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只今、マリトル王国に潜伏中です。グランドモール 03

ブクマ!ポイント評価★!リアクション!応援ありがとうございます!!

今後とも、ブクマ!ポイント評価★!リアクション!応援よろしくお願いします。


今回の物語も楽しんで頂けましたら幸いです。

「船で王都までですか?」


 今は、臨時のハウス会議を開催している。『妖精の楽園』オープン前で色々連絡事項や確認を踏まえてだ。

「王都に繋がる街道にある橋が、この前の大雨による洪水で二箇所とも流れてしまい、復旧に手間取っている様で、このままですと社交界に間に合わなくなるので是非お願いしたいと、マリアヌのご領主様が頼みにいらっしゃいまして、それと同じ理由で商業ギルドのクイントさんも同乗させて欲しいと、例のオークションの購入と出店の為だそうです」


 マリアヌを任せているフェトラ商会のフェスナさんが、会員制マッサージチェアー店の常連である領主様とクイントさんから頼まれたようだ。


「ん〜日程は聞いてる?」

「はい、王都でのスケジュール的に八の月の10日までに王都に到着したいそうですが、クイントさんは準備は出来ているので、いつでも良いそうです」

「なら、八の月の1日と2日は『妖精の楽園』プレオープンに予定だから、この二日間と前日の七の月の30日までか、それ以降なら王都まで送らせていただきます。馬車も一緒に運びますので、ご準備できましたら連絡するようにお伝えしておいて」


「ちなみにどれぐらいの乗船時間の予定だとお伝えておきますか?流石に一瞬で王都はまずいですから」

「そうだね最速で向かうので8の鐘に乗船すれば次の日の3の鐘までには到着するって事で」

「あ〜多分最速にしないで欲しいと要望が出ると思いますが」

 最速は嫌がるとフェスナさんからの意見だ。


「こっちの予定もあるからな〜。王都に到着後ならもう一泊しても構わない。翌日の4の鐘で下船でなら許可するって伝えて、あと、今回はマリアヌ停泊は無しだから」

 毎度ライトアップされた船の下がお祭りになるが、今回は停泊せずに王都に向かう。


「わかりましたそう伝えておきます。あと、飲み物は終了しましたが、ソフトクリームは未だに人気でして、真夏よりは減りましたが、それなりに売り上げがあり、終了しないで欲しいと要望がありった。既にマリアヌまで『妖精の集い』の噂が流れてきており、マリアヌでは無いのかという問い合わせも多いです」


「早いな〜、『妖精の集い』は王都の商業ギルドが低ランクの店への締め上げ対策だから、今の所は王都以外では作る予定はない。で、ソフトクリーム販売は縮小してしばらく継続しよう。残りは一部アースパンの復活と前回決定した、タオル、バスタオルを定数でマリアヌの商店に卸しと小売り販売を開始で頼みます。本部決定事項で『偽物が製造し難い品からの販売開始する事になった』との宣伝もよろしく」


 会議はその後、妖精の集いの申し込み依頼と王都の移動ランドリー車の話題となった。


「妖精の集いの申し込み依頼が来ましたが、当初の予定通り来年までは受付はしないと断っておきました。そんな事は知らないなどと暴言を吐く者もいましたので『初期の説明会でも説明はした。来なかったとしても案内には書いてある。しっかりと契約内容に目を通さない商人は信用ならないから取引はしたくない』と言って追い返しました」


 何か危ない事をしてくるかも知れないから気をつけるようにしてもらう。

「移動ランドリー車は、サラの店で注目が浴びていた事で、洗い場での営業は問題なく進んでおります。マグリート商会のメンバーで回数券の販売をしてますし、ランドリー車は空を飛びますからね、不意打ちには強いですし、固まって移動してますから今の所は問題ありません」

 ハイエルさんからの報告はサテスさんが受けている。


 今では空飛ぶランドリー車は王都でも話題になってる。でもそれってそれだけ治安が悪いって事だよね。

 主に北街、東街を中心に運行中で、車体の収納場所は元教会跡地の独身寮の一階部分を使用している。

 たまたまハイエルさん家とハイエンさん家の近くだったので丁度いい。

 ちゃんとシャッター付きで警備は万全だ。

 ほぼ毎日朝、ぐるぐる巻きにされた者が駐車場前に転がっているので、ハイエルさん達の朝の仕事は、街の警備隊への連絡ついでに洗濯営業をすることが日常になっている。

 同時に独身の警備隊員たちは、朝一番で洗濯をした後、窃盗の罪でぐるぐる巻きの人間を確保するのが日課となってると聞く。


 毎日捕まっているのに未だに続いており、いつまで続くか酒場では賭けまでされている。

「クラン設立で探りを入れて来る輩も日に日に多くなって来ている。外で働いている人物の安全対策を強化を考えると先程の話の内容から見ても、もう少しセキュリティタイプを増員しておいた方が良いのでは」

 アイルさんからの提案もあり、今後の護衛やパトロールを、今のうちに強化しておく必要があるとの意見で、大量増員決定した。


 パトロール隊に弥生、卯月、皐月、水無月、文月の5部隊を増員した。勿論、相棒のオートパペット付きでだ。

 旧まもるくん達のグループ名を『月見隊』と名付け、新メンバーには、望月、三日月、十六夜(いざよい)の3部隊を増員し、此方(こちら)も相棒のオートパペット付きにした。


 パトロール隊は主に関連の建物の警備などを主なる仕事に、月見隊は個人の護衛を主な仕事としてもらう。

 こんな事していたらいつの間にか、【スキルの書生成】が LV.6に【魔法の書生成】が LV.4になり、【スキルの書生成】でエクストラスキルの下位のスキルの書が生成出来るようになった。


 これにより【熟練度上昇 LV.1】のスキルの書が生産可能になり、只今、久々のダンジョン内でM(マナ)の確保しながら大量生産している。


 ついでに【乗船カード発行(1日限定)】と【専用会員カードキー発行(1回限定)】のスキルの書が作れるようになったので早速、メイ、サクラ、ツバキ、スミレの初期メンバーに取得してもらい、俺が居なくても対応できる様にしてもらう。




 『妖精の楽園』オープン前の準備を整えつつ、本日は前日の七の月の30日だ。という事で


「ガラポン大会はじめま〜す」

「「「「「「「「「「おおおおおおおおおっっ!!!!」」」」」」」」」」


 相変わらずの熱量だ。

「その前に皆さんにお知らせです。この冬に、国からの送られる食料品が、かなりの量が減る事になるので外ではかなりの食糧難に陥ります。なので、外の囚人さん達の支援を行います。また、軍がせめてくるかもしれませんが、王国に抵抗するのでよろしくお願いします」

「「「「「「「「「「おおおおおおおおおっっ!!!!」」」」」」」」」」


 ノリで言っているのか判断はつかないが、反対はなさそうだ。

「そうなると商人さん達だけど、ここが使えなくなるから何処か良い拠点を探さないといけないな」

 マリアヌは遠い。どこか探さなければ…

「なら、俺達の街はどうだ?弟らに一軒借りさせれば、三人組もここの山を登らないだけ楽だろうし、場所はマリトル王国の外れの街だ。グリムモアへの直接コースで山道だが通行者はそこそこいる。俺たちの一族が仕切っている街だ。まぁバレるとうるさい連中だが、街ぐるみだから秘密は守られやすい」


 え?それって領主様一族ってこと!お頭が!?山賊に間違われて監獄に収容されているのに!?ってことはグラミスさんも!?

 とっても気になるが、街ぐるみで協力してもらえるのなら、ありがたい。

 八の月の末に一度全員集まる事にしているので、その時に商人さん方と話をする事にした。


 あとでクラフさんに聞いたら

「あぁ山賊村ですね。普通の街ですけど一族が山賊にしか見えないのでそう呼ばれてますよ」

 おうふ。そのままだった。

引き続き、お付き合いくださいませ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 【更新スケジュール】

 火曜日・木曜日・土曜日  17時30分

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

無断転載、無断使用は固くお断りいたします。


★同日 21時に更新★

『ただの猫に転生しました。〜お気楽猫はご近所のスーパーと異世界ダンジョンを駆け回る〜』(猫が主人公)も宜しければお楽しみくださいませ。


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