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只今、異世界潜伏中です。  作者: おのん
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只今、異世界に召喚されました。後半

 『魔力出力補正』400倍って、良くて20倍+20倍で40倍でしょう!まぁそれでも世界最高峰超えてんだけどね。

 それで3桁表示が無くて「00」になり、役立たず扱いで追放コース確定しそうだからありがたいですが。

 

 【セレクトギフト】のスキルギフトを選ぶ

 鑑定/アイテム BOX/地図/火魔法/水魔法/付与魔法/探知など、ずらりと並んだスキルやギフトの数々。

 まずは必要はモノを選択していき余ったらポイントはこの城を出てからじっくり選ぼう。候補はすでにいくつか立ててある。ムフフ楽しみだ。


 卵ちゃんオススメスキル『ディメンションルーム 5pt』『自動 2pt』『連結・連動 3pt』と、おかしな数字になっている『変換率 400倍』を隠すため『スキルボード偽装 1p』を取得

 ガイドブックに記載されていた方法でスキルを発動。

 まずは【快適生活】と『ディメンションルーム』『自動』を『連結・連動』。

『【快適生活】【ディメンションルーム】【自動】が【連結・連動】されました。』


 『ディメンションルーム』を起動させてると目の前に扉が出てきた。開けて入ると10畳は有るであろう空間にベット・テーブル・イス・タブレットに謎の宝箱、さらには奥にキッチンまで見える。

 恐る恐る中に入り他の扉などを開いてみた。水洗トイレ・お風呂(シャワー付き)・洗面台に洗濯機(ドラム式)・クローゼット。キッチンには流し台と2口のコンロが備わっており、3ドアの冷蔵庫と電子レンジも備わっている。

 独身のワンルーム仕様だ。どうやら『自動』により、いつでもピカピカお掃除したて状態がキープで至れり尽くせりだ。

「すごい!最初に開いた時と大違いだ」

 【簡単ガイドブック“初めての異世界生活”】によれば、俺が生活環境などに不快を感じた場合、不快度に応じて加護である【快適人生】の補正が掛かるようだ。

 謎の宝箱を開いてみる。触れた瞬間ステータスボードが開き新たなメッセージが現れた。


『【薬箱】 涙シリーズ・微笑みシリーズ・雫シリーズの精霊ランクまでをランダムに補充されます。(自動補充まで残り29日)

涙シリーズ:傷を直す。HP回復。

微笑みシリーズ:状態異常・病を直す。

雫シリーズ:植物の成長・品質向上を促す。


因みにポーションのランク分けは、最高ランクから

女神>天使>精霊>最上級>上級>中級>下級

 となっており、上位のポーションは下位の効能が全て追加されている。

 一般的にポーションとして認められているのは中級からで下級はエナジードリンクや二日酔い、風邪予防のドリンクのような品として一般家庭でも生成できる。

 『ポーション生成』LV.1は下級しか生成できない事もあり、中級が生成出来るLV.2から『ハンターギルド』または『商業ギルド』と言われる職業組合(ギルド)で通称『ポーション屋』として認められる。

 ちなみに『雫シリーズ』とは、この世界に置いて重要なポーションの一つであり、驚くことに『食の木』と言われる木から全ての食材が収穫される。

 野菜だけではない肉も卵も魚も調味料である塩もだ。とっても気になる。どうなってるのか見てみたい。


 『ハンターギルド』と言われる職業組合は、主な収入源はダンジョンでの『魔水晶』と言われる『魔素』の塊や希少鉱物の採掘。他にも『食の木』の発見に実の採取や、盗賊に対しての護衛など生業としている基本『何でも屋』で、「初めに入る組合としてはオススメ」と【簡単ガイドブック“初めての異世界生活”】に書かれてあった。簡単ガイドブックに感謝。 


 メッセージの最後に『【薬箱】を【アイテムBOX】【自動】と【連結・連動】することをお勧めします。』と書かれてありその通りに「〈連結・連動〉」

『【薬箱】【アイテムBOX】【自動】が【連結・連動】されました。更新時に自動的にアイテムBOXへ入荷します。』

 取り忘れ防止になる上、アイテムBOXに入ったことで中身が薬箱に入ってたポーションが判明。


【涙シリーズ】 精霊:1 最上級:2 上級:7 中級:20 下級:80 

【微笑みシリーズ】 精霊:1 最上級:1 上級:10 中級:60 

【雫シリーズ】 精霊:1 最上級:5 中級:50 下級:20 


 お〜!かなりの量が30日毎に自動補充されるのはありがたい。LV.2で生成出来るのは中級まで制作可能。100マール(1万円)ほどで取扱店で販売。と【簡単ガイドブック】に書いてあった。

 【セレクトギフト】で『ポーション生成LV.2』を取得しておけば、『ポーション屋』として【薬箱】の大量ポーションも疑われず売れるはず。ふふ富富〜♪


 後は謎のタブレットだ。タブレットに触れると『サポートメニュー』と表示された。


【日替わり定食】A定食:800pt/B定食:1000pt/洋風定食:1000pt

【定番定食】唐揚げ定食:1200pt/煮込みハンバーグ定食:1300pt/焼き魚定食:1400pt

【朝食セット】和風Aセット:500pt/洋風Bセット(ソフトドリンク付き):600pt

【日替わりデザート】日替わりケーキ(ソフトドリンク付き):600pt

【テイクアウト】唐揚げおにぎりセット:600pt/サンドセット:500pt/日替わりケーキ:400pt

【ポイント残高】3000pt

【ランダム設置】ON/OFF


 これ、よく通ってた近所の定食屋のメニューだよな?円がptになっただけだ。うん、助かる。

 独り者の料理ほど量の加減が難しい。一人暮らしで数種類もの自炊の品が並ぶのは余程の料理好きか、気合いを入れて作った冬の時期での数日であろう。そして数日間同じメニューが続くことになる。

 夏場は危険だ。そうめんぐらいは作ってたが、ガスコンロ前は暑い。

「簡単にそうめんでいいや」という旦那に殺意が湧くと愚痴ってたパートのおばちゃん達の会話を思い出す。

 今はアイテムBOXがあるお陰で腐らせる心配がないが、やはり作らずに前世でのクオリティの料理が食べられるのは嬉しい。

 説明アイコンに触れると、『快適な食事をサポート』の見出しが現れ『1日お食事ポイント3000pt お好きなメニューお選びください。また【魔力】1を1ptとして追加使用可能。日付変更時にポイントがリセットされます。※繰越はされません。』

 下の方には奥の手が記載されていた。教えてくれてありがたい。

『【サポートメニュータブレット】を【ランダム設置】ON設定にし【アイテムBOX】【自動】【生活魔法:タイマー23:59】を【連結・連動】することをお勧めします。また、【貯蓄機能】を取得【連結・連動】することで1日の上限保存量とは別に余剰分をLV最大(1日の上限保存量と同量)まで未使用魔力を【サポートメニュー】ptとして追加できます。』

  まずはテイクアウトのサンドセットを注文する。

 間違いなく近所にあった定食屋のお持ち帰りサンドセットだった。

 サンドイッチを頬張りながら(なんか分からんけどお勧めなら…)説明通りに操作してゆく。

 今、この世界で信じられるのは【簡単ガイドブック“初めての異世界生活”】とスキルボードやアイテムの説明だけだ。「自分は?」って?俺のじいちゃんが言ってました。

「まだ種も蒔いてない(何もしてない)のに芽が出るわけがなかろう。自分を信じて良いのは、しっかりと種蒔したヤツだけだ。何もしてない自分なんかを信じてどうする!」なので、俺の種蒔きはこれからなので乞うご期待。(誰に?)

「よ〜く覚えとけ、世の中に“うまい話”なんか無いぞ。美味いもんは自分の仲間や家族で分け合って食うもんだ!(笑)知らん人間にやるヤツは余りモノ(旨みがないモノ)か、いらね〜(碌でもない)モノって相場が決まっとる。お前は騙されやすそうだから気を付けろや」そんなことも言ってたな〜。(閑話)


 まず生活魔法は取得済みだからタイマー設定を23:59に設置し【セレクトギフト】からエクストラスキル『貯蓄機能』を取得。

 この『貯蓄機能』は、HPから変換された『魔力』を貯めておくことが出来る優れ機能で、随時貯蓄されるので常にHPは−1をキープ。但し、LVに応じて1日の上限保存量が変わる。

 『ポーション生成 LV.2(1pt)』と『貯蓄機能 LV.2(7pt)』を取得した。

 『ポーション生成 LV.2』であれば中級を生成出来るのでポーション屋として生計が成り立つだろう。

 ポイントを全部使用してしまったが悔いは無い。

 魔法は『魔法の書』という物が存在しており高額ではあるが一般な「火」「水」「土」「風」は購入可能だ。

 同じく欲しかった鑑定や地図のスキルは魔道具として既存しているのでいずれ購入しよう。

 

 設定完了。魔力変換したポイントで購入した後『簡単ガイドブック“初めての異世界生活”』をこの世界での一般常識項目を読み返しながらこれからの生活などを計画していると、いつの間にか日付が変わっており合計4500pt分の定食が自動的にアイテムBOXに入ってた。『サポートメニュー』は3000ptになっている。

 これで毎日5000pt分の定食が撮り損ね無くアイテムBOXに入る上、時間停止機能がついているから消費期限気にしなくいつでも食べれる。


 アイテムBOX内には【初期生活支援セット袋】は2つ分。およそ2カ月分の生活費であろう銀貨や銅貨、ナイフや毛布、着替えなどが入っていた。後の事はこの城を出てから考えよう。ディメンションルームで寝たいが、今は見つかると何かとマズイので我慢してカビ臭いベットで寝よう。

 この体『ユイル』と、ユイルと一緒に転移した少年たちについては…いや今日は考えるのはよそう。明日からこの世界でのスタートだ!疲れた〜さっさと寝よう。

 小部屋のボロボロのベッドに潜り込む。


 次日の朝、俺は『奴隷の首輪』をつけられ監獄送りとなった。


ステータス:(隠蔽)

名前:ユイル・モーニア(ユート) 12歳 HP 149/150 変換率 05倍(400倍) (貯蓄2000M/40000M)

●ギフト:世界言語【クルオニア言語】【未】/快適生活/カタログ通販【1/30】 (ディメンションルーム)

●エクストラスキル:ー(自動)(連結・連動)(貯蓄機能 LV.2)(スキルボード偽装)

●スキル:アイテムBOX LV.6(時間停止)/生活魔法 LV.MAX/ポーション生成 LV.2

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