11.
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「それじゃあ、今日も大学行ってくるな。早く帰ってくるからな!」
都に会いたいし。俺は都が近くにいないと心配だ。
「わかりました。待ってます。行ってらっしゃいませ!」
ん?なんか不機嫌?
「どうした?なんか不機嫌だな?」
「だって……。あなたは高校の時みたいな格好じゃなくて、見た目から格好いいじゃないですか?」
しりすぼみに声が小さいけど、可愛いからGood!
「んー、都のためなら高校ん時みたいな髪型にもするよ?これは都の旦那としてご近所に恥にならないようにと思ってたんだけど、不評だったのかな?じゃあ、やめようかな」
俺は自分の髪に手を出しかけた。その時、都が結構強く俺の手を掴んだ。ちょっと痛い。ちょっとだけどね。
「私のヤキモチだから、いいの。大学って目が届かないところだから不安だったのもあるけど……」
「コレ!俺達にはこの結婚指輪があるだろ?だから大丈夫だよ。俺に近寄る女もコレで成敗してるから」
「成敗って(笑)」
やっと都が笑ってくれた。良かったー。
「あ、今日はあなたの実家にお邪魔しますね?お義母さんにもミヤコさんにも杏ちゃんにも会いたいし」
親父はいいんだな?親父は今日も仕事だろう。っていうか、仕事じゃなかったら俺は休日を要求する!俺は今日も2足の草鞋だよ……。
「親父はいないよな?」
「お義父さんは仕事でしょ(笑)」
「そうだよな」
新婚さん特有(?)行ってらっしゃいのチューで送られた。毎朝だもん。俺、幸せ♡




