↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/84

只今、マリトル王国に潜伏中です。王都ルグナル 5

ブクマ!ポイント評価★!リアクション!ありがとうございます!!

今後とも、ブクマ!ポイント評価★!リアクション!よろしくお願いします。


今回の物語も楽しんで頂けましたら幸いです。

 ちびっ子達も手を挙げる合戦に参加し、最早、何のアピール合戦なのか分からず収拾がつかない、御者希望者の子ども達と関係ない子ども達。

「ちなみに、ここの子ども達と他の二か所の孤児院の子ども達の合計で何名ですか?」

「確か100名少しほどだと思います」

 代表でベテランシスターが答えてくれた。

「分かりました。他の孤児院の子も連れて行きましょう。移動方法は考えておきます。ただし、ちゃんと言うことを聞くのが条件です。今日の案内役をしてくれたメンバーもご一緒にどうぞ。勿論シスター達もです」

「俺達もか?」

 孤児院では無い子ども達が驚く。

「ええ。今後、仕事を頼む可能性もありますし、場所の確認も兼ねてです。ご飯も出しますよ」

 ご飯の言葉に飛び付いた。

 大人達は未だ驚き戸惑っている。

 代表のシスターが問いかける。

「だっ大丈夫ですか!?かなりの大人数ですよ」

「多少窮屈かも知れませんが大丈夫です。問題ありません」


 こうして3日後も迎えに来てもらう事になった。集合はこの孤児院前集合、役人さんとは現地集合となる。

 帰りにアースの化粧品セットをシスター達にプレゼントした。

 事前にシスターの人数は子ども達に聞いてある。

 サラの宿に俺を届けてもらい、最後に孤児院暮らしでは無いメンバーにはアースセットを人数より少し多めに麻袋に入れて渡し、ハンターギルドの完了サインをして終了だ。「また3日後に」と挨拶をして宿の前で子ども達を見送った。



「ドイさん、ルワさん、コインランドリー車が出来たって連絡があったんだけど」

 箱庭内の二人の工房を訪ねる。

「おお、こんな感じじゃ」

 軽自動車の後ろ部分にドラム式のような洗濯機二つ設置されている。ランドリーは現金ではなくプリペードカード式となっているのでその場での現金の取り扱いはしなくて済む。

「防犯機能もバッチリじゃ、わしらが試したが問題なかったぞ」

「ありがとう。で燃費はどんな感じ?」

「そうじゃのう、洗濯機能は目一杯詰め込んでも一回で30M(マナ)ほどじゃ、服のシワも取れてクリーンより綺麗になったわい。車の方の燃費は一日中走らせたが500Mほどかのお」

 なかなかの高性能ではないか!


「ここに入れたM(マナ)の残量が表示されるが、どちらも同じMを使用した回路じゃから、万が一にも足りなくなった時は、自分の魔力をここから流し込めば帰るまで持つじゃろうて」

 なるほど、自分のMが使用可能なら、緊急時にも対応できるな。

「この香り付きじゃが、ワシらには良さが分からんが、洗濯機能実験の時に使ってもらった、ここのご婦人達には大好評だったぞ。花の香りとシャボンの香りが人気じゃった。ワシらは無臭が気に入ってるんじゃがな、香りはどちらとも1Mほどの消費だった」

 確かに、香り付きは女性陣には人気だろう。


 今度は、両手に抱えるサイズの箱を持ち出してきた。

「これがカードの制作機じゃ。一からカードを作ると余計に魔力が必要になってしまうから、カード自体は収容所でも使っとったカードみたいに、魔力紙を使用するタイプにした。設定は1回、11回、35回じゃ。カードがあれば追加補充も出来る仕組みにもしておいた」

 お〜ちゃんと、チャージ機能まで付いてるとは!

「ありがとう。試してみるよ。問題なければ、つくるくんで大量生産に取り掛かってほしい。後、悪いんだけとこの前言ってた見(・)た(・)目(・)は(・)こ(・)の(・)国(・)の(・)馬(・)車(・)風(・)で、中には100名乗れる馬車を先に2台貰いたいんだけど有る?」

「ああ、既に10台は作ってあるぞ。言われた通り、馬のゴーレムは普通の馬と同じ指示で動くようになっておる。何ら普通の馬と変わらん。餌が干し草じゃなく魔水晶を口から摂取するか、額の飾りに魔力を注いで動かすかの違いじゃ」

 確かに、ぱっと見分からん。とっても大人しい馬だと思われるだろう。


 凄いぞ!二人とも!やれば出来るじゃないか!久々にちゃんと依頼したモノが出来ていた。

「では早速、明日にでも発案者である子ども達に使用してもらうかな」

 明日はガラポン大会だ。開催中は特にやる事ないから、28階層でも行って試運転をしてもらおう。




「ガラポン大会はじめま〜す」

「「「「「「「「「「うおおおおぉぉぉ!!」」」」」」」」」」

 相変わらず凄い熱気だ。

 新しく収監された囚人も居るので、楽園への合鍵の入り口を縮小変更した。

 27階層入り口と役人村の役人さん達の部屋、後は2階層の食の木畑の3カ所だけだ。ガラポン大会の開催場所も27階層に変更となった。

 面倒だが、この3つの鍵には使用する関係者を登録してもらい、登録者以外は入れないよう設定しておいてもらった。


「かなり在庫が減ってるんだけど」

「そりゃ〜値段交渉せずとも、有れば有るだけ売れまくるアースの化粧品だ。あいつらが来ると在庫が足りるかってヒヤヒヤするぜ。この前も三人組が来て、今まで自分達を見下してた家族や兄貴が、頭を下げて取引を頼みに来たって、喜んで報告してたぜ」

 卸用の倉庫を確認しているが、在庫の減りも凄いが、売り上げ額がえげつない事になっている。

「でもグラドールさん、売値が俺の卸値の一割ほどの設定じゃないですか大丈夫です?」

 かなり格安設定になっている。

「ただ置いてあるだけで勝手に金になる上、ここには盗むやつも居ねぇんだ。あいつらが来るたびに金貨1枚以上の利益があるから問題ねぇ」

 凄い勢いで外で売りまくってる様だ。おかげでこちらの懐もかなりアッツアツだ。


「それにしてもあのアニマルズはすげぇな。採掘隊が感動してたぜ」

 ここでもアニマルズを貸出をしている。特に24階層での採掘を中心に活動している方々だ。

 新入りさんと降伏者の囚人達に見つからない様にする為に合鍵を一つ使って採掘をしており、その時の見張や魔水晶やモンスターの探知、いざという時の防衛にお役立ちのようだ。

 役人村も夜勤の警備として数匹利用している。

「三人組や弟達が羨ましがってたぜ。貸し出しはしねぇのか?」

「そうだよね〜。マリアヌではハンターギルドに条件付きでは貸し出しはしてるけど、それより合鍵渡す?」

「流石に、それはそれで、アイツらにサービスし過ぎじゃねぇか?安全には越した事ねえが」

 それ以外で安全面で良さそうなモノは…

「じゃぁ『自動車』の貸し出しはどう?見た目は馬無しの馬車みたいなもので1日使って500〜1000Mほどの魔道具なんだ。偽装用のゴーレムの馬も付いてるから街でも気づかれない」

「…なんか知らんが、貸し出して大丈夫か?それ」

 怪しそうな目で見られる。

「一応試験的にってことで貸し出すけど、操作技術が必要になるから少し練習が必要かな。簡単な操縦だから1日で覚えるはず」

 信号や車の交通ルールは無いし、ゴーカートみたいなモノだ、数回練習で問題ないだろう。


「今、見せてもらえるか。その『自動車』ってやつを」

 偽装していない状態の自動車を出してみた。

 偽装していない状態の自動車は、ぱっと見の外観は、変わった形をした馬車本体にも見える。

「偽装で普通の馬車にすれば、見た目も馬車の扱いも今までと同じ仕様だよ。普通の馬車との違いは馬がゴーレムだから物あつかいでマジックバッグに収納できる事と、餌が魔水晶に変わる事かな」

「乗ってみていいか」

 疑いの目で見られているが、気になるようだ。

「今日はこれから用事が有るから少しだけなら」


 お頭と俺は27階層に戻り試乗する事にした。

 27階層に戻りお頭に同乗してもらい説明しながら、まずは俺が運転してみせる。

 走らせるとお頭以外とノリノリだった。

【次の更新日】7月16日 木曜日 17時30分


同日更新の『ただの猫に転生しました。〜お気楽猫はご近所のスーパーと異世界ダンジョンを駆け回る〜』(猫が主人公)も宜しければお楽しみくださいませ。

★21時に更新★


引き続き、お付き合いくださいませ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【更新スケジュール】

火曜日・木曜日・土曜日 17時30分

日程を変更する場合は【次の更新日】でお知らせします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

無断転載、無断使用は固くお断りいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。