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コミュニケーション・オンライン~コミュ力最強!仮説~  作者: C


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ファイナルアンサー!


あなたは尾行されています。どうしますか?


A1

通報する:手堅い判断です。写真などの証拠を押さえてから、あるいは交番の側で通報するといいかも。


A2

逃げる:普通です。自宅や勤務先に逃げ込まず、遠回りをして帰りましょう。人混みから抜けないで!


A3

撒く:プロですか!人混み利用?曲がり角ダッシュ?ネタにしないか約束しませんがぜひ一言!!


A4

殺る:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。



ニートは?

「A5ですね」


いるよねー!選択問題で選択肢創っちゃうやつ!ちなみに選択肢の内容は?


「尾行して監視してらっしゃる方を、お招きする」


は????





さあ盛り上がってまいりました!宴もたけなわ終わりが見えず。アーネの人生だけが見えてきた!!


「どんな!ねえ!どんな??」

お招きされる人生。必死にみんなに問う人生。



変わらぬ大広場。

夜も更けてまいりました!

ニートとネコも寛いでいます。

なぜなら、『鬼ごっこ』は朝6時から18時までになったからです。


ログアウトができない環境でも、リアルボディは生きています。というか、ヴァーチャル世界そのものが人間の脳を利用しているんだから当たり前ですね。人間は寝ないと死にます。眠れない?大丈夫!不眠症というのは熟睡感がないだけで、寝てはいるんです。本当に寝れなきゃ死んでますからね。つまり!つまり!体を横たえて目をつぶれ!!それで大丈夫!!寝た気がしなくても三日以内には意識が途切れます。要は脳を休ませればいいんです。24時間無休でヴァーチャルゲーム世界を創らせてるんじゃありません!


とかなんとか。


そんな理由を誰かに吹き込まれた評議会議長は「プレイヤーの生命を守るため」に『鬼ごっこ』の時間制限を打ち出した。

でまあ、これを「評議会主催のイベント」と考えている参加/見物/傍観プレイヤーは納得した。

「そんなもんだろうな」と。


実際、昼間の追跡にかかわったり見物ついでに待ち伏せしたり、イベントにかかわったプレイヤーはよく眠れている。

当然それは、デス・ゲーム中というストレスを低減させる。

しかも、イベントに積極参加するプレイヤーほど(育成圏の中では)レベルが高い。暴走リスクが高いプレイヤーを沈静化させることができるのだから、議長も大喜びである。


「というわけです」

「わかんねーよ」

「ですです」

ニートにツッコむセイ&トモ。いや、ほんと。


仕方ないですねーというふうに笑うニート。怒ってもいのよ??でも、セイ&トモは怒らない。慣れてる。この扱いに???


「議長の依頼を受けたのは知ってますね」

フミノやネコを含めて頷くネコカフェ一同。


例の矛盾しまくっている、

「賞品を出すけど出さないようにしろってやつ」

適当に要約するセイ。


「依頼をはたさ・・・せないとどうなりますか?」

はたさない、っていいかけたよね???ニート!!


「恨まれる」

「怒られる」

「き、危険では?」

セイ&トモ&フミノ。ネコは牙をむいて謎アピール。


「恨む人、怒る人、危険な人が生きていれば、ね」

何この人怖い。ニートだけど。




『鬼ごっこ』が破たんした場合、参加プレイヤーの不満は評議会に向かう。『鬼ごっこ』のルールとなる時間制限まで、評議会名で出した以上、知らぬ存ぜぬなど通じない。


あーだから、時間制限の話を議長に吹き込んだんですね――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――誰がとは言いませんが(棒)。


そして『鬼ごっこ』が破たんした場合、評議会が『鬼ごっこ』に関与することを主導した議長に、評議会内部の不満が集まる。


あーだから、(以下略)。


「内部分裂した評議会は大勢のプレイヤーの不満を支えきれずに崩壊大混乱」


あーだから、(以下略)。


「そんな騒ぎのどさくさに、ある事由を独りで把握している方がお亡くなりになる可能性は、高いんじゃないですかね」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こえ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――よ!!!!!!!!!!!!



「ね?」

なにが!なにが!!


「安心でしょう?」


平常運転なニート。

どこからどのように聞いても、「依頼が達成できなかったら依頼主をばらして口封じするから大丈夫」としかきこえね――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!


「達成するっていいましたか?」


失敗させるつもりこのニート!!!!

という以上にパニくっている少女が一人。彼女の立場を考えれば無理もない。そもそも、なぜ彼女がこんな場所にきているのか?


こんな場所とは、ネコカフェの中か?

いやいや、それはニートに誘われてセイ&トモ、さらにネコに引きずり込まれたからである。その過程には5分間と血も凍るような恐怖があったとかなかったとか。


ちがう?


こんな場所とはキャンプ地の事か?

まあ、始まりで宿泊場所があるやつはあまり来ないよね。ギルド『黄金の夜明け』のメンバーだったのについに宿無しアーネ・・・。

「じゃありません!ギルド抜けてませんから!!」

ついにリストラ・・・・

「クビになって・・・・・・・・ませんから!!!」


まあ、ためらう理由は解る。

こんな場所にきている理由は、そこにあるのだから。

こんな場所とは?




はじまりの街、大広場。


周りを街の建物が囲み、対称となる四方向へ大路が広がり、中央には育成圏内各街に通

じる転送ゲートがある。

その意味は?



へ?何の?あ、此処?場所に意味なんかあるん?



此処、『はじまりの街/大広場』はヴァーチャル・ゲーム『スフィア』のファースト・

ステージ。死亡リトライ、新規エントリー時の出現場所。

はじまりの街の中心に位置する、もっとも広い空間。


ゲームマニュアルを要約すれば、ただそれだけ・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とは、いかない。


意味は人がプレイヤーが見いだすものだから。

いや、いいけどね。見いだした意味を、他の全員が同じように見いだすと疑っていない

人間がいるのが厄介である。

クラウンとかクラウンとかクラウンとか。


『そこは悪の組織ネコカフェのアジトである!!』


いや、ほんと、悪の組織、と言ったらしい。


「言ったんすか?」

「・・・・・・・・・・・・・」

とC。アーネは黙秘で応えた。ある意味、それ答えてるよね。



『敵、ニートの動向を確認し、粉砕すべし!!』


偵察なのか暗殺なのか襲撃なのか。


『この一戦には全プレイヤーの安全と平和がかかっている!かかる未曽有の困難において!すべての元凶たるニートを殲滅することは義務であり責任であり権利である!!!!ア―――――――――――――――――――――――――――――――――――ネくん!!!!!君はその優秀な能力と比類なき忠誠心と絶対的な矜持に基づき聖なる使命を果たすことを期待している!私のみならず議長の!誇り高いギルド『黄金の夜明け』の!!!崇高なる評議会の!!!!!!命令を果たすのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



「何語でしょう?」

「噂のエスペラント語じゃね」

「あ、えと」

トモ&セイ、フミノ。


「要約すると、アーネちゃんはギルド『黄金の夜明け』から使わされたわけっすね」


要約すると。

ギルド『黄金の夜明け』ギルドマスター議長との約束を反故にしたり、議長を暗殺したり、崇高だか何だかの評議会をつぶす計画をにこやかに語られたのである。




あなたは目の前で所属組織をつぶして組織の代表を暗殺する計画を説明されたらどうしますか?

両脇はその怪しげな計画をしている組織の、自分と同レベルの強さを持つメンバー二人に挟まれています。

正面には首謀者が笑っており、自分が瞬殺されることが間違いない獰猛な動物ネコが牙をむいています。


A???????







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