表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
土魔法の令嬢  作者: 雪風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
21/148

砂を操る令嬢、ハムナプ(ムゥ)トラ作戦

目覚めた時、私はベットの中だった。  メリーとマークが心配そうに私の顔を見ていた。

お嬢様、大丈夫ですか?私は2人に心配かけまいと無理に笑った。   正直、体中、ピリピリして電気に感電したみたいに痛い。   女神様に怒られちゃったのかな? むむ、ムム、魔力が体中、駆け巡っている。   お嬢様、冷たいお水をお持ちしましょうか?メリーの問いかけにも、うつろな目を向けるだけ、、、私どうしちゃったんだろう? もうすぐ、家族の皆さんが戻られます。しっかりしてください。マークが泣きそうな声で私に言った。   メリーは心配そうに私の側にいてくれた。 


マークは玄関近くで、私の家族が昼食をとるのに戻ってくるのを待った。  しばらくすると私の家族が、私の部屋に来た。   練習中、倒れたんだって? 兄が私に聞いてきた。    はい、お兄様、

母は私の手をとり、驚いたように、私に言った。   魔力が手から溢れでているわ、私の消耗した魔力が戻ってきている。   父も驚いて反対側の手をとった。  「ああ、これは良い、戦いでの疲れが飛んでいく」お兄様まで、お母様、今度は僕に手を握らせてください、と言いだした。

はぁ、そんな、人を充電器みたいに、、、皆にかわるがわる、手を握られてるうちに、私のビリビリは次第に収まっていった。    メリーは私の顔色が普通に戻ると、昼食の支度に部屋を出て行った。

そういえば、お腹空いたな、今日のお昼は朝と同じ豪華な食事なのかな? お母様に聞いてみた。  「大丈夫? 一緒に昼食がとれるの? お部屋に持ってこようか?」母がそう言うと、父も頷いた。 

今日は部屋で静かにしていなさい。


私はメリーが持って来てくれた昼食を一人で部屋で食べた。やはりみんなと食べないと美味しさが半減するわね。   私はメリーに心配かけてごめんね、と謝った。   メリーとマークを砂だらけの裏庭に長い間、立たせちゃってごめんね。   お詫びにマークに私の緑色の部屋着を解いて、ズボンをつくってあげてね。  残りの布はメリーが好きに使って良いからとメリーに言った。   午後は私は静かにしてるから、メリーの仕事が終わったら、またこの部屋に来て、洋裁やって好きな物を作ってね。   私がメリーに言うと、お仕事頑張ってきます、と言ってメリーは私の部屋を出た。   


私はそばにおいてある、おじい様の日記を開き,静かに目を通した。  

そこには土を持ち上げる方法、土を増やす方法、など声ではなく、徐々にイメージで作っていく魔法が方法が書いてあった。  イメージか? そのうち私にもできるようになるのかな?

まずは砂を自分の思うようにあやつれないと、私は自分の日記にこう書きこんだ。

(砂を思いどうりにあやつる。  できれば、砂に明示してなにか金目のものを、表面に出させる。) 

砂をあやつり、できれば、砂の中のお宝を表面にださせる、我が領を黄金の領土に変える。

そう日記には書いたが、なんかちがう、なんか違う気がする。   まぁ、いいか、とりあえず、、、最終目標は、土の香りのする、緑滴るエメラルド領。   メリーが部屋に来て、私のプレゼントした箱から、裁縫道具をとりだし、私の緑の部屋着を解いて、マークとお兄様のズボンを作ることにしたと言った。    美しき冒険者レイナ兄さまには緑は似合いそう。   マークとおそろいで、可愛いかもしれない。シャツも作るなら、生地が足らないようなら、もう一つ。部屋着を解いても良いよ、と私はメリーに言った。    どんなものが出来るのか、私も楽しみだ。


明日の砂への挑戦のため、私はおじいさまから頂いた難しい土魔法の本を穴のあくほど、睨みつけながら、読んだ。

 






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
メリーがマリーになってる。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ