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わがまま女神の開拓誌 ~自分の島を観光地にしちゃおう!!~  作者: 青衣
第1章【日曜の港《陽光》】
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みなぎるエネルギー源

しっかり朝食は食べたかー?

 あのあと結愛とスクナミコに怪しまれないように時間を調整してはイートインできるコンビニでおにぎりを2つ購入し、無事に胃袋へと収めると身体中に活力というエネルギーがみなぎってくるのが実感できる。

 これがどういう事かわかっているだろう?




 そう……朝食があればどれだけ活動のパフォーマンス力が上がるだろうか?




 脳に糖分のエネルギーを供給し午前中の行動源に変換すると、食べない日よりもとても良く動けるし良く考えることができるという寸法さ。

 まぁ……私だって仕事のギリギリまで寝ていることがあるから朝食を食べない日だってあるためどれだけの変化が生じるかなんてわからないわけがない。


 あぁ、体が軽いし……早くこの有り余る力を存分に振るいたくなってきたよ。


 私は時計を見つめるがコンビニで悠長に食っていたせいか、あまり残された時間があるわけじゃないので建設場所に少しだけ駆け足で走って行く。

 やはり体が風のように軽く感じるが、まあ曇ってこなきゃこのシチュエーションは最高だったに違いないだろうな。

 空を見上げるといつもとはらしくない灰色の空模様が西の空から垣間見え、今日は雨が降るという知らせが空気を匂わせる。

 ……とは言え雨の香りは嫌いじゃないけどね。


 でも滅多にしかここでは雨が降らないらしいから皆には喜ばれるが、仕事が始まろうとする今の時間からじゃなくたって良いだろう?

 せめて仕事が終わってからにして欲しかったがなぁ。






 とりあえず予定地にたどり着くと既に作業員は毎度毎度せっせこと働き蟻のように忙しなくアッチコッチに行ったり来たり。

 見ているだけで曇り空なんて吹っ飛ばしたくなるこの心の高揚感……どう表してくれようか。


 さて、普段は智美や天音には恩を着せられてばっかだから私も今日は張り切って曜力を解放して作業効率を……っと、まずは画面越しの皆にもわかるように教えてやるとするかな。




 まず曜力というのは七刻の空気中に溢れるエネルギーのようなもので、扱うとファンタジーの王道の魔法が扱えるようになるって訳さ。

 日曜力に月曜力……とんで金曜力や土曜力なんていう合計7類の曜力が目に見えないけど空気中に漂っている。

 察しが良いヤツならわかるんじゃないかな、ここは日曜の港だから日曜力が豊潤に含まれていてね……うまく扱えれば髪の毛が金髪に変化して光を操ったりできるようになるって寸法だ。


 ここの島の住人は生まれたときから体に宿る曜力は固定されていて髪の毛の色や瞳の色はそのままだが、うまく空気中の曜力を体に取り込むことである程度は変化させることができるって事。

 生まれついてのメインの属性とサブの属性がもう1つくらいあれば上々なレベルの持ち主、ごく稀にサブ2属性持ちとかはいるがそこまでくるともはやエリートだ、誉めてあげたい。


 ちなみに結愛は七曜力……全ての曜日を司ることができるから7属性全て操れる。

 まあ、仮にもここの大地の地母神だし納得だろう?

 あと天音や桃子、智美に私もここの神様の権限として全て使える。

 誉めてくれても良いぞ? むしろ誉めてほしいわ……私は誉めて伸びるのでな。


 とりあえず口下手で人にものを教えるのが苦手な私のレクチャーはおしまいにしておこうか。

 あとは実際に目で見て学んでくれた方が助かるかもしれないね。


「ははぁ、なるほどねぇ……。」


 ひゃっ!? 智美?


 ニヤニヤとしている様子だが……まさか私の配信を1から10まで見ていたというのか、だとしたら顔から火が出そうなほど恥ずかしい。

 まあ、火曜力を使えば実際に顔から火は出せるが不気味だろう……誰もみたくはないだろう? 私はみたくもやりたくもない。

 だがさっきの話だがあまり自信がなくてね、私だって明確にこの魔法の源がどう影響するかについて把握して喋ってる訳じゃないからな。


 ……そこっ、【曜神なのにそんな事もわからないの?】ですって!?

 うぅっ、返す言葉もない正論を言われるとムカッとくるがここは我慢する他はなさそうだ。


「さて、昼頃には桃子に手伝って貰う予定があったのだけど……あいにくお弁当の買い出しの仕事が入ってるから、冥綾の曜力を借りて港の工事を進めたいのよ。」


 フフッ、良いだろう……私も仮にも七曜神から分離した一柱の女神様だ。

 ここでどれ程のものなのかっていうのをしかと目に焼き付けてあげなきゃね。


 とりあえず昼までにできそうなお仕事でも貰っておきたいところだが、智美は玄弥をシバくお仕事で忙しいから私は皆がサボってないか監視を光らせておくとするか。

 ……いや私はサボってる訳じゃなくてだな、監視員という立派な役職がだな。

 まあいい、昼間に大義を背負ってるから今は楽をさせてくれたって良いじゃないか……ダメ?

よし、エネルギー充填!!

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