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只今、マリトル王国に潜伏中です。王都商業ギルド 5

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今後とも、ブクマ!ポイント評価★!リアクション!応援よろしくお願いします。


今回の物語も楽しんで頂けましたら幸いです。

 パトロール隊はしばらくの間、レベルアップの為にアイルさん達とダンジョンへ、その間は満月と新月で宿と教会、孤児院などを警備してもらっている。


 翌日の朝から元気に食事をしたウチのちびっ子隊達とビットの所のちびっ子達は、仲良く一緒に遊具コーナーで遊んでいる。

 メイたちが見張っているからビット達も好きな所で楽しむ様に伝え、俺は次に備え下準備を始める。




 ハイエルさん達を船に招いた二日後、商業ギルドが動いた。


「マグリート商会で販売されているアース商会の化粧品の一部に偽物の疑いがある為、即座に販売中止にせよ」


 とのギルドからの連絡が入る。

 マグリート商会を標的にしたお達しだ。

 偽物販売であるなら、ギルドからウチの商会に連絡があるのが普通であり、規定違反になる品以外は何を売ろうが基本、商会判断である。

 何を持って偽物かは、商会による。販売中止する権限は商業ギルドには本来は無い。だが、

「アース商会加盟店に偽物が紛れるとは一大事です。では早速本部に連絡をして販売製造の中止と回収の指示を致します」

 とハイエルさんは予定通り対応してもらい、俺はお頭販売経路とマリアヌ販売経路に連絡して、しばらく販売をストップしてもらう。

 理由は勿論、王都の商業ギルドからの命令だとの言いふらしを込みで大々的に告知をした。


『マリトル王都でアース製品加盟店から化粧品関連の偽物の疑いあり、即座に販売の中止するようマリトル王都ルグナル商業ギルドからの命令がありました。上層部との話し合いの結果、全ての製品の回収を致します。使用中の品でも下記の値段で買取ります。買取先はアース本店、支店、直営店、加盟店です。期限は六の月末日までと致します。尚、当面の間は製品の販売製造は中止させていただきます。ただしマリトル王国以外で問題が無いと判断した場合、一部製品の販売を開始します』


 払い戻し金額は、大手商会で販売している金額に設定した。

 大手にもチラシを配り『全て買取ります』としておく。

 ありがたい事にカタログ通販製は詰め替えが難しい容器になっている事と、中身が空になると消えてします為、残り判定される量を残して他の器に移したりしないといけない。

 まあ、そんなセコい事をする前に、女性達が扱いのある店に押し寄せて在庫をどんどん購入して行ったと報告があった。


 マグリート商会と支店と支店は品を空にして店を開く。

 支店は落ち着いたら新店舗に『アース商会小売専門直営店フェトラ商会』へと変更し、しばらくは回収に専念してもらう。

 どこもかしこも製品の販売製造の中止になった事でパニックだ。

 売却にくる人は殆どいない。代わりに一番早く販売開始するかと、情報を仕入れに来る人ばかりだ。

 支店にもかなり殺到している。



ーアース商会定員Aさんの証言ー(プライバシーの為声は変えてあります)


「民を探す為に開いた商会ですからね。悪いイメージではいけませんから、偽物疑惑が持たれるくらいなら、辞めようって上層部で決定したんのですよ。他の大陸ですが元々王族ですよ、王族。そんな悪いイメージが着いたモノは直ぐに切り捨てますよ。でも女性の幹部がねぇ『化粧品の完全製造中止や販売中止は考え直すべきだ。復帰を願う女性がいる限り続けるべきだ』って食い下がったって聞いてますよ。販売復帰店舗は?って、最初は勿論本店の船でしょう。後は、調査しないと分からないと本部は言ってましたよ。どの道、マリトルでの販売は難しいでしょうね、特に王都は。王都ではアース商会の営業禁止が出てますし、今回はアース商会の加盟店から偽物が出たって事で販売中止ですからね」

 と世間に流している。


 殆ど払い戻しの売却者はいなく、逆に店の前で買取価格より高く買取ります。って人も出てきていてた。



「そろそろ化粧品以外で販売始めようか」

「マグリート商会、フェトラ商会とも問い合わせばかりで買取が殆どありませんからね」

 ハウス会議で今後の販売品を検討中だ。大まかに決めておき、各商会で選んでもらう。

 マグリート商会の全員には、期限無しの乗船カードを渡しているので、いつでも定期連絡が可能となってるので現状がわかる。

 というか、夕食は皆んなやって来るので、最近では夕食がてら会議をしている。


「甘味、酒、アクセサリーぐらいかな。キッズスペースは流石に二つとも店からして少し無理があるし、ん〜」

 なんか良いアイデアないかな。

「暑さからしてソフトクリームが良いですね。アレは衝撃的です」

「今の時期であの冷たいエールがたまんないよな〜」

 食べたいもん言ってるだけじゃないか?でも大通り沿いだから氷が入った水槽に冷えたペットボトル。でもそれって店舗前の露天だよな。


「ユート様よろしいでしょうか」

 珍しくメイが声をかけてきた。

「どうした?何かあった」

「私達メイド達はエステの技術も習得いたしましたので、マリアヌであれば2階部分を改造してサロンを開く事が可能です」


 なんと!そんなことまで習得し手たのか!だがエステ店そのままではマズい、騒動が起きる。ならば

「フェトラ商会はヘッドスパサロンと、夏季限定でソフトクリーム屋、隣の建物の一階を貸出してるから、商業ギルドに貸してもらえるようにしてらっておいて」

「ソフトクリームは分かりますが、ヘッドスパサロンとは?」

 セルジュオさんから質問をされる。確か、【エステサロン】は女性限定にしているので、ハウスメンバーの男性諸君は誰も知らない。

「ヘッドスパは、頭皮のクレンジング、マッサージ、保湿ケアを専門的に行う施術で、頭皮環境の改善、血行促進、リフトアップ、抜け毛予防、そして自律神経を整える高いリラックス効果(脳疲労軽減)が期待でき…って要は、女性達が目の色変えて群がってる『エステサロン』の頭専用サロン。だから男性でも入店可能に出来るし、暑い夏に頭がスッキリして心地良いはず。ゆくゆくは、エステサロンの学校を作ろうとは思ってるから小売店に戻ったとしても、併設として継続してもらいたい」

 聞きながら皆んなポカ〜としている。

 聞いた話によると、この世界にもマッサージは存在しているが、効果がかなり違うようだ。



 今後の運営について大まかに決まり、後はハイエルさん達とも話し合いで今後の行動を決めた。

「マグリート商会は、夏季限定でアイスクリーム屋と、以前お話した『妖精の集い』組合員の説明と勧誘をお願いします」

 以前、ブルファムさんとグラミスさんに話した大手商会に対抗した『小人の集まり』組合員の事だ。

 名前がダサいと言われ『妖精の集い』に変更した。

 俺的にはそんなに変わらないと思っているのだが、『小人の集まり』組合はダサいらしい。



 内容は、ウチの関連商品など一部商品が購入可能な店として販売店認定。

 買い物をすると貯まる共通のポイントカードを作り、割引や抽選で限定会員カードが当たる物も考案中。


 条件は、小規模のEランクで第一回の締切は六の月末でとした。

 店頭にアース商会関連の取扱い許可証店の『妖精の集い』の目印を店先に出す事と、年に1回の集会の参加(初年度は調整段階の為、月に1回の集会となる)。

 年間費は第一期会員は初年度銀貨1枚で翌年度は取扱商品の点数によって銀貨5枚から銀貨20枚まで、脱会時は年間費は返金。但し、再入会は三年以上経過しなければ不可。また、裏切り行為や違反行為発覚した場合は即永久退会となる。

 細かい規定は、幾つが設定してある。例えば、転売禁止や、ポイントカードの勝手なかさ増し行為などだ。

 詳細説明は、六の月の15日に説明会を開催、場所はマグリート商会。



 対抗策の『妖精の集い』を開始する。

引き続き、お付き合いくださいませ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 【更新スケジュール】

 火曜日・木曜日・土曜日  17時30分

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

無断転載、無断使用は固くお断りいたします。


★同日 21時に更新★

『ただの猫に転生しました。〜お気楽猫はご近所のスーパーと異世界ダンジョンを駆け回る〜』(猫が主人公)も宜しければお楽しみくださいませ。

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