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土令嬢、庭の砂を奴隷のように、こき使う。砂も逃げ出さないかな。 まだ逃がさないわよ。

メリーに手を取られ、私は自分の部屋に戻った。

メリーにお湯を沸かしてもらい、風呂に入る。ああ、やっちまったな、私、、、

白い玉砂利、黒い石、大きな岩、庭のあちこち、ぼこぼこ出しちゃった。

どうするの? あの石の山。  もう少し岩をだして、砂に大きな岩を置き、庭を枯山水風にするとか、

白い玉砂利を敷き詰めて、神社の庭みたいにするとか。  そんなことしか思いつかない。はぁ。

まあ、石も岩も土のお仲間みたいなものだから、そのうち我が領土のお役に立ってもらえるとおもうのだけど、、、とりあえず、訓練のじゃまだから、兄様にお願いして、門の外に出しといてもらおう。

肝心な土はまだあまりでてこないけど、我が家の庭に埋まる、魔石と宝石は取りつくしたみたい。

この広大な我が領の砂にはお宝がたくさん眠っていると思うと、砂の領土が愛しく思える。

私は風呂につかりながら、良いことを思いついてしまった。  明日、さっそくやってみよう。

もうすこししたら、庭の入り口のところで、皆を待とう。  兄様、風魔法、いつも以上に冴えたかな?


屋敷の近くに着いたとき、3人はひどく驚いた。   砂が石が小山のように積み上げられていた。

父は可笑しさに口元を歪め、母は、この地で初めて見る斬新な光景だと、高らかに兄は明らかに顔をしかめていた。    私は皆の反応をすこしみてから、皆に駆け寄った。

これはこれは、、、と父、 あら、面白いと母、 兄はなぜだか、無言だった。

兄は気を取り直したように、私に言った。  今日は美味しい肉が食えるぞ、レイナのために頑張ったよ。  砂嵐もふかず、体も軽く、楽勝だった。           皆でおしゃべりしながら、館に入った。    

食事の時、大きな石山をどうするか?  皆でいろいろ話会ったが、なかなか結論がでなかった。

とりあえず、お兄様が大きく広範囲で使えるシールドにいれて、門の外に移動させてくれるといった。

私はこの石を使って、何とか、家や道路を作れないかなと思った。

ただ残念なことに我が領には錬金術師もいなければ、作業できる人もいない。

とりあえず、私はこの石でなにができるか、考えてみる。  石が砂の中にまた埋もれないか? できれば、シールドかけてほしい。 風神さんにもらった、その能力で、、、、

特に白い石はきれいだから、何かに使いたいんだよね。  黒と白の石をまぜて、大理石にでもならないかしら、、、ん。   お兄様、ごめんなさい。裏にも石の山が一山あるんですけど、、、

その時の兄のリアクションは面白かった。  お兄様。ほんとうにごめんなさいね。

デザートの後、お茶を飲んで、私の輝かしい報告をした、土を少し、砂から、引っ張り上げた。

私は箱に入った僅かにでた、土を誇らしく皆に見せた。   家族の皆は手を叩いて喜んだ。

母は少し涙を流した。  お母様、私、もっと頑張るからね。

今回砂から取り出した色のついた石も表の庭から、10個、裏庭から、50個位出したけど、お兄様の鑑定によると、魔石が完全に宝石にかわっているものも、20個ほど、あった。

もう我が家の庭からは、魔石、宝石はでないのかな?  

土魔石を除く魔石、宝石はすべてお兄様に任せるから、私は土を出すことだけに専念するね。 その前に、、、ウフフ、フ。  もうなんだか眠くなっちゃたから、、今日は先に部屋に帰るね。

私はキッチンにいた、メリーと一緒に自分の部屋にもどった。

お嬢様、今日はすごかったですね。 私、あんなたくさんの石の山、いきなり出てきたので、びっくりしましたと、優しく私の髪を手入れしてくれた。  その時、リビングにいた父も母も兄も、たくさんの魔石を見ていた。 父はポツリと(あの子は、一人で戦いもせず、私達が一か月で集める魔石の半分を、2日間で我が家の庭で出してしまった。)  母と兄はこの奇跡のような魔石達を、あきずに見ていた。


我こそ、砂の女王、さあ、私の愛しの砂たちよ。 今日も、働いてもらうわよ。 

私は兄がきれいに片づけて行ってくれた庭の砂に叫んだ。  その前に女神様と風神様にお祈りをささげ、 そのあと、大きく手をあげた。 砂よ巻き上がれ、砂の中の砂金を私の目の前に差し出せ。

キラキラ眩しい砂が、私の目の前に現れた。 マークはあわてて、籠に砂金をすくって入れた。

何度か同じ呪文を唱えると、砂金は、みるみる籠にいっぱいになった。

近くで見ていたメリーはキラキラ舞う砂金に大喜び、ゴールドラッシュよね。

なんなら、砂金じゃなくても、良いのかな?  大き目の粒、金の塊でもいいのよね。

この庭の砂よ、よく聞け、金の大き目の粒、なんなら、金の塊でも良い。 私とメリーとマークの頭上を避け、この私に差し出してくれ。。。ヘンテコな呪文を唱えた。

砂は動かなかった。は。もっとまじめに働け、、、砂は再び舞い上がったが、そのあと、何の変化もなかった。 やはり、この館の周りには、金の鉱脈はなかったのかな?   

と、あきらめた途端、金の粒てと大きな金の塊が目の前に現れた。  金は日に浴びて、キンキラ金に輝いていた。  それから何度も金の取り出しの呪文をとなえたが、すこし金の石ころがでるだけで、

やがて、金は出なくなった。 まって、金があるなら、銀もある。 今度は呪文を少し変えて、砂から銀を呼び出してみた。 砂よ。動け、働け、、もっとがんばれ、、、、、

やがて、砂が収まると、ギラギラした粉がたくさん降りてきた。 今度はマリーが慌てて、水の瓶の入った籠に銀の粉をかき集めいれた。  籠はすぐに一杯になった。

面倒、面倒、銀の粒と銀の塊を我に差し出せ~~~。  砂よ動け、、、もっと働け~~~

砂は動かなかったが、私が、大きな声を張り上げると、再び動き、銀の小石と銀の岩のような塊を2つほどだしてきた。   そうそう、それでいいの。 そうだ、砂漠と言えば、砂鉄よ。

鉄もでるかもしれない。  もう籠がないので、鉄の塊をだそうと、私が号令をかけると、

どこかで、お嬢様もう勘弁してくださいと言う声が聞こえた。  働かせすぎですか?  砂よまだまだよ~~。 もう少し頑張れ。 こうして、私は大きな、鉄のかたまりを何個か出すのであった。

明日は砂鉄をもう少し出そうと思う、ありがとね。これからも、よろしくね。

こうして、私はキンキラとギンギラのテツ鉄の庭を後にするのであった。

マーク金のきれいな小石、少し拾ってよいよ。 お姉さんの分も、、その石でたくさん美味しいものが買えるよ。












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