王の間
今更ですが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします
不定期です
名前を間違えていたので編集しました
申し訳ございません
ジークは冒険者ギルドをでた後気持ちを入れ替えた
「まずは先輩のところを訪ねねーと」
そう決心し急いで商業ギルドへとむかった
アルテミラの王がいる屋敷はいつも警戒が厳重であり見張りも多い
「はぁ~今日も眠いな」
「おいおい止めろってこっちまで眠くなるだろう」
屋敷の一階入り口の見張りをしている男がだるそうに会話をしていた
「だってよいつもいつもここに立ってるだけで何も起こらねーじゃねーか」
「起こらない方がいいだろうが...どうした?」
「シー...何か聞こえた」
もう一人の男を黙らせ上の階を支えている内の一本の柱の奥に意識をむけた
「誰かいるのか!...人を呼んでこい」
大きな声で叫んだ後、小さな声で男に増援を呼ばせに行った。そして男は段々と柱に近づいていく。なるべく足音をたてずにゆっくりと手にもっている槍を構えながら。そして柱の目の前までつくと勢いよく奥へと飛び出した
「おかしいな」
確かに何かが動いたと思ったのだがそこには誰もいなかった。しかし魔力探知をすると微かに魔力の流れを感じた
「侵入者か」
これでこの屋敷に誰かが忍び込んだと確信した
「おい!増援を連れてきたぞ!!」
確信したと同時に男が複数の同じ服装、武器を身につけた男達を連れてきた
「侵入者だ!姿は不明!警戒および王に報告だ!」
「「「了解!!!」」」
大きな返事をした後、男達は行動を開始した
「こりゃ困ったな」
武装した男達が騒がしく行動を開始しているなか影の中でこれからどうすか考えている男が一人いた。そうこの屋敷に侵入した犯人タクマだ。とりあえず目を閉じて魔剣に意識を集中する。すると魔剣からイメージみたいなのが伝わってきてこの剣の使い方が分かるのだ。この影のなかに身を隠す技もこの方法で知ったのだ
「よしこの方法でいくか」
これから何をするか決まったことだしすぐに行動を開始した。移動は勿論、影のなかに入りながらだ。小さな隙間があれば入り込めるし頭の中で思うだけで行きたい方向に移動できるため疲れなくて楽だ。まだこのステータスになってから疲れたことは一度もないんだけどね
「お、いたいた」
上の階に上がると下の階と同じように何人もの男達が警戒していた。それでも俺は気にせず移動し続けた。俺が行きたい場所は王の間だ。そこにいけば王がいるだろうし直接会って話せるからな。しかしここで問題がある。そう王の間が何処にあるのか分からないということだ。だからこうやって移動している。そして今いる階の奥へと進んでいくと、とある扉の前に二人の男が立っていた。他の者は歩きまわり侵入者である俺を探しているのにだ。よほどこの扉の奥が重要なのだと思いそれにともなりここが王の間だと予想した
「入ってみた方がはやいか」
予想しているより確認したほうがいいと思い扉の隙間をくぐり抜け中へと入った
「ここは...」
入ってすぐ大きなシャンデリアが目についた。そしてお姫様ベッドのようなものと高級であろう机、椅子など誰かの私室であると理解できた。そしてその誰かというのもすぐに分かった。その人は窓の側にある椅子に座りながら外を見ていた
「はぁ...つまんない」
ため息からの第一声が「つまんない」かまるで俺を見ているかのようだ。高級であろうピンクと白の2色を使用したドレスを身につけテイラの髪色と似た長髪に顔も整っている。まさに王女様...いや本物なんだろうな。しかし見るからに暇そうだな。そんな暇そうな姿をみてるとあっちの世界での俺と重なる。いっそこの部屋からでていこうと思ったが何故かほおっておけず影のなかから飛び出した
「暇そうだな王女様」
「え!誰ですかあなたは!!」
突然現れた俺の姿をみて驚いた彼女は大声をあげた
「どうしましたかクラリス王女!!」
おおやっぱり王女だったたのか。それにしても若いまだ10代だと思うのだが第3、4番目ってとこか。そんなことを思っていると扉から見張りをしていた男二人が入ってきた。俺はすぐさま影のなかへと入り身を隠した。彼女は俺の動きに目が追い付かず一瞬で消えたかのように見えた
「い、今マントを着た男の方が...」
「恐らく侵入者だここらへんに潜んでいるはずだ探しだせ!」
困惑している彼女をほおって2人は急いで部屋を後にした。それにしてもこの王女から離れていいのかー侵入者がさらってしまうぞー。気配探知を使い男達が離れたことを確認し彼女に見られないよう再び影から飛び出した
「さて王女様いきなりで悪いが聞きたいことがあるんだけど」
「な、何でしょうか?」
彼女は身構えながら話を促した。そんなに怖い顔でもないと思うんだけど...後で確認しておこう
「王の間の場所を教えて欲しいんだけど」
「お父様に何の用があるのですか。まさかお父様を!」
「待て待て誤解するな!別に殺しに来た訳じゃ」
「やはりお父様を!!」
「人の話を聞けよバカ!」
「ババババカとは失礼な!これでも私はこのアルテミラの第3王女クラリス・バン・アルテミラですよ!!」
「知らねーよ聞いたこともねーよ興味ねーよてかどうでもいいわ!」
「どうでもいいって何よ!」
互いに段々素ががでてきたところでそろそろ話を戻さねば。長くいると男達に見つかってしまう
「もういいやこうなったら強引に案内してもらうぞ」
「ちょっと何をするんですか離してください!!」
彼女の手を掴み一緒に影のなかへとはいった
「ここが王の間か...お前はここで待ってろ」
暗い空間のなかで彼女を脅迫じみた発言をし王の間へと案内させた。到着し俺は影から出たが彼女はそのまま放置した。念のための囮として閉じ込めてた方がいいだろう。そして大きい扉を開きなかへと入る。入るととても広い空間になっており奥に階段が見えその頂上に立派な椅子が置かれていた。そしてその椅子に大きな冠を被り長い杖を持っている男が座っていた。その男は入ってきた俺の姿...マントを身につけ顔を隠した俺をみて目を細めた
「貴様が侵入者か。ふん、まずは顔をみせよ」
何が「ふん」だよそれに偉そうでムカつく...偉いのか。そんなことはどうでもいいとして俺は顔を見せた
「ほう貴様がクライル伯爵の屋敷で飼ってた狐を盗んだやつか」
それにしてもこいつも偉そうだな。でも不思議と違和感を感じたなんというか言い慣れていなさそうな言葉を考えてから話しているような。それはそれとして俺の前でアイリスを悪くいうとはいい度胸だ
「俺がここにきた理由は分かってるんだろう」
「手配書のことであろう」
「分かってるなら話がはやいそうだ俺が来たのは手配書の剥奪のためだ。ということではやくやってくれ」
「それをきいて剥奪するやつはおらんだろう。それどころか状況はますます悪くなるぞ」
「屋敷に忍び込んだことか?それはすまなかった。でもこうでもしないと会ってくれないだろう」
「それでも無断で立ち入るとはいい度胸をしているな!」
王と会話していると女性の声が聞こえ上を見上げると鎧をまとった女性が手に持った槍を俺に突きだしてきた
「おらよっと」
その攻撃をあっさりかわした後、彼女と距離を離した
「いきなり攻撃とは酷いやつだ。それで君は?」
「私は第2班聖騎士団団長ニーナ・アルテミラです。あなたは?」
「タクマだよろしくな」
「そうですかでは死んで下さい」
そういってニーナは再び攻撃を再開した。足音を立てずもの凄いはやさで間合いをつめ槍を突きだした。この一突きで解析を使わずとも実力が大体わかった。そしてその攻撃を軽くかわしまた距離をはなした
「お前強いな」
「あなたも相当ですね。今の突きをかわされるとは思いませんでした」
「そりゃどうも。じゃ次は俺のばんね」
こいつをなんとかしないと王とまともに話せないしな。掌をニーナにむけ魔法を発動する
「ファイアーボール」
5つのファイアーボールを作り出し放出した。しかし彼女は槍を一振りし全て消した
「無詠唱に魔法の同時発動とは驚きました。しかしそれでは私には当たりません」
「そうかいなら違う魔法を使うとするよ...爆炎弾」
次は第3班聖騎士団団長と戦ったときに活躍した爆炎弾を6つ作りだし放出した。この魔法は何かに触れるとその場で爆発する広範囲の魔法だ
「ライトニングスピア!!」
相手も無詠唱で魔法を発動した。槍に雷が纏い前に突き出すと雷が一直線に槍の形をした雷が飛んでいった。そして雷の槍は全ての爆炎弾を貫き俺とニーナの中心の距離で爆発した
「なんだそりゃそんな魔法見たことないぞ」
正確には習得していないだレベルをカンストした俺が覚えていないということはニーナもカンストしている可能性がある。それがきになりニーナに話しかけた
「ライトニングランスをオリジナル化したものです」
わざわざ説明してくれるとはなかなか優しいな。ライトニングランスをオリジナル化か雷魔法創造でつくったものではないのか。頭のなかで考えているとフッとあいつの言葉を思い出した
「魔法はイメージ... この言葉の意味と何か関係があるのか」
いくら考えても本当の意味が分からなかったがこの戦闘で何か分かるかもしれない。俺は気持ちを切り替えニーナとの戦闘に望むのだった




