表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ポンコツ貴族令嬢が最強スキルをゲットしたので、自由を求めて家出する。~家出令嬢の冒険譚?~  作者: 十目 イチ
キャラバン編 ~聖樹の森~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

117/282

第117話 ランシーア出発

 私達はリズシーレさんの部屋を後にして、それぞれの部屋に戻って行った。


 その翌日から私はアイシャとクウネと一緒に、剣の鍛練を本格的に始めた。



 私は念動を使ってとはいえ、こんなにしっかりと自分で剣を振るのは、かなり久しぶりだったので、小さい頃から体に叩き込まれている剣術の動きと念動を確認しながら、三日間しっかりと剣を振った。



 クウネもアイシャから今までの打撃技に加えて、ククリナイフを使っての戦闘術の手ほどきを受けていた。


 更に合間の時間には、小盾を飛ばして私が乗ったり、クウネが乗ったりしての連携の練習もみっちりと行った。



 イスネリとナヴィはリズシーレさんの部屋に籠りっきりで、たまにイスネリが私達と一緒に外に槍を振りに来たりしたが、ナヴィはずっとリズシーレさんの部屋でどんなスキルが使えるのかを試していた。



 こうしてそれぞれに腕を磨いて三日が過ぎ、私達がランシーアを去る前日になった。



 その夜、私達はリズシーレさんの部屋を訪ねた。


「リズシーレさん。短い間でしたけど、お世話になりました」


「いや、こちらこそ。私も聖樹を取ってもらったり、精霊獣や神竜と会わせてもらったりして、君達との貴重な体験に感謝しているよ」


「明日の早朝にここを発ちますけど、また必ず来ますね」


「ああ、いつでも遊びにおいで。歓迎するよ。イスネリさんだったら、二日もあればモーネサウラからここまで飛べるだろう?」


「はいですの」


「私もまた頼み事をするかもしれないからね。時々来てくれると嬉しいよ」



 私達はリズシーレさんとノユンにも最後に挨拶をして、各自の部屋で出発の準備を整えて、ランシーアでの最後の夜が過ぎていった。


ー◇◇ー


 翌朝、やっと空が明るくなりだした頃、アルメダさんのキャラバン隊が出発準備をしている広場へと私達が到着すると、キャラバン隊の人達が馬車の荷台へ最後の積込み作業をしていた。



 私達はアルメダさんを見つけ、声を掛ける。


「おはようございます。アルメダさん」


「おー、おはよー! また今日からよろしく頼むな!」


「はい。よろしくお願いします」



 そしてミレニアさんの姿も見つけて、挨拶をした後、ジャーバさんの所に行って、護衛担当の打ち合わせをした。


 朝日も完全に昇りきり、辺りもすっかり明るくなって出発の時間を迎えた。



 アルメダさんがキャラバン隊のメンバー全員を集めて声を掛ける。


「それじゃ、これからモーネサウラに向かって出発する。皆、よろしくな!」


 全員、行きの時と同じように五台の馬車にそれぞれ散っていった。



 駝竜に引かれた五台の馬車はランシーアの町の中を走り、町の出口へ向かって行く。


 私は馬車の上から町の景色を眺めていると、アルメダさんが私に尋ねてきた。


「なあ、ラフィーネ。ランシーアの町はどうだった?」


「はい。楽しかったですよ。リズシーレさんも優しかったですし」


「そうか。それなら良かった」


 なんかいつもより少し大人しい感じのアルメダさんに少し戸惑いながら、隣に座るアイシャと顔を見合わせた。



 アルメダさんが続けて話す。


「またいつかラフィーネ達に護衛を頼む時があると思うから、そん時はまたよろしくよ」


「もちろんですよ。アルメダさん。その時はまたよろしくお願いします」


 アルメダさんは私の方に振り返って笑顔になると、また話し出す。


「ありがとな。まあ、今回の行商もまだ終わってないけどな。『家に帰るまでが行商』ってな」



 これから六日間かけてモーネサウラに帰るのだが、この間にモーネサウラで、ちょっとした事件が起きていた事など、私達は知る由もなかった。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!


続きが気になるとか、面白いと思った人は是非、ブックマークで応援をお願いします!!


広告の下にある☆評価をしていただけると、作者のやる気がめちゃくちゃ上がります!

凄く励みになります!


今後の物語作成の参考にさせていただきますので、是非お願いしますm(_ _)m


よろしくお願いします!(。-人-。)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ