あの『金魚』が生態系被害防止外来種リスト入り
環境省が2026年9月11日に、日本の生態系に悪影響を及ぼす恐れがある生物をまとめた「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」を改訂しました。
そのリストの中に、観賞魚として縁日等でも広く売られているあの『金魚』が入った訳です。
まだ、「防除推進外来種」では無くて「防除検討外来種」ではありますが・・・
『金魚』の元を辿れば、中国原産のヂイという系統のフナの突然変異種である赤い色のヒブナが起源の外来種なのだそうです。
室町時代に日本に観賞魚として入って来たそうで、それ以降、色々と脈々と品種改良が続けられて、今の多種多様な『金魚』の姿となったみたいです。
泳ぐ姿にモタモタ感があり、どう考えても自然の中に放流したら永くは生きられなさそうな『金魚』もいますから、そんな『金魚』を生態系被害防止外来種リスト入りささせてもって思もしいましたが、フナのようなスッキリした外観で、素早く泳ぐことの出来るタイプの『金魚』もいますものね。
元はフナなのですから、金魚が河川や湖沼などの自然環境に遺棄や放流されてしまうと、在来のフナ類などと交雑して遺伝的撹乱を引き起こす可能性がある訳です。
観賞魚として、自宅の池や金魚鉢等で『金魚』を飼育して楽しむ分には、何の問題は無いそうですが、飼っていた『金魚』が大きくなり過ぎた等で近所の池や川に放すのはダメなんですね。
私もお祭り会場の金魚すくいですくった、フナみたいな外観の赤い色の『金魚』を飼っていたことがありましたが、水槽内でどんどん成長して大きくなり、最初の小さな水槽では狭すぎるため、後に大きな水槽を買って来たことがありました。
最終的に全長が20cm以上にもなり、随分と永く生きましたものね・・・
外来種被害を防ぐための基本は、「入れない」「捨てない」「拡げない」の三原則なのだそうです。
飼い始めた以上は、最後の最後まで責任をもって面倒を見るのは当然のことなのでしょう。




