表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/62

第15話:あなたは間違っている!少しイライラしました。

怒っちゃやーよ。カスミ。

冒険者ギルドの2階…。

そこは1つしか部屋がないがそこに住み着く住人がいた。


【ギルドマスター:アムロス】


部屋の扉に掛けられたプレートに記されている。

サブギルドマスターのショパンがノックする。


「ギルドマスター!ギルマス!少し話が…」


「後にしやがれ!私は忙しいんだよ!明日の内にまとめる資料があるんだ。」


「例の期待の新人の事で…トラブルです。」


「…何があった?王国関係か?」


「はい。面倒な事に王国騎士団長に城に引っ張られました。早めに回収するのが得策かと。」


扉の隙間から1枚の紙がショパンの靴に当たる。


「ショパン。お前が回収しろ。力のある新人は王国にも帝国にもバレたくない。あの計画(・・・・)には不可欠だ。」


「ギルマス…やはり進めるのですね。あれを。」


「ああ、場所も秘密裏に確保した。まだ先の話だがな。ショパン…我等は立ち上がらなければならない。」


「はい、未来の笑顔の為に!…それでは失礼します。」


この会話は世界を震撼させ、異世界歴史に刻む巨大プロジェクトになるとはカスミも世界も未だに気づかない話である…






お城にて――――――――――――


一方、カスミは城に入りとある部屋に案内され、待たされていた。


ってコラ!何で待たなきゃいけないの!普通そちらが待つのがセオリーだろうが!この城はコーヒー1杯もでないのか!えっ?コーヒーがあるのかだって?あるといいねぇ!まったく。


ようやく扉が開き、衛兵二人とゼフさんに劣らない身長、首から下は煌めくフルプレートを装備し、細目の男が現れた。ズカズカとテーブルを割った反対のイスに座る。


「貴様が「真実石」に反応しなかった小僧か。見るからにパッとしないヤツだな。」


なっ!貴様!?小僧!?遅れてきたクセに悪口を言うのか!腹立つ~!コイツ名前なんだよ!鑑定。


名前:パンケルマス=シロップ(王国騎士団長)

種族:人族

レベル:144

職業:重騎士

体調:良好

体型:筋肉質

所持金:156970

アイテム容量(40/1000)

〈ステータス〉

攻撃力:5400

防御力:5000

魔力:3000

魔攻力:2560

魔防力:3200

回避力:4080

幸運度:3970

〈称号〉

王国騎士団長

元冒険者(A級)

第1王子剣術指南役

傲慢な短気者

凶人(多種族殺し)

狂嵐のバーサーカー

甘党

野心家


おいおい!甘ったるい名前だな。むねやけしちゃいそう。

ステータスが高いのは元A級冒険者でしたか。って随分と凶悪な称号ばかりだな。鎖で繋いどけよ!危ないよこの人。腹立つのは元からっぽいな。名前通り甘党だし。最早面倒しかないぞ?あぁ~鬱陶しい!


「それはどうも、王国騎士団長様。」


「ほう、小僧にしては冷静だな。俺はパンケルマス=シロップだ。貴様の名は?」


「ヨシノ カスミです。初心者の冒険者です。」


「冒険者か。そんなゴミ溜めで働くより王国で働く気はないか?俺が推薦してやるぞ。」


「冗談として受け取っておきます。」


「ふん!可愛いげがないヤツだな!」


悪態を撒き散らしながら話す。チッ、ますます鬱陶しいな。

それに権力からモノを言いやがる。本当にイライラしてきたよ。

カスミ神拳放つぞコラ!

はっ!何か少し黒くなる自分がいる!うわぁ、ムカついてきた!

チクショウ、早く帰りたい。


すると後ろにいた衛兵から門で見た水晶が現れた。


「一度確認する。真実石に触れろ。」


目の前のテーブルに置き仕事モードに入るパンケ…なんだっけ?もう面倒くさい!今日からお前はパンケーキだ。

間違ってるって?気にしない!朝食で出てきたら迷わず噛みついてやるからな!


真実石を触れる瞬間!扉からノックする音が聞こえてきた。

そこに現れたのはショパンであった。


「なっ!貴様はショパン!何しに来た!」


「これはシロップ。私の友人が城に拉致監禁されていると聞いたものだから確かめに来たよ。やぁカスミ。無事で何よりだ。」


待ってたよ!怪盗ショパン!僕にとってはチャラ神よりランク上だよ。まさに神の助け。


「拉致監禁だと!俺は仕事として確認しているだけだ。消えろ。」


「そうはいかないなよ。こちらもギルドマスターから依頼されて来たのだからね。」


おもむろに僕の隣に座りパンケーキに依頼書をわざとテーブルに置いている真実石の上に乗せ、「物があったか」と言う素振りで依頼書を手にとるや否やもう1つの手で真実石をすり替えた。って同じ真実石?何故に?


イライラしたのか乱暴に依頼書を奪う。


「何!迷子の依頼だぁ?フハハハハ!ギルドマスターはおかしくなったのか?」


「…迷子を見つけたから依頼は完了だよ。」


ポンッとカスミの肩に手を置く。って迷子って僕!?


「何!待て!まだ確認が」


「確認ってその真実石?彼が触って確かめただろ。」


パンケーキはテーブルに置いた真実石を見た。青く光っている。

「なっ!確かに。」


「それでは行くよ。カスミ君。」


悠然と、何も無かったかの様にその場を後にした。

城を出てからようやくショパンが話しかけて来た。


「カスミ君。城にはあまり近寄らないでくれたまえ。君はギルドの逸材だからね。」


「はぁ、あのさっき何ですり替えたんですか?」


「それはギルドマスターから聞いてくれ。これからカスミ君を会わせるって約束しちゃったんだよ。」


今日はついてないな~。オカマにマーキングされ、パンケーキに捕まって、次はギルドマスターに会う?はぁ~。


少しイライラしながら冒険者ギルドに向かうカスミであった。




次回:ギルドマスターは…。カスミはもじもじします。

予告:いつでもオッケー!神でぇーす。カスミちゃんはプンプンと怒り過ぎてマジウケる~(笑)

次回もよろしくね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ