ユニークフィールド、時登場!
俺は今、第一ステージ最後のボスを倒しに、 北の山にきていた。北の山のモンスターは、空を飛ぶ、モンスターや、地中から不意打ちをしてくる、モンスターもいたが、今の俺には関係ない、空は海竜のカイリに任せ、地面から出てくるモンスターは、俺のスキルのせいで、どこにいようが関係なくなっている。
「ここが頂上か、さて一体どんなボスが出てくる」
「「ギュアアアアアアアアアアァァァァ!!」」
頭上から鳥の鳴き声が聞こえてきた。
【北の山のボス、ロック鳥との勝負を開始します】
「今度のボスは空を飛ぶモンスターか、俺は空を飛ぶことが出来ないから、…………よし、アリアお前は魔法で迎撃をしてくれ、俺はカイリの背中に乗りながら奴を切るから、行くぞ!」
俺はカイリの背中に乗り、ロック鳥に接近した。
ロック鳥は接近した俺達に気が付き迎撃しようとしたが、カイリのスピードの方が速かった、俺がすれ違い様に一撃奴の腹を切り裂いた。
ロック鳥がよろけた所に、アリアの魔法が命中し、
そして俺が奴の前に来ており、奴の顔面に向かって真空波を放った。ロック鳥は最後に悲鳴をあげながらポリゴンとなり消えた。
【プレイヤー:黒神さんが第一ステージ最後のボスを討伐したことにより、今から二ヶ月後に、
グランドクエスト魔の大進行その1を開始します。それぞれのプレイヤーは大進行に準備してください、なお、大進行の際には始まりの街を狙いますので始まりの街を大進行から守りきったら、次のステージに進みます。なお、大進行は1ステージごとに回数がかわります、それでは皆様頑張ってください】
どうやらこの声はプレイヤー全員に伝わったみたいだ。さて、とりあえず街に戻るか、俺がそう思っていたら
【プレイヤー:黒神さんは、ソロで第一ステージのボスを倒したことによりユニークフィールドに移動します。なお、移動した際にはユニークフィールドをクリアするまで戻ることは出来ません。
それでは移動開始します】
その声が聞こえ終わった時、俺は光に包まれた。
光が消えると、俺は始まりの街とは違う街にいた。
「ここはどこだ」
「ここはね、【始まりの絶望】だよ、黒神君」
「お前は誰だ」
俺が声が聞こえてきた方を見ていると、そこには女の子がいた。俺と同じ黒髪をした、ストレートヘアの子で俺と同じ歳ぐらいだろう。
「酷いな、僕のこと忘れるなんて」
「何を言っている、俺はお前に会ったことなどないぞ?」
「ふふっ、一回あるよ、始まりの街で会ったことがね。あらてまして、僕がこのゲームをデスゲームにした張本人、時だよ。」
「…………それで何をしにきた」
「あれ?、驚かないの?」
「驚いてはいるさ、なんたってデスゲームにした張本人がここにいるのだからな」
「そうなの?ならもう少し反応してよ。」
そう言って駄々をこねる時
「いいから、一体何のようだ」
「うんとね、なんか凄い勢いで攻略してる人がいたから来てみちゃった」
「そんなに早いのか?」
「当たり前だよ!、早い人でも今はボスなんてまだ挑んでないよ!ソロで攻略してるのは君一人なんだよ、ボスは普通パーティーで倒すことが出来るのに一人で倒すのなんて君だけだよ!」
「ああ、自分でも異常だと思っている、まっ、そこはプレヤースキルてことでよろしく」
「ああ、もういいよ!、君がでたらめなこと分かったから、今日はもう帰る!、また来るからね!」
そう言って時は消えた。
「一体なんだったんだ?」
こうして俺は時との意味のわからない時間をすごしたのだった。




