お兄様。お父様のお使いで、王都へ、そして南へ
ガーデンお披露目の次の日の午後私たちは初めて、家族で魔の森の近くに馬車を止めた。
お兄さまとお父様は森を見回りに言ったが、お母様は私について私と馬車の護衛をしてくださった。
美しく強いお母様、私の土魔法を見てください。
私は女神様と風神様、土神さまに祈りをささげ、初めて魔の森近くの砂地で呪文を唱えた。
まず、ここで焼け死んでいったであろう魔石の持ち主の霊を弔うため砂を使い魔石を呼び出した。
魔石は無数にとめどなく出た。 土魔石もたくさんでた。たくさんの土の中にいる魔獣も、森の中で焼け死んだのだろう。 私はお母様に魔石を集めてもらい、土魔石は土に返そうと、その地に撒き、土魔法を展開した。 砂が散り、たくさんの土が出た。 その地面の上に小さな祠を作り、そこに今集めた魔石を全部いれた。 この魔石達には、これから作る森を見守ってもらおう。
もう一度もう一度と繰り返し私は呪文を唱え、土魔石は土に返し、森を再現するため、たくさんの土を作った。 母は目の前の展開に目を細め私をやさしく抱いてくれた。
私が王都の教会で、自分が土魔法だと馬鹿にされて泣いた時と同じ優しさで私を包んでくれた。
お母様、私、少しは成長したかしら? 母様と砂から出た魔石をすべて祠に入れた時、父と兄は魔の森から戻ってきた。 魔の森の瘴気の濃度は完全に止まっており、魔獣の姿もあまり見かけなかった。
と父と兄はいった。 きっと父様と兄様の膨大な魔力に恐れをなし、どこかで見ているのだろうと、兄様が言った。 魔リンゴが、ポケットに3つあった。 兄と父は私が砂から膨大な魔石を出したことに驚き、焼け死んでいった魔獣に哀悼の意をしめした。 兄は得意の風魔法ですぐ魔石を集めてくれた。
魔石の中には緑のオークが差し出してくれた濃いエメラルド色の魔石はなかったけど、乳白色の中に僅かに緑の残った、魔石が多だあった。 たぶん逃げ遅れた草食獣の物だろう。
私はその魔石をもう一つ、祠を作り、治めた。
この辺、一旦土にもどし、もどしたあと、この魔石を緑の森に返そう。
私は魔石に祈った。 今日は昼食をここで皆で食べるよう、アンナがたくさんの昼食を用意してくれた。 兄はもう、庭仕事をアニーさんと、マチスさん一家にまかせ、昼は昨日パーティに参加できなかった人達に昼食と飲み物を配ったので、飲み物は兄のシールドの中にたくさん残ったので、私と兄様はぶどうジュース、父様と母様は父様が出した美味しい聖水? を水代わりに飲んでいた。
2人ともこんな時まで仲が良いんだよね。 私はもっと魔石と土を出したかったけど、今日はこの辺で戻ろうと父様が言ったので、皆で馬車に乗って館に戻った。
父様は、兄様に重大なお願いがあるみたい。 お願いって、たぶんあのことだ、私は自分のことのようにワクワクした。
お願いと言うのは多分あのことだ。 と思った私の思惑はあたり、明日兄は王都に巨大なミスリルの岩石をもって、父の友人であり、恩人の武器屋を訪問する。
食後の打ち合わせで、話題がでたが、父の恩人なら、大きなミスリル岩石3個皆持ってほしいといってた。 だって、ミスリルの石、価値が高いかどうかよくしらないけど、大小の石、一部屋一杯まだまだあるもの。 せめて大きくて邪魔な物、持って行ってもらいたい。と言って父と兄に笑われた。
そこから南の子爵領を訪ね、カルロス大尉の家に魔リンゴを持って行ってもらいたいとのこと、
まあ兄さまなら、風魔法であっという間にいけるんでしょうけどね。
と言うことで、今回は魔リンゴは食べられなかったけど、ラルロスさんのお孫さんとお父様の友人の皆さんに食べてもらうのだから、文句はない。
明日お兄様はお父様の使命をおび、王都の大空に、ミスリルの岩石を携えて、飛ぶのである。
がんばってねぇ。 シンドバッド様。
やはり解決ソロ目のほうが、インパクトがあって、ミッシェルちゃんはよろこぶのかな? ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ




