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謎のユニークスキル

不定期です

 しかし俺がいない間にそんな事をするとは良い度胸だ。その男達に会ったらたっぷり礼をしなければならんな...グヘヘ


 翌日、朝食を一階の食堂で済ませた俺達は冒険者ギルドに向かった。理由は新たな身分証を手に入れるためだ。商業ギルドでは街で商売をやるのに必要なカード「商業カード」が発行されこれが身分証になっていた


今は辞めてしまったため現在身分を証明するカードがない。身分証がなければ何かと生活に支障がでるので仕方なくだ


しかしここで問題がある。そう冒険者ギルドに入る場合自分のステータスを見せなければないらない。因みに今の俺のステータスはこんな感じだ


名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル Error

種族 人族(男)

HP ???/???

MP ???/???

筋力 ???

防御力 ???

素早さ ???

魔力 ???

魔法防御 ???

〈ユニークスキル〉

・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考

〈スキル〉

・火魔法level5・雷魔法level5・鑑定level6 ・解呪level8

・無詠唱・夜目・気配遮断level5・回復魔法level4・気配探知level7・魔力探知level7 隠蔽level3

〈称号〉

・異世界人

・影に潜む者


気配遮断と魔力遮断のlevelが一つ上がった。これはこの街にいるテイラ達を見つけるために発動したからだろう。こんなステータスを知られる訳にもいかないので何か対策が必要だと考えた


そこで昨日の夜の内に隠蔽スキルを習得しておいた。ステータスを表示して偽装するようにイメージすると簡単に習得できた。これはスキル【鑑定】をされてもそのlevelが上だった場合自分のステータスを偽装できるというスキルだ。つまり相手に自分の偽のステータスを掴ませることができるのだ。偽のステータスはこんな感じ


名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル 12

種族 人族(男)

HP 600/600

MP 720/720

筋力 80

防御力76

素早さ64

魔力 114

魔法防御 134

〈ユニークスキル〉

アイテムボックス

〈スキル〉

・火魔法level2・雷魔法level2 ・回復魔法level1・解呪level2

〈称号〉


このステータスは以前のステータスと同じ数値にした。〈スキル〉4つは他の人に知られているのでこれを隠蔽するのはマズいと判断しレベルだけを変えることにした。アイテムボックスも同じ理由だ


 冒険者ギルドに辿り着き迷わず受付へと向かう。受付へと近づく度に心臓の音が大きくなるそんな俺の傍ではいつも通りの4人がいる。クソー普通のステータスをしてる人は気楽でいいな


 「ようこそ冒険者ギルドへ」


 適当に並び俺達の番になると受付の女性が声を掛けてきた。冒険者ギルドの受付は女性が多くいつも男の列が出来ているのだがどうやらいい時間帯に来れた様だ


 「冒険者登録をしたいんだが」


 「そちらにいる方々もでしょうか?」


 「そうだ」


 「畏まりました。ではこちらに必要事項をお書き下さい」


 それぞれに同じ「冒険者登録書」と書かれた紙に必要なことを記入し提出する。称号〈異世界人〉のお陰でこの世界の文字もすらすらと書ける


 「では最後にこちらの水晶に手を置いて下さい」


 次に受付の女性は片手で持てるくらいの大きさの蒼い水晶をだした。その水晶を見ると商業ギルドで見た真偽を確かめるラクアルの水晶を思い出す。あの時は酷い目にあったな俺と同じく思い出したのかテイラの顔色が少し悪い


 二人の顔色が悪くなったことに気づいた3人は首を傾げているそしてリコが俺にどうしたのか尋ねようと話し掛けようとしたとき受付の女性が話しを進める


 「こちらは触れた方のステータスを表示することができる水晶です。冒険者登録する際は必ず行ってもらう規則になっておりますので宜しいでしょうか?」


 俺とテイラは気持ちを切り替え話しに耳を傾ける。覚悟は決まっているので俺からやることにしたステータスを知らないが俺の強さを知っている4人は心配そうな顔をしているがその内には好奇心が秘められていた自分が最も信頼している人が一体どんな力も持っているのか気になるは仕方がないことだ


 そんな4人の表情を見て目の前にいる男がただ者でなないことを察する受付の女性。そんなことは知らず俺はゆっくりと水晶に手を触れた受付の女性と4人の視線が水晶へと集まった


名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル 12

種族 人族(男)

HP 600/600

MP 720/720

筋力 80

防御力76

素早さ64

魔力 114

魔法防御 134

〈ユニークスキル〉

アイテムボックス

〈スキル〉

・火魔法level2・雷魔法level2 ・回復魔法level1・解呪level2

〈称号〉


水晶が光りだし中に蒼い文字でステータスが表示されていた。よしどうやら成功のようだ。心の中でガッツ

ポーズをし受付の女性の反応を伺う。すると何故か俺のステータスを見て首を傾けている。もしかしてバレたのか!


 「ど、どうかしたか?」


 「...いいえ別にアイテムボックスのスキルをお持ちでしたので少し驚いただけです」


 受付の女性の言葉に嘘はないアイテムボックスのスキルを持っている事に驚いたことには本当だった。しかしこれを取得しているからと言って傍にいる4人があんな不安な表情をするだろうか


 もしかしてこの男は隠蔽スキルを習得しているのだろうか。実際他の冒険者の方にも登録する時隠蔽スキルや隠蔽スキルが付与されているアイテムを使ってステータスを書き換えていた人はいた


 しかしその場合レベルやHP、MPなどの数値は変えずに習得しているスキルレベルだけを変える人がほとんどである冒険者になると指名依頼や護衛依頼、他の冒険者とチームを組む時などには自分のステータスが重要になってくるためだ


 また隠蔽スキルは書き換えるほどに魔力を大きく消費する。普通の人が一度で隠蔽スキルで書き換えられる箇所は多くても3カ所しかなく中には隠蔽スキルを取得していたとしても魔力が足らず書き換えられない人もいる。その人は大抵生まれながらにして持っていた人なのだが


 因みにタクマは変えたい箇所全てを一度で書き換えたが魔力が消費した感覚がなく隠蔽スキルを発動する際魔力を大きく消費することなど全く気づいていなかった


 「結構便利よね大きな荷物なんか持たなくて済むし手ぶらで樂だしね」


 「ですよねー本当便利ですよねアイテムボックス!」


 急にリコとイリナがアイテムボックスについて話しだした。しかし何か会話がぎこちないような気がするんだが気のせいだろうか。テイラがそんな二人が会話している様子をみて冷や汗をかいていたが気づく者は誰もいなかった


 その後は他の4人も水晶に触れステータスを表示させていく



名前 アイリス 16歳

レベル 21

種族 獣人族(女)

HP 800/800

MP 100/100

筋力 200

防御力 150

素早さ 180

魔力 8

魔法防御 160

〈ユニークスキル〉

・限界突破

〈スキル〉

・格闘術level6・剣術level3・短剣術level4・弓術level2・採取level5・気配遮断level4

〈称号〉


名前 テイラ 13歳

レベル 10

種族 人族(女)

HP 340/340

MP 240/240

筋力 23

防御力 42

素早さ 60

魔力 120

魔法防御 120

〈ユニークスキル〉

 ・???

〈スキル〉

・気配遮断level1・夜目・遠見

〈称号〉




名前 イリナ 12歳

レベル 6

種族 人族(女)

HP 280/280

MP 28/28

筋力 25

防御力 38

素早さ 54

魔力 12

魔法防御 80

〈ユニークスキル〉


〈スキル〉

・料理level4・採取level2

〈称号〉



 名前 リコ 15歳

レベル 15

種族 人族(女)

HP 400/400

MP 180/180

筋力 40

防御力 52

素早さ 68

魔力 100

魔法防御 80

〈ユニークスキル〉

 ・スキル加速

〈スキル〉

・生活魔法level5

〈称号〉


 表示されたステータスはA4くらいの紙に複写されそれぞれ確認してみる...ん?色々気になる事があるのだがアイリスは特にないとしてまずテイラのユニークスキル欄にある〈???〉これは一体なんだろうか。俺のステータスの数値と同じ表示ということは何かがバグってしまったのだろうか


 「なあテイラのユニークスキルの欄にあるこれって何か分かるか?」


 「私のですか?特に何もないと思うんですけど...何かあるのですか?」


 本人に聞けば何か分かるかもしれないと思い聞いてみることにした。しかしテイラは首を傾げ何もないと言った。つまり〈???〉は見えていないのだろうか。じゃあなんで俺には見えているのだろうか...まさかステータスだけでなく視覚までもバグってしまったのか!?


 「べ、別に何も見えないならいいんだ変なこと聞いてごめんな」


 まあこれは今考えても仕方がないし保留することにした。まだ気になる事が幾つかあるからな。テイラのステータスを軽く目を通した後他の仲間のステータスに目を向けた


 



 



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