにしか分からない事があるのでしょう。終わるまで優しく見守ってあげましょう。」
ちなみにカスミが皆の方に戻ったのは二時間くらい過ぎたそうな。
こうしてカスミの依頼は無事に王都に着いて完了したのであった。
次回:噂が飛び交いました。ポールの装備を依頼します。
予告:は~い。神でぇーす。カスミちゃんもようやく怪物としての立場が現れたね!私は感動した(笑)
次回もよろしくね。




