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土魔法の令嬢  作者: 雪風花


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お兄さま旅立ち

お兄さまは、朝食を食べてから、王都への出発の準備をした。

やはり、大きなミスリルの岩をもっているのに、怪傑ゾロ目は、かなり目を付けられて危ない。

シンドバッドも王都のギルドを騒がせているので、ギルド近くの店に行くのは、危険かな?

今回は、お父様のお使いと言うことで、昨日の晩、メリーと一緒に星の王子様風衣装をつくった。

金髪に青いマント、お兄さまにぴったりの衣装でしょう。

お兄さまがその服を着たら、メルヘンチックな感じになって、お母様まで、可愛い、といいだした。

可愛いは正義である。立派にお勤めを果たしてきてください。

お父様はお兄さまを書斎に呼び、これは最高級の魔石だ。  10年前のことで私は王家に問いただしたが、まだ王家からの答えは出ていない。  この間、変種の協力魔獣を続けて狩って、3個ほど、最高級の魔石がでた。 これは、王家に献上するのには、惜しい。  今までこんな気持ちになったのは、初めてだ。

これを、カルロス大尉のところに行った際、皆にあげてくれ。

今回のことで、幸いローリーの家は残ったが、没落して大変な目にあっているらしい。

彼はもう勘当されているが、この魔石をローリーの家にあげてくれ。  

これは、私からだ。この地にくるまえに、かならず、寄って、この魔石を家族に渡すように、とローリーに伝えてくれ、父は息子にたのんだ。

これは、私から見ても大変価値のある、魔石だ。 と3個の魔石を息子に託した。

星の王子様は、シールドにしっかり魔石とミスリルの鉱石と木箱に魔リンゴ、アンナが作った食料3日分をいれ、青いマントを翻し、颯爽と旅立った。  


私たち家族は兄の無事を祈り、空を見上げた。

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