表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/78

死へのカウントダウン

不定期です

 1人で国を相手にできる程のタクマの実力を考え、これからは監視を行いながら対策をねる必要があるかもしれないと考えるアランであった




城をあとにした俺は、1人アルテミラの街を歩いていた。もちろん顔を隠しながらだが。王の決断が下るまでの辛抱だと手の甲を摩りながら歩いた。そして街をでて離れたところから街を眺める。当分ここには訪れないだろうからな。こうしてみるとこの街での生活を思い出す。そういえばこの街で生活したのってテイラと2人だけか。アイリスを助けた後すぐにこの街をでたし、再び訪れた時はイリナとリコを仲間にして屋台に寄ってすぐにでたし3人との思い出は作れなかったと感じる。次の街ではいい思い出を作らなきゃなと思っていると、何処からか声が聞こえた


 「ちょっとーーー!ここから出しなさいよー!」


 ん?この声どこかで聞いたような...しかもつい最近。でも俺がさっきまでいたのは城の中だよな。城のなかで会ったやつ...会ったやつ...あ。ようやく思い出したタクマはアイテムボックスから漆黒の剣を取り出し、中にいる人を出した。この時、アイテムボックスの中でも声が聞こえることに気づいた


 「よーすまんな。つい存在を忘れてしまった」


 「ハァハァわ、私を忘れるなんて」


 よほど叫んでいたのか中にいただけなのに疲れている。でてきたのはアルテミラ第3王女クラなんとかだ。いやー存在を忘れてた人の名前を思えている訳もなく、とりあえず適当に行ってみるか。人間歳をとると忘れやすくなって困ったものだ...まだ18歳だけどな


 「悪かったよクラネル」


 「私はクラリスです!まったく失礼な人です」


 それは認めざるおえない。なんせ城に侵入して王に直談判したからな。それにこうして王女をさらって...あれこれマズくね。ここでようやく今の状況を理解した。わざとではないとしてもこうして王女をさらってきているし。はやく城に送りとどけねば


 「あの-失礼を承知でもう一度中に入っていだたきたいのですが...聞いてねーし」


 いつの間にかクラリスはアルテミラを見ていた。やべーこれ拉致られたって勘違いされたかもしれん。いや仕方ないかもしれないけどさ


 「外からみるとこんな景色なのですね。それに空気もおいしい」


 「外にでたことねーのか?」


 「はい。私はいつもあの部屋で外を眺めているだけでした」


 こういうのを籠の中の鳥と言うのではないか。いや違う例えでいうなら部屋にこもるニー...ゴホンこれ以上は止めておこう以前の俺を思い出してしまう


 「そんなに違うもんか?俺にはあまり変わらないと思うけど」


 「中からではこの風や街の賑わう声などを感じることができません」


 まー確かに部屋の中じゃ周りの音がよく聞こえない気がする。俺はなんだかクラリスにもっとアルテミラの街を見せたいと思った。しかし、このまま街にいって観光などすれば俺とクラリスのどちらかがバレた瞬間大騒ぎになること間違いない。クラリスを影の中に入れて街を歩くという手もあるがそれだと部屋の中にいるのと変わらない気がする。さてどうしたものか。空を見上げながら考えると一つの策が思いついた。上空から見たら全体がよく見えるのではないかと。それに見つかる確率も低く、もし見つかっても顔はよく見えないはず。そかしここで問題がある。そうどうやって上空から見るかだ。一応俺のステータスを確認してみる




 名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル Error

種族 人族(男)

HP ???/???

MP ???/???

筋力 ???

防御力 ???

素早さ ???

魔力 ???

魔法防御 ???

〈ユニークスキル〉

・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考

〈スキル〉

・火魔法level5・雷魔法level5・鑑定level6

・無詠唱・夜目・気配遮断level5・回復魔法level4・気配探知level6・魔力探知level6

〈称号〉

・異世界人

・影に潜む者


 気配遮断と気配探知、魔力探知のレベルが上がっているな。それに称号が一つ増えている。何だよ「影に潜む者」って。これって影の中に入った人全員が取得できるのか?もしそうならクラリスのステータスにもあるはずだ...確認してみるか





名前 クラリス・バン・アルテミラ 17歳

レベル 5

種族 人族(女)

HP 1200/1200

MP 980/980

筋力 25

防御力 30

素早さ 50

魔力 250

魔法防御 400

〈ユニークスキル〉

・死神の呪い

〈スキル〉

・光魔法level1・回復魔法level1

〈称号〉

・第3王女




 「へ?」


 「ど、どうかしましたか?」


 HPとMPがやたら高いのも驚きだが問題はそこではない。ユニークスキルに表示されている「死神の呪い

」ってなんだ!?明らかに悪いスキルだろこれ!ユニークスキルにはこういうスキルもあるのか。俺はこのスキルの詳細を見るべく凝視すると詳細が表示された


 死神の呪い

 呪いのスキル。生命力と魔力量が格段に上がる代わりに寿命が大きく減る。人間の寿命で数えると18年で死を迎える。感染力(微)


 どおりでこいつのHPとMPが高いはずだ。それにクラリスって17歳だろ。これヤバいんじゃねーか


 「なあクラリス。誕生日を聞いてもいいか?」


 「なぜですか?」


 「いいから答えろ!」


 俺はつい大声で叫んでしまった。俺の行動をみて察したのかクラリスが少し暗い表情をみせた


 「あなたは鑑定持ちだったのですね」


 俺は黙ってコクリとうなずく


 「そうですか...3日後です」


 3日後だと。俺には理解出来なかった自分の命があと3日間しかないと知りながらなぜ今まで平気な顔をしていたのか。もし俺がその立場だったらこんなに落ち着いている自信はない


 「生まれつきなのか?」


 「そうよ。だから私はずっとあの部屋にいたの。他の方に感染すると迷惑がかかりますから」


 だからあの男2人はクラリスの護衛もせずにすぐに出て行ったのか。自分が感染するのが怖くて


 「もしその呪いが18歳以上の奴が感染したらどうなるんだ?」


 「HPとMPが段々と削られていき最後は...」


 死ぬってわけか。それなら俺に感染しても問題はないはずだ。どうにかしてこの呪いから解いてあげられないだろうか


 「どうしたらその呪いを解除できる?」


 「それは...」


 「早く!」


 「解呪スキルなら。しかし、今まで成功したかたは1人も」


 それだけ解呪スキルのレベルが高くないといけないのか


 「なのでもう」


 「逆に解呪レベルが高ければ治せるってことだろ。俺に任せてくれないか。いや任せろ」


 俺は無理矢理クラリスの手をとる。そして意識を集中しクラリスの中にある呪いを解くイメージをしながら魔力を放出する。すこしの間そうしていると俺の手に流れている魔力が神聖な光に変わる。もう一度自分のステータスを確認する


名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル Error

種族 人族(男)

HP ???/???

MP ???/???

筋力 ???

防御力 ???

素早さ ???

魔力 ???

魔法防御 ???

〈ユニークスキル〉

・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考

〈スキル〉

・火魔法level5・雷魔法level5・鑑定level6 ・解呪level1

・無詠唱・夜目・気配遮断level5・回復魔法level4・気配探知level6・魔力探知level6

〈称号〉

・異世界人

・影に潜む者




「よし習得できた」


 「もしかして今解呪スキルを?しかし今からでは到底」


 「それはやってみなくちゃ分からんだろ。という訳で城に帰るのは後だ。移動するぞ」


 スキルを習得できたことに一安心し、ここを離れることにする。ここだとクラリスを探しに騎士達が来る可能性があり、集中できないからな。心の中でテイラ達に謝罪し、クラリスを連れ急いでこの場を後にした


 


 


 



 


 


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ