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子爵領のお父様

今日あたり、私の家族はもどってくるのだろうか?

息子は無事代役を果たしてくれただろうか?

それにしても、家族のいない、ガランとした屋敷に一人は辛い。 みんなの笑顔が早く見たい。

レイナは教会で魔法を鑑定されたのか?  あの子は光魔法が授かると自信満々ではあったけど、

光魔法など、わが国にも、1人か2人ぐらいしかいない。それも、もう2人ともかなり高齢で、2,3年前領地訪問をお願いしたが、体調不良とのことで、願いはかなわなかった。聖女でも自分の体は癒せないのか?      それとも、魔力が高齢によって弱まっているのか?

数日前、息子から送られてきた野菜を村に配ったが、皆喜んでくれた。

力のない領主で、村の住民にもうしわけない。

2週間で魔獣は90頭ほど倒したが、家族の援助がないと、一人では限界がある、

また倒した魔物も息子の鑑定がないと、変種が多くて、怖くて食べられない。

一応、冷凍にしてあるが、このうち何体が食料になるのか?



家族で何とか、4か月で千頭の魔獣をたおしているが、最近は聖剣でも容易に切れない魔獣がいる。

一人で戦っていると、家族の笑顔がどれほど、私を助けてくれているのが、よくわかる


やはり魔の森の様子がおかしい。 魔の森に家族が留守のあいだ、3度ほど見回ったが、不気味な静けさに覆われている。  祠の側まで行くことにしたが、異常な瘴気でやはり近寄れなかった。

村の周りに出た、魔物を中心に今回は狩ったが、見慣れない魔物が数頭いた。

以前、ここの領主に私がなった時、妻の父親の友人である辺境伯領主は大変親切な方で、辺境伯の騎士が魔獣退治の応援に来てくれたり、とれた農作物を大量に持って来てくれたり、私が反対に辺境伯領の魔獣退治に参加したり、交流があって魔獣の数も今のように多くなかった。

辺境伯領主が急死した以来、娘の婚約が病気原因で放棄されていらい、一切の付き合いがない。


早く家族の顔が見たい。妻の愛する息子、娘の顔が、、、、

私の手は愛する家族を守れるのだろうか?  

娘の魔法鑑定は、親として、少し期待してる。 娘が元気になったのも嬉しかったが、あまり根拠のないが自信にみちたその態度に少々期待している私がいる。  目覚めた彼女は以前とはまるで違う娘になったような、イヤイヤ、小さな子供に期待を持つのは、情けなすぎる、、、どんな魔法を授かっても、祝福しよう。喜んで娘を迎えよう。


私は聖剣を手入れしながら、静かに家族を待つのであった。




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