紙の本が売れない時代
かつて650万部もの発行部数を誇った漫画雑誌『週間少年ジャンプ』が、8月初旬のニュースで100万部を割ったとのことです。
これで100万部を超えて発行する雑誌は、ついに消滅してしまいました。
7月に発売の『ONE PIECE限定カード』が特別付録だった33号が、もしかすると最後の大イベントだったのでしようか。
既に他社の漫画雑誌も随分前に100万部を割り込み、多くても30万部を下回るレベルの発行部数しかない残念なありさまなのですから、存在感すらもありません。
昔は列車で雑誌や新聞を読む方を多く見かけましたが、今は殆どの皆さんがスマホを眺めたり操作していますからね。
少子高齢化や電子書籍化もあり、紙に印刷する雑誌や本はジリ貧状態ですから、街中の書店も随分と減りましたし、完全に負のスパイラルです。
紙の本は、原稿を紙に印刷して製本し各書店に配送して販売ですから、原稿をそのままデジタルデータ化してネット配信してしまえる電子の本よりも、凄くコストも時間も掛かります。
紙の本が印刷で紙やインク等を大量消費することに対する環境への負荷や、配送業等の人手不足や輸送のエネルギー消費を考えれば、きっと電子の本の方がムダが少なくて環境に優しいのでしょう。
売れ残りで大量返品のリスクすらもありませんしね~
音楽や映画等のCD・DVD・Blu-rayのディスクが、何時の間にかネット配信が主流となり、数が売れなくなったのと同じ流れですね。
いつまでも紙の本に拘っていると、本当に負け組になってしまいますから、今の時代の流行や変化に合わせて、事業の抜本的な見直しをすべきなのでしょう。
では私の場合はどうなんだろうか?って考えてみれば、今でもある程度は紙の本も買ってはいますが、以前から紙の本で買って持っている連載作品の続巻は今も書店に行き買っていますが、購入比率は電子の本が確実に増え続ける傾向にあります。
家での紙の本数千冊の保管場所のことも考えれば、電子の本への移行が時代の流れなのでしょう。
1冊の購入価格的に考えても、紙の本よりも電子の本の方が随分安いですからね。
小説や漫画といった作品を読む見る文化自体が無くならないのであれば、産業構造の変化は時代の流れとして、受け入れるべきなのでしょう。
ネットで閲覧できる環境にあれば、無料配信の作品も多くあるので、紙の本を買うよりも、もっと多くの作品と出会えることにもなると思っていますよ。
出版社が直接ネット配信すれば、紙の本より価格設定を安価にしても、流通過程で中間搾取されないため、しっかり儲かるのですよね。
ネット配信だと紙の本と違って取り扱えないため、卸業者や小売店、運送業者は売り上げが減って困るでしょうが・・・
ごく一部の紙の本を収集や保管保存を趣味としている方は除きますが、普通の愛読者にとっては、別に紙の本である必要は無くて、ネット配信で本らしきものが読めるのならば、パソコンやスマホで安く読めた方が良いのかもって最近は思っています。
ネット配信する出版社や配信専業の業者が倒産や撤退をすると、自分の手元に電子データが保存されて無いため、ネット配信の本が読めなくなる欠点はありますが・・・




