石屋、3兄弟
狭い薄暗い部屋の中、マチスの息子、一番末のビリーは、何ものってない、机をみて、ため息をついた。
また、ハロルド兄ちゃんが、先に食べちゃったのか?
棚に何か、食べるものを探したが、何もみつからなかった。
父の住む子爵領を出て、公爵領に兄弟で来て、5年ほどになる。
最初はここで頑張って父を迎えるといきごんで出来たが、父を迎えるどころか、今では故郷の子爵領に戻りたいと思っている. 確かに子爵領は何もないところだ、でもあそこには、貧乏子爵領出とバカにするやつは誰もいない。 最近、貴族様が監督に入ってからは、さらに差別がひどくなり、仕事に身がはいらない。 新しい石の開発に参加したくてもかなわず、相変わらずの、下働きばかりだ。
すぐ上のハロルドは体格が良く、力仕事が主だか、毎日くたくたになるまで、働いている。
腹が減るのは無理はないが、、、そんなことを考えていると、ハロルド兄が戻ってきた。
手には2つパンを持っている。 兄ちゃん、おれ、お父さんのところに帰りたい。と呟いた。
兄は、テーブルの上にパンをおいて、でもなぁ。 あの街はもう半分死んでると皆言ってるしな。
父と4人で暮らしている時は、辺境様のところの仕事があったので、そこそこ暮らせたが、それも今はないので仕事がまるでない。
もう一年ほど、会ってない父のことも気になるので、お前が子爵領に行って、様子を見に行ってほしいけど、なにぶんにも金がないからな。 何で、3人で、一人分の給料なんだよ?
兄貴は魔法をもっているけど、俺たちはただのおまけなのかな? 父から石屋の仕事はきっちり、ならっているのに、、、兄は悔しそうに、唇をかんだ。
上の兄ちゃんに、お前のこと、話してみるけど、きょうもあんちゃんは、帰らないな。
遠くの領まで、何往復もさせられて、帰れない日もあるからなぁ。 ハロルドも小さなため息をついた。 次の日の朝、長男のミゲルが帰ってきたが、やはり、子爵領にビリーが帰るのは無理だと結論づけた。
その頃、レイナの家の朝食は、賑やかだった。 皆希望にあるれていた。
レイナの土魔法の話が、主だったが、最終的に、レイナが、お父様とお母様の土魔石が、すごかった、
で締めくくられた。
恒例である今日の予定では、父、母、兄は魔の森の偵察、森付近の魔獣討伐。
兄も自分の風魔法の効力が強くなったので、張り切っている。
私は、午前中は前庭の魔石を使った、土だし。 午後は裏庭を広げる予定を出した。
魔の森のことも気になり、私も一緒に行きたかったが、今の私の魔力では、皆の足手まといになると思い、断念した。




