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土令嬢、天の女神を罵倒する。 女神のウヒョー、の祝福

私は裏の砂の庭で、魔法の練習をすることにした。

メリーとマークは私の練習に付き合ってくれた。

2人は期待を込めて、私を見ていた。

私は威厳に満ちた大声で、我、土の王女が、汝 砂に命令する、砂よ、動け、砂の中から土よ、いでよ。

呪文を唱えると、 砂は僅かに私の魔法で動いた。  砂は土より軽いもんね。

私の5本の指から、オレンジの光線がでたとき、メリーとマークは手を叩いて喜んでくれたけど、私はすこし不満だった。  気を取り直し、もう一度声を大にして呪文を唱え、手を砂に翳した。

砂は申し訳なさそうに、やはり少し動いただけであった。

幾度も幾度も繰り返し、のどが痛くなってきたとき、私は呪文を変えてみた。

王女を女王に変えてみた。 マークが姉のマリーに姫様は女王になったんだ、と呟いた。

2時間ほど練習したが、やはり砂はほんのすこし動いただけ、、、

そのうち、メリーもマークも飽きてきたのか、体をもじもじ動かすだけになった。

私も同じく飽きてきたこと、風が吹いて、砂を巻き上げた。

私達、3人は砂まみれになってしまった。

女神様の意地悪。私がこんなに必死になって練習してるのに、、、、

女神様は私との約束忘れちゃったの?   天上で寝てるの?

今私達の子爵領は砂にまみれ、狂暴な魔獣が出現して、土が、瀕死の状態なの。

このままじゃ、私は美味しい物をこの領土で食べる前に魔獣に食べられちゃうかもしれない。

チャンと約束守ってよ。 私は、女神様にお願いしてる間にだんだん腹が立って来て、思わず大声で天上に怒鳴った。  


そのころ女神はいつもの白い着物を着て、空の上をほうきで掃いていた。

どうやら、地上で女の子が叫んでいるような。 

あの子は確か、レイナ?  女神は手帳を取り出した。 ウヒョー、もう洗礼受けちゃったんだ、

随分、早くに受けちゃったんね。 確か土魔法に決めていたんだけど、洗礼の時、光眷属もおまけにつけてあげようと思ったけど、もう鑑定すんじゃったんだ。 あらま。

女神はだんだん大きくなるレイナの怒り声に頭がいたくなり、思わず、ウヒョ~と光を投げてしまった。

レイナは頭上に落ちてくる光の玉を受け取ると、その衝撃で気を失った。



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