ボス、そしてまたイベント
俺達は今、南の森に来ていた。ここに出てくるモンスターは、雑魚ばかりだった。いや、俺が異常なのだろう、さて、今、俺の目の前には、ボスモンスターがいる、名はシャウントウルフ、俺は奴とタイマン勝負をしていた。今の俺は技を使えば、どんな敵でも、ほぼ確実に倒すことが出来る。だから俺は技に頼っていては強くなれないとかんじた。だから技を使わずに戦闘していたのだが、
「キャイン!!」
ウルフの癖に脚が遅い、いや、奴は早いだろう、
俺がスピード特化になったから、遅く感じるだけ、俺はそう思いながら、奴に攻撃を浴びせた。
それから数分後奴は、ポリゴンとなり消えた。
「弱い、弱すぎる、これじゃ、俺のプレイヤースキルが高いのかわかんねぇ………まっ、いっか、
今度は西の海のボスに期待だな」
「よし、アリア、次は西の海に行くぞ、走るからしっかり掴まれよ」
俺がそう言うとアリアが背中をよじ登って、
俺の首に腕をかけた。
「そんじゃ、行くぞ」
俺はかなりのスピードで走り出した。
「わーい、あるじ、走るの早い~♪」
アリアが、きゃっ、きゃ、騒いでいるうちに、
俺は南の森を抜け出し、西の海にたどり着いた。
「海だな、ここのモンスターは、蟹か?
堅そうだが、俺には関係ないな」
魔法のスキルレベルでも上げようかな、よし、ボスは魔法だけで倒そう。ボスはスキルレベル上がりやすいし、そうするか。
「アリア、ボスを探しつつ、スキルレベルを上げようか、俺は魔法のスキルレベルまだ、低いから、
それに新しい魔法、覚えたいし」
「うん、アリアも頑張る」
それから俺達はモンスターを倒しつつボスを探して歩いた。あれから一時間ほど経ったがボスは見つからない。
「なぜボスは出てこない、浜辺は探したのに、
他にあるとすれば、海だなきっとそうだ」
俺の考えが当たった。俺が海に足を入れたら、
奴が海から浮上した。大きい、俺が奴を見て、
最初に感じたことだ。ボスの名はオクトパス、
巨大なタコだった。
「これは雷の魔法が有効だろ【サンダーボルト】」
俺の予想は当たったが、【サンダーボルト】が、
水面に当たった瞬間、バリバリバリバリリリ、
水面が凄いことになった。そしてオクトパスがたったの一撃でライフゲージが半分になった。
俺はもう一撃【サンダーボルト】を与えた。
オクトパスはポリゴンとなり消えた。
「今回は、仕方ないのか?」
【イベント発生、イベント発生、海竜の子どもを助けよ、イベント開始します】
またイベントかよ!いい加減にしろや!
俺がそう思っていたら、水面が震えだし、
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ザバン!
水面から出てきたのは竜、これはまるで、
シェン○ロンだった。竜が口をあけ、
ゴゴゴゴゴゴ……
水面の水が奴に吸われていく、その行動にヤバいと感じていたが、その時はもう、遅かった。
「流石にこれはないだろ!」
俺達は悲鳴をあげながら奴に飲み込まれた。
「いや、流石にこれはないだろ、飲み込まれたのに死んでないとか、アリア大丈夫か」
「うん、ビックリしたけど、アリア平気だよ♪」
「とりあえず、アリア奧に向かうか」
俺達はとりあえず奧に向かって歩きだした。
奧には、スケルトン等がいたが、蹴散らしながら
奧に向かった。
「たくっ、多すぎだろ、これは!!」
奧に行けば行くほど、スケルトンの数が多くなっていた。流石に苛ついて魔法を使おうとしたが、
ここは体内だったため、魔法は使わないでいた。
だから今回、俺は二刀流にし、敵を凪ぎ払っていった。
「これで、ラスト!!」
俺は最後にひときわ大きい、スケルトンを倒した。
「よっ、ようやく、終わった~」
「あるじ、かっこよかったの~♪」
「ああ、ありがとう」
アリアに褒められて、少し嬉しかった。
【イベントクリア、イベントクリア】
そう聞こえ、俺達は体内から出された。
「ギュア、ギュアアアア♪」
【海竜の子どもがなつきました、テイムしますか】
俺は迷わずテイムした。だって格好いいじゃん、
背中に乗ったら空飛ぶよ、なんたって浮いてるし、
しかも、まだ子どもだよ。大人になったら凄いことになると思うが、また、隠し事増えた、俺はそんなことを思っていた。
「よし、お前の名前はカイリだ。これから宜しくなカイリ」
「グル、グルアアアぁぁ!!」
今回は、海竜の子どもが仲間になった。
さてと、このステージ最後のボスを倒しに行くか。
俺はそんなことを考えていた。




