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ミライの中古車は随分安いなって思ったら・・・

 燃料電池自動車『ミライ』は、二酸化炭素を排出しない究極のエコカーなんてうたい文句で、2014年の暮れに発売されたんですよね。


 凄い時代が来たものだと思いましたが、もう既に12年も経過するんですね。


 仕事では出張時に何度も『ミライ』に乗って出かけたことがありますが、とても静かで良い車だと思いましたよ。


 そんな未来的な自動車の燃料電池自動車『ミライ』ですが、中古車販売価格を見て驚きました。


 凄く安いのですよ。


 ナント40万円台からあるのです。


 先日書いた『ランドクルーザー100』の中古車販売価格とは、雲泥の差です。


 この価格差はいったい何故、何なのだろうか?って思いませんか。


 一部の大都市圏以外では水素を充填する『水素ステーション』の店舗が少なくて、水素の充填すらも困難なのだから、『ミライ』買ったら『水素ステーション』を探して水素の充填するのにも大変な苦労をすることとなるらしい。


 日本にあるガソリンスタンドは約27000件、LPGスタンドは約1600件ですが、残念ながら『水素ステーション』は2026年7月現在でわずか141件だけなので、こればかりはどうにもなりませんね。


 そして心臓部の『燃料電池スタック』が新車登録時から5年、または走行距離で10万キロメートルのどちらか早い方ですから、もし故障してしまうと数百万円単位の超高額出費となるらしい。


 また『高圧水素タンク』に至っては、旧基準の『高圧水素タンク』を搭載している初代『ミライ』の場合、定期的な安全性点検の実施がされていないと、製造から25年の使用が認められず、15年の使用期限となる可能性があるのです。


 だから『ミライ』中古車を買う前には絶対に、販売店や高圧ガス保安協会へ『高圧水素タンク』の使用期限を確認しておく必要があるらしいのです。


 初代『ミライ』に搭載されている『高圧水素タンク』2本を交換するのには、最低でも100万円以上の出費となるらしいですから、しっかり確認しておかないとダメなんですね。


 また初代『ミライ』が4人乗りってことも、不人気原因の一つになるのだとか。


 『水素ステーション』『燃料電池スタック』『高圧水素タンク』この3つの問題と、新車と違って中古車には補助金が一切出ないし、新技術故の不安から製造から10年を経過した初代『ミライ』の中古車を買う人が少なくて、中古車価格が凄く安くなるのですね。


 リスクが大きいですから、『安物買いの銭失い』になりかねないって不安や心配の方が、どうしても先に立つのです。


 製造してから15年なり25年を経過するまで何処も故障しなければ、超が付くお買い得車になるのですが、チョットした?イヤかなりのギャンブルなんです。


 新技術モリモリの未来的な自動車にも、まだまだ色々と課題が山積なのですね。


 そう考えると燃料電池車も電気自動車も、現実には究極のエコカーにはまだ程遠いってことなのでしょう。


 普通のガソリン車やディーゼル車ならば、日頃からしっかりメンテナンスさえしていれば、数十年間も問題無く乗り続けられますものね。

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