只今、マリトル王国に潜伏中です。誘拐事件の後処理
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物語とは関係が無い話ですが、認証コードが上手く出来なくログイン出来なくてマジで焦りました。つながってよかったです。
こう言った作業って苦手なんですよね〜。
仕事で使っているのにアナログ人間の自分としてはプチパニックでした。
今回の物語も楽しんで頂けましたら幸いです。
「今日はお願いします」
王都警備隊とハンターギルド合同で下水道での捜索日だ。
「捜索には、ウチの子達も参加させます。『探知』スキルを持ってますので分散できます」
「それは助かる。5班程に分けたいのだが、何名ほどスキル持ちは参加していただけますか」
「はい、人数は問題ありません。では5名を参加させます。月見隊ので『探知』スキルのレベルが高い上位5名出てきて」
俺の陰から5名とその相棒が出てきた。
「ユート様、皆ほぼ同じレベルでしたので、探知系以外での上位5名になります」
報告したのは、『満月』の01だった。
「ユ、ユート殿、え〜と、彼らは?」
初めて見る、警備隊長のランベルクさん達は若干引き気味だ。
「アースの兵士ですね。『オートマタ』という存在です。魔道具ですがほぼ人間と同じ存在ですね」
「ランベルク。アースはこれが普通だから一々気にするな」
ランベルクの肩を叩いて悟すフルファム。
なんか、釈然としない言い方をされたが…。時間は有限だ。さっさと行きましょう。
「こちらに隠し部屋がありますね。あっ3班から『隠し部屋を一つ見つけたと』連絡がありました。」
サクサク進んでいるのに足取りが皆さん重めだ。俺は隊長さんとフルファムさんの3名で動いている。
「まだ、匂いますか?」
「いや、サクサク行き過ぎて戸惑っているだけだ」
「相変わらずスゲ〜な、お前さんとこのモノは」
戸惑うラングルとは対照的に笑うブルファム。
午前中で既に2つ発見している。解除方法もオートマタ達は【封印魔法】【結界魔法】ともにレベル3なので問題なく解除していく。
「しかし、こんなに隠し部屋があったとは驚きだぜ」
「ここまでの数が存在しているのに気が付かずにいたとは、全く恥ずかしい限りだ」
「でも、不思議ですよね。いくら人気が少ないと言っても、これだけの量を下水道の入り口から入ったりすれば目立ちますし、この前の子達だってそうですが人を運ぶとなると目立ちますし、大変だと思うのですがね」
明らかにおかしい。
「確かに、目撃情報が全くないのも不思議だ」
「地図には載ってない、どこか別の入り口が存在するのかも知れん」
「それにこの量です。王都で売るわけでもなく、ここに隠しておく意味が有るんでしょうか」
「うむ、言われてみれば不自然だ」
謎が深まる。
「あ、ありました。隠し部屋です。…おや?誰かいます」
二人を停止させて、明かりを消し、気配の方に集中する。
「急げ!ここもすぐにやられる。急いで移動させろ!」
慌ただしい、声が聞こえてくる。
「予定通り結構します」
「頼む」
「では〈熟睡〉」
◆ 探索開始前 ◆
「では、犯人らしき人物が現れたら、捕獲するために【睡眠魔法】をかけます」
「頼む。捕まえ損ねる事がなくて助かる」
「気づかれないように明かりを消して進む場合、危険ですから皆さんには安全の為『暗視ゴーグル』を貸し致します」
「なんだそれは?」
「暗闇でも見える魔道具です」
「「「「「そんな魔道具有るのか!」」」」」
◆ 探索現在 ◆
「なんとか1日で終えましたね」
「あぁ、協力感謝するよ」
「いえ、ですが実は少々気になる事がありまして」
「奇遇だな、俺もだ」
「…お二人が気づくと言うことは、間違えはなさそうだな」
俺のスキルの【地図】が地下と地上を重ね合わせて導き出された結果…
「明日、よろしければご一緒にいかがですか?」
「余り誘われたい場所じゃねえが、最後まで付き合うぜ」
「私としては助かる。では、明日もよろしく頼む」
翌日、隠し部屋の一つにやって来た。王都警備隊は隊長を含め15名ほどだ。
この前は『隠し部屋』ばかり探していたが、あの数の隠し部屋と品数からしても目撃者のがいない事から『隠し通路』の存在が濃厚となった。
ちなみに、昨日隠し部屋に居たのは、攫われた子どもだったので直ぐに保護された。
「矢張りありました。隠し通路です」
幻術魔法で隠されていた通路だった。入り組んだ下水道だったため細い通路だと思い無視して居たが、途中で明らかに地図で表示された通路と見た目の大きさが違うカ所を幾つか発見したのだあった。
「よし、進むぞ」
進んでいくと、途中から石壁が綺麗になって行き、扉が現れる。
「人の気配はありません」
扉を開けて中にはいると、倉庫後のような場所に出た。階段を見つけ登っていくと、
「矢張りなここか」
そう、俺達が監禁されていた場所、商業ギルドの第2倉庫だ。
他の場所でも隠し通路を発見する。
街の真ん中にある空き家もあったが、問題がある場所も発見してしまった。
「直ちに、王宮に連絡し許可を貰おう」
今回の事は直接宰相様行きの案件となり、邪魔が入る事は無い為か翌日には許可が取れそうだ。
「それまでに、通路を潰されないように、保護しておきますね」
証拠を潰されない為に通路と扉に結界魔法を掛けておく。
国の許可を待っている間に、他の隠し通路を確認しながら、使用者を捕縛して行く。
「わ、私は知らない。本当だ!」
大手商会の建物に繋がっていたり、まさかの指名手配犯の隠れ家に繋がっていたりと、なかなかに王都を賑わせた。
そして、一番の話題となったのは、
「王命。只今より、グデスト伯爵家の捜索を開始する」
王家直属軍が屋敷を取り囲む。
彼らは通常の軍とは異なり、貴族や軍の取締りを行う特殊部隊でもある。
「どのような理由でこのような事を!」
反論するも意義を唱えるなら後日、直接不服申立てしなければ成らない。
抵抗すれば、その場で反逆罪として処刑される事もある。
「疚しい事がなければ素直に応じていただこう」
「理由、理由をお聞かせいただきたい」
「密輸、盗品の持ち出し、拐かし幇助、人身売買の疑いだ」
「まさか!我が伯爵家は代々王家に仕えた由緒正しい家柄!そのような!」
「後日、異議申し立てを行う故、大人しく従っていただこう」
これに応じなければ、その場で反逆罪として親族一同が刑に処される。
「家の者に従うように指示を出す」
「我々も同行する」
「………」
「何か問題でも」
「…いや」
「そろそろ時間でしょうか」
「ああ、では進もう」
その頃、俺達は隠し通路を進んで行くと
「早くしろ!ここの品を移動させるんだ!」
扉の向こうで慌ただしく何か作業中だ。
俺達は勢いよく隠し扉が開き中に入り込む。
「王都警備隊である!盗賊一味として捕縛する」
待ち構えてた俺らによってその場にいた全員が捕まり、グデスト伯爵家一族は処刑される事になった。
押収された書類の中には盗難品の送り先として、関連派閥の名が残されており、かなり多くの貴族が奪爵、または降爵などとなった。
「まさかオークションが抜け目だったとは」
どうやら、オークションの品として盗難品を持ち出していたようだ。
「貴族の馬車は念入りに調べることがないからな、そこを利用して持ち出ししてたようだ」
「一応、商業ギルド長は無実だったようだが、監督責任を取るように本部から連絡があったそうだぞ」
只今、【ラウンジバー】で隊長とギルド長と一緒に飲みながら事の顛末を教えてくれた。
俺はソフトドリンクだ。バーテンダーがソフトドリンクしか出してくれない。
「ようやく王都も落ち着きますね」
俺の呟きにツッコミが入る。
「「またまた」」
「え?」
違うの!?
引き続き、お付き合いくださいませ。
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【更新スケジュール】
2026年12月までは土曜日 17時30分
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★同日 21時に更新★
『ただの猫に転生しました。〜お気楽猫はご近所のスーパーと異世界ダンジョンを駆け回る〜』(猫が主人公)も宜しければお楽しみくださいませ。




