11.帰郷 2
投稿に長い間かけて申し訳ありません。
このまま一気に最終話まで行きます!
よろしくお願いします!!
俺は前回同様に使用人らに土産を渡した。
こっち(王族)の金銭には手を付けていないから、宰相も何も言わない。予算に迷惑かけないからな。
「俺、あっちの世界の方がいいな。こっちはしがらみが多くて……」
「まぁ、そういうな若輩者。あっちの世界でも地位が高ければ、しがらみが多くなる。これが真理だ。テレビとか見なかったのか?」
「親父……前から思ってたんだけど……あっちの世界に詳しくないか?」
「やっと聞く気になったか。あれは私が若かりし頃、1人称が‘俺’だった頃。私もあっちの世界に行ったことがある。なんか時間の流れが違うようだな。大将と女将は息災か?」
「あぁ。賄いが旨い」
「やはり、相変わらずだな。以前にお前にエロ本頼んだだろ?エロ本で時代の変遷が分かるってもんだ」
他の手はなかったのかよ……。
「さすがお父様、陛下ですわ。深くお考えなんですね」
……妹よ、感銘を受けるところではない。本当に深く考えているんだろうか?何もエロ本じゃなくても……。普通のファッション誌でいいじゃねーか?
「そうそう、向こうの世界の化粧品は発色がいいし、化粧水?でもすごいいいわね」
プチプラということは黙っておこう。
「おい、王妃への土産はもちろんデパートで買っているんだろうな?」
親父は向こうの世界に詳しすぎるだろう?
「それはそうでしょう?なにせ‘王妃’ですからね」
はぁ、よかった。おふくろだけ違うコンビニの商品にしてて。




