君たちの戦いはこれからだ!!!
君たちの戦いはこれからだ!!!!!!!!!!
え?
ニート先生の次回作にご期待ください。
おい!!!!!!!!!!
きみたたエンド???
なにそれ???
かくれんぼ再開直前にニートが受け取ったメッセージ。
《目的達成作戦完了》
山崎からだ。
忘れている人のために復習。
・ニートのギルド《ネコカフェ》はセイ&トモ、ネコ、新人のフミノを合わせた5人ギルドである。
・近藤(リアル女性教師)、山崎(リアル女子高生)は攻略ギルド《蝦夷共和国》のメンバー
・はじまりの街(いまいる街)に来たのは、運営の拠点ががあるここでデスゲームの謎を解く手がかり探すため。
・元、別にやめてないが壊滅している運営プレイヤーの一人であるフミノだけが拠点に入れるので他メンバーはフミノを支援。
・デスゲーム運営黒幕説が流布されている育成圏では調査作戦が秘密
山崎の端的なメッセージ。ニートは驚いた。当初見積もりだとそろそろ届くのは《目的断念作戦中止》メッセージだと思っていたからだ。
おい!
そもそも運営拠点調査でなにかの目星があった訳じゃない。攻略圏全体のフィールド再征服作業と同じように考えていただけ。
まあ、一番の目的が「デスゲーム」解決方法の手がかりだったのは否定しないが
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一応調べておくか、程度の認識だった。
実際のところ、運営ギルド拠点が確認できるだけでも十分だと思っていたニート。デスゲームというシステムに対処するためにはシステム構築側の感覚が必要だからだ。
その意味で、フミノが拠点に入れた時点でニートの目的は達成されていた。
拠点の位置取り
――――――――――――――――――――――――――――――既存施設の中、プレイヤーが出入り可能でかつ目立たない場所。
システムの種類
――――――――――――――――――――――――――――――多くのギルドホームと全く同じシステム。
セキュリティの構成
――――――――――――――――――――――――――――――ヨイツ(プレイヤー中最高のシステムオタク)で対処可能。
そんな作戦に攻略ギルドの精鋭をそろえたのは調査価値に応じたわけではなく、調査難易度に合わせただけ。下手をすれば街中を敵に回して、育成圏を力づくで脱出しなければいけないからだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――そうはならなかったが。
ニートは内心ほくほくしていた。
結構結構大いに結構。
予想された育成圏初心者プレイヤーのパニックは起こらなかった。
評議会は大手ギルドのごり押しから皆が認める権威を獲得しつつある。
ついでに、運営拠点の調査でも成果が上がる。
じゃあ、帰ろうか。
その前に、鬼ごっこの始末をつけないとね。アーネさんに総てを押し付けてまーるくおさめよう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――そうはならなかったが。
歴史は教えている。
高い知性をもつ合理性に満ちた現実主義者。
彼らがしばしば失敗する事を。
「損をするようなことをするわけがない」
「利益になることをしないわけがない」
「考えればわかるじゃないか」
泥棒には誰もが泥棒に見える。詐欺師にはみんなが詐欺師に見える。天才には普通だと思っているラインが人と違う。
世の大半が現実主義者ではない。
だから、現実主義者なぞと言うカテゴリーが生まれるのだ。
そんな歴史の教訓が目の前にいる。
高校生くらいの女の子が、歴史の擬人化したものなんて。
そんなこんなな、かくれんぼ。
どうしようかと考えるニート。
さっさと終わりたくてたまらないニート。
ダッシュしてきた歴史の教訓を擬人化したことにされているアーネ。
(ダッシュ?)
ニートは突き飛ばされた。
何ゆえに。
ニートは鬼ごっこ、かくれんぼの演出をしているが参加者ではない。
捕まえるべき、見つけるべきはネコである。
そのニートにまっすぐ突入するアーネ。
一見するとアベンジャーズの再来だし、知られていないだけでアーネもニートに恨み骨髄なわけですが・・・・・・まあ、武器を持つでもなく、ショルダータックルではなく、抱きしめる形をとっているから害意はないのだろう。
まともに突進を受けたニートは10m近く飛ばされた。向かい側の建物の壁にぶち当たる、いや、そこは抱きしめたアーネの腕がかばっている。
安全圏だから、ダメージもないのに、アーネはそういうところをおおろそかにできない子だった。
ゲームアバターであるプレイヤーのボディは最低でもオリンピック選手並みの力がある。アーネのような戦闘特化ではないゆるゆるプレイヤーでもレベルは中堅。
まったく備えていないニートを突き飛ばすくらいの力はある。
アーネはもくろみ通りニートを突き飛ばし、ニートを下敷きにして、ネコに踏まれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ネコ、に?
そしてアーネの宣言。
「くっ!――――――――――――――――――見つけたわよ!!!!!」
『え!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
『今、アーネさんの視線同調カメラ(通信アイテムの一種)がネコさんを映しました。条件は満たしています』
『――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――かくれんぼ、鬼ごっこ終了!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
はじまりの街に中継のルーシーの声が響く。
『勝者!アーネ選手!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ルーシーはエルコレに詰めよった。
『何があったんですか!何が起きたんですか!!なんなんですかエルコレさん!!!!』
『私がいままでお伝えしたことを思い出してください』
※第87部分【2人足りない】より※※※※※※※
『頭を使うことです。今までのネコ、ニートの逃げっぷりは誰もが見てましたよ?』
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『ネコはなぜずっとニートをつかんでいたんでしょう。鬼ごっこの間中ずっとそうであることは皆さんご存知だ』
『・・・・・・・・・・・・ニートさんが側にいないと暴れるからでは?』
『そうです!つまりネコはニートから離れられないんです!!暴れるからゲームにならない!!!!!いままでもニートがログインしていないときのネコは自然災害扱い!!!!!!ニートがログインするとすぐにそばにくっついていることは皆さんご承知の通り!!!!!!!!』
『ソレは解りますけどそれがどうしたんですか?』
『二日目、ニートしか中継に出ないときがありましたよね』
中継スタッフが記録映像を映す。
二日目、超高空脱出後に落下地点にはニートしかいなかった、いや、映っていなかった。
『その時ネコは??』
見つからないから探していた。皆が街中を探していた。なぜ見つからなかったのか?
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・暴れてなかった』
ネコが暴れない条件は、ニートが側にいる事。
密着している必要はないからある程度の距離が限界なのだろう。
ネコはニートがゲーム世界の中にさえいれば暴れる前にそばに行く。
それが答え。
『アーネさんはニートを動かしました、距離的に』
皆が理解した。
ネコはニートから離れられる限界ぎりぎりの距離で隠れていたのだろう。ソレをアーネが突き飛ばし、ネコから離した。
ネコは反射的にニートに向かう。
かくれんぼ、終了。
明日もう一話、投稿いたします。




