只今、マリトル王国に潜伏中です。誘拐事件その後 02
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現在、中の人(作者)の本業が繁忙期に入った為、更新を変更させていただきます。
詳しいスケジュールは後書きに記載いたします。
遅くとも来年の4月からは週3回に復活いたしますので、今後とものんびりお付き合いいただけると嬉しいです!
「よろしく!俺がこいつらのリーダーのアトルだ」
「よろしく!ユートです」
早速出発、到着するとマスクとナイフを渡す。
「基本、魔法で動きを止めるるから、みんなでトドメを刺してほしい」
「え!そんなんでいいのかよ?」
「いいよ。ただ、少し奥まで行く事になるけど大丈夫?」
「ああ、問題ないぜ。いつもは、チビ達が危ないから行けないだけだからな」
確かに5、6歳が多いグループだ。
順調に進む。今回も100匹は超えているだろう。
下水道内部では、背負いカゴが重くなると足を取られやすいので、俺がアイテムBOXに入れて進む。
少し、奥まった所に隠し部屋を発見した。
人の気配はないので、【地図】に印を付けておく。
帰りは、皆んな【クリーン】を掛けてハンターギルドへ
一匹で銅貨10枚×143匹を8人で割ると一人銀貨1枚銅貨78枚と端数だ。
俺の取り分を多く計算しようとしていたので、一人銀貨1枚銅貨50枚で、今日使ったナイフをプレゼントする事にした。
みんなが持っているナイフより上物だから大喜びだ。こんぐらい、おじちゃんが奢ったる感覚に近いな。
タダでもらうのは、本人達の自尊心もあるだろうから、この方法が一番良い。
「一部屋見つけたけど、どうします?」
「早いな、急いだ方が良いから今から向かってくれるか!」
「あっ!しまった」
そう言われて気付いた。
「どうした?!」
「今日の入り口の場所が分かんないや」
急ぎ階段を降りていくとまだアトルが居たので今日入った場所を聞いた。ブルファムさんに説明したら場所は分かったと言ってたから大丈夫だろう。俺は当てにしないでほしい。
下水道内は大人のスピードとネズミ駆除なしで進むから、10分ほどで到着。
「これは、封印魔法か!厄介だな。解除するのにスキル持ちを呼んでこないと」
「あぁ解除できますよ」
「…出来るのか」
「はい、多分」
封印魔法とは特殊な魔法で、封印者が暗号を入れて発動させるので、その暗号が分かれば解除可能だが、それ以外では掛けた術者のレベルの上位レベルでなければ、解除不可能となる。そして普通の人族は最高ランクで4だと聞いており、今の俺の【封印魔法】 はLV.5だ。
すぐに解除できた。
部屋の中はどう見ても盗難品の数々だ。再度【封印魔法】を掛けるが俺のLV.5でだ。LV.6でなければ解除不可能だ。もし解けたら解けたで、そのスキルを持つ人物の関与が確認され特定に繋がる。
「暫く、発見した時は付き合ってもらうぞ」
仕方ないな。それならこちらも条件を出そう。
「次回から私がどこの下水道の入り口から入ったか、受付で記録をしておいて下さい。忘れる可能性があるので」
翌日も他のメンバーと潜る。翌日よりもちびっ子率が多めだ。
「大丈夫か?かなり小さいけど」
「いや〜連れてかないとギャン泣きするから」
年長3人が子守も兼ねているようだ。お若いのに大変ですね〜。
「それにしても凄いなこの乗り物は!この中なら大人しく居てくれそうだ」
只今、リーダーが絶賛中の乗り物は以前、ミニグリフォンとミニペガサス製作時に試作で作った乳母車型に幼児用の乗り物だ。
宙に浮いており転倒防止付きで、乗り降り便利なスライドドアが横に設置されており、今は孤児院で試験運用中の製品だ。
「本当!これならチビ達が散らばらないぜ」
散らばらないって言い方!
子ども達は更に年下のチビの面倒見をするのが当たり前な世界だ。大人より雑に扱われているし、扱われて来たのであろう、本人達も気にして無い。こうして皆んな逞しく育っていく。
昨日もそうだが、だって一番ちびっ子いのそれ御湿じゃない?て感じでお尻もっこりになっている。
あ、そうそう、マリアヌとマリトル王都であるルグナルの孤児院を中心に、赤ちゃんのミルクとおむつカバーを販売中だ。
哺乳瓶は本体はガラス職人のフィーメルさん兄弟達に頼み、吸い口部分はカタログ通販の日用品Ⅰで扱っていた哺乳瓶の吸い口を【種子生成】で作り、素材の木で増量した。
監獄ダンジョンの25階層以降に存在する、食物以外でも木になる事を知り、【種子生成】で試したら大成功!
それ以降、頻繁に大量購入する物は『素材の木』と名付け、生産することが多くなった。
そのまま哺乳瓶で素材の木でも良いがそれだと、実の成る数が違ったので吸い口のみ『素材の木』で増やした。
おむつカバーもカタログ通販の日用品ⅠにSS/S/M/Lの4サイズあったのでこちらも『素材の木』にした。
残念ながら、紙おむつはカタログ通販では扱ってなかったので『素材の木』にはできなかった。
話を戻す。
そんなちびっ子と一緒にいて討伐できるのかって尋ねたら、
「受付の姉ちゃんが『ユートさんと一緒だから大丈夫』って勧められたんだ」
おいおいおい、受付嬢!勝手に勧めるな!確かに問題ないが、心の準備ってもんがあるだろう!この魔道具が無かったら…ディメンションルームに入ってもらうだっただけか。
「すまんな。一緒に子守までさせちまって」
「いいよ、ウチにもちびっ子は沢山いる居るから気にしないで」
そしてサクサク討伐…。皆んな良い笑顔でトドメを刺してる。勿論、御湿のちびっ子もニコニコしながらトドメを刺してる。絵面が…。
本日も大量で帰還する。既にちびっ子達は疲れて乗り物の中で爆睡中の為、そのまま道をゆらゆら進んで行く。
目立つが気にしない。
本日も、均等割で残った余りと端数を受け取る代わりに使用したナイフをプレゼントした。
「ありがとう!なんか手伝ってもらったのにこんな立派なナイフまでもらって」
「いいよ。ちょっとギルド長に会ってくるから、待っててくれる」
「今日も発見したけど、中から人の気配も複数有ったよ」
「そうか、じゃあ王都警備隊と一緒がいいな。ついでに、昨日の隠し部屋も向かおう」
「じゃあ、子どもを送り届ける仕事誰か受けてくれないかぁ」
「何だその依頼は?」
入り口近くでゆりかごの様に揺られて中で寝ているちびっ子達を見て理解したようだ。
「おい誰か!子どもを送り届けてから、魔道具回収してここに届ける仕事するやついねえか?」
ギルド内にある食堂に向かってブルファムさんが声を掛ける。
「ハハ、ギルド長。何だよその依頼は!?」
「アース製の魔道具の中でチビ達が寝ちまってるんだ。送り届けて魔道具回収だそれないりに重要任務だぜ」
「確かにな、で、幾らだ?」
ブルファムさんが俺を見る。
「えー、今日までしか使用できないですが、ビュッフェのチケット3枚で」
「「「「「俺が行く!」」」」」
競争率は高いが、やはり身綺麗でまだ酒を飲んでない人物3名に頼む。
他の候補者には、揉めない様に少しツマミの燻製を出しておいたので円満解決。
「中の人数は何名だ」
「7名です。では解除しますね〈解除〉」
中に王都警備隊と一緒に雪崩れ込む。〈ライト〉で室内を照らす。そこには、奴隷の首輪を付けられた子どもや成人して間もない男女がいた。
かなり衰弱していたが、意識は有った。
持っていたミルク粥を与え、暫くディメンションルームで待っていてもらおう。
メイ達に世話を頼み、部屋を見回すと怪しい品が多数ある。全て回収し封印を施す。
ついでに昨日発見した場所も回収しておく。
「これだけ多いと、本格的な探索が必要だな」
「そうですね。もう少し探索範囲を広げた方が良いかもでしょうし」
お役御免………
「お前さんは参加が決定だからな、何せ【封印魔法】 が使えるんだからよ」
…………にはならなかった。
「明日は、私用がありますので手伝えません」
そう、明日は
「ガラポン大会はじめま〜す」
「「「「「「「「「「おおおおおおおおおっっ!!!!」」」」」」」」」」
相変わらず元気だね〜。
引き続き、お付き合いくださいませ。
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【更新スケジュール】
2026年12月までは土曜日 17時30分
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★同日 21時に更新★
『ただの猫に転生しました。〜お気楽猫はご近所のスーパーと異世界ダンジョンを駆け回る〜』(猫が主人公)も宜しければお楽しみくださいませ。




