↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1896/1942

八百八十四:泰子さんの話(781) ★大金を盗まれた話

八百八十四:泰子さんの話(781) ★大金を盗まれた話


 つい最近、金を盗すまれた。大金だ。大手のA銀行に開設しているウチの会社の預金口座(=当座預金)から、一千万円を盗み取られたのである。


 手口は、何者かがウチの人間になりすまして、先の金額をウチの口座から勝手に引き出し、同時にそれをB銀行のC社の口座(=泥棒本人の個人口座と思われる)へ送金したのである。なお、B銀行は実態の無い(=建物が無いという意味)ネット銀行である。犯行が行われたのは、X月X日の13時25分であった。


 なお、送金されたC社の口座からは、入金と同時に直ぐに全額が引き出され、こっちが気付いた時には、残額は綺麗にゼロとなっていた。つまり、一千万円が煙のように一瞬に消えたのである。

一千万円は数字で書けば簡単だ。けれども、それを稼ぐにはどれほどの時間と労力が必要であるかを考えると、そう軽々しく紙の上に並べられる数字ではない。社員が働き、取引先と交渉し、税金を納め、利益を積み上げて、ようやく形成された金だ。


 気付いた時点で、直ぐにA銀行側に通知すると同時に、被害の拡大の可能性を恐れて、ウチが取引する他の複数の銀行の全ての口座からの出金(=払い出し)を全て完全にストップさせた。さらに、同日の午後に、最寄りの警察へ出向いて届けた。ネット犯罪である。幸いにして、現時点で先の事件以上の被害の拡大は起きていない。


 現在は警察で捜査が進行中であるが、そこから問題が始まったとも言える。犯罪には不思議な点がある:


つづく


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。