その十二、文字化けよりはましな文章力
まずはこの小説の冒頭を軽くお読みください。
───
うん、たぶん死ぬわ。
「ゴブゴブ」「ゴーゴー」「ゴリゴリ!」
たぶん一体種族違うけど、3体のゴブリンに囲まれている。そして俺の背中には謎の壁。うん、これ死んだな。
とはいえ諦めねえよ、まだ生きてるんだから。
「ゴリゴリーー!」
ああ、ゴリラのパンチが見える。お前は無理だ。避けるとかそういうの無理やわ、デカさが規格外やし。
───
はい、こちら俺が新たに書いた小説の冒頭です。
なにか違和感に気づきませんか?
もう一度言います。これは冒頭です。
ゴブリンってなんぞやーーー!?
はい、このお話にはゴブリン及びゴリラの描写が一切ございません。それに主人公の背中に謎の壁が引っ付いていたり、この後に黒髪のヒロインが出てくるんですが、美少女としか書かれていなかったり──
あまりにもひどい!!
俺は自分自身に絶望しました。この話を何度も何度も読み返したはずなのに、全く気づかなかったから……。
これが下書きとかなら別によかったけど、これ投稿したからな? カクヨムでPV10くらいついたからな? やっべぇぞ? こんなん投稿するなんて頭おかしいぞ?
それでこれいつ書いたんやろ? あっ……今月だわ……
うぎゃーーーーーー!! そんなバカなーーー!!
俺は心の底から叫んだ。(嘘です。近所迷惑なので叫んでいません)
一年書いてるのに! 80万字投稿したのに!
底辺のままじゃねえかーーー!!
そして以下は去年の6月くらいの文章である。
───
異世界転生って最初はお金もらったりせめてスマホもってたり元の世界の服を売ったりとかあるのにな
でも俺なんかスマホは家に置きっぱやし服もこっちの世界のだっさい服になってるし他にもなんも持ってないし物を売ることさえできないやないか
もう女神さんはけちですな
───
うん、意味はわかるけどちょっと読みにくい。(というかなんでちょっとましなとこ取ってきたーーー!?)
というか今とほぼ変わんねえーーー!!
伸び代しかねえじゃねえかーーー! うぎゃーーー!!
これは超大器晩成型の妖精さんの記録である。
この下の作品を投稿開始した当時、俺が小中学生だと思われてた説。内容も作風も小中学生レベル…… しかし中身は二十歳だった…… あのブクマとお星さまはたぶん小中学生の俺へ向けた物だったのだろう…… 悲しきことかな……
というか永遠の二十歳って設定でいくので、今年も二十歳と名乗ります。もちろん今年の成人式もサボりました。ヒャッハー!




