魔の森の話と、新しいドレス作り
お昼を家族で一緒に食べた。
皆私の旺盛な食欲に驚いていて、お母様はニコニコしながら、私を見ながら食事してた。
今日のお昼は今朝狩った魔獣の肉、固くてお世辞にも、美味しいとは言えないけど、みんなで食べると美味しい。 スープは草のようなものが、浮いていた。パンは相変わらずの固いパン。
それをスープにつけて、食べているとイケメンの兄がお肉をナイフで小さく切り分けて、私のお皿に戻してくれた。 イケメンで気が利いていて、きっと女の子にもてるタイプだなぁと見とれながら、昼食を食べると、お世辞にも美味しいとは言えない食事が美味しく感じられた。
食後、家族は皆、魔の森に見守りに出かける。 最近、魔の森にも緑がだんだん薄くなってしまい、獣がいなくなり、瘴気をもった魔獣が増え、火魔法を持つ母の出番が多くなっているらしい。
瘴気を持った魔獣は食べることが出来ないし、魔石は取れるが、村の屈強な男達と作った討伐隊も、瘴気のある魔獣との戦いは、だんだん大変になってきている。
兄の風魔法でフル活躍でも、村人達では、一日、4,5頭ほどしか倒せない。
ここで母の火魔法と父の氷剣で魔獣を倒しても、一向に減らない。
ここの住民のお腹を満たすことが、徐々に難しくなってきている。 食事中少し出た、兄の話は深刻だった。 私にも何か手伝えることばあれば、、、、と本気で思った。
お父様、今度私を教会の魔法判定に連れて行ってください。と父に頼んだ。
お父様は食事の手を止めて、少し考えてから、私に優しく言った。
もう少し、私の体に力が戻ったら、今度、王都に採れた魔石を収めに行って、魔石に応じて、報奨金が出るので、その時教会に連れて行ってくれると約束してくれた。
私の家族は昼食後、魔の森に向かった。
兄は出かけに、お土産楽しみにしてろよ。と言ってウィンクしてくれた。
我が兄、好き。
家族が出かけた後、私はメリーと再び、クローゼットを開け、15枚ほどある寝間着で、まず私とマリーの普段に着る服を作ることにした。
私には、上の部分が白で、下のスカート部分が水色のシンプルな服が一枚、あと、白いワンピースが一枚。 メリーには青色のワンピースが一枚。 寝間着を5枚ほどき、残った布でポシェットを2つ作ることにした。 メリーはポシェットの絵を見て驚いていたが、便利そうだし、可愛いですねと、ほめてくれた。 私のドレスも解いて、レースをつけたかったんだけど、ドレスを解くのはお母様と相談しないといけないので、続きはまた明日ということになった。 メリーと楽しい時間はあっという間に過ぎていった。




