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漆黒の剣

短くてすみません

不定期です

攻略を始めてから数分現在15階層にいる


「これ何階層まであるんだよ」


洞窟の迷宮よりは一層ごとの広さはそれほどないがその分塔は階層が多いようだ。今までに襲ってきた魔物はファイアボールで一瞬でぶち倒しどんな魔物を倒したのかすら分からない


「どこかに一気に上がれる道ってないものか...そうか」


そう思ったとき頭のなかでピンと閃いた。そう、ないなら作ればいいのだと


「おーしじゃ全力でいきますか」


上を見上げ腰を落とし体全体に魔力を纏う


「おりゃーーー!!」


勢いよく飛び上がり右腕を突き出し天井を貫いた












「ほ、本当に大丈夫でしょうか」


リコに抱きつき不安になっているイリナ


「大丈夫だってタクマが作った魔法があるのよ」


そんなイリナに対し気が抜けた態度で話したのはリコ


「随分と信用しているんですね」


リコに少し嫉妬しているテイラ


「なになに~もしかして呼び捨てしてるから嫉妬してるのかなーそれとも信用してることかな?」


「そんなんじゃありません!それに私はリコさんよりタクマさんのことを信じています!」


「皆さん気を抜かないでください。万が一ということがありますので」


皆に注意を促すアイリス。現在四人はタクマが作った魔法に囲われた馬車のなかで迷宮に潜ったタクマの帰りを待っていた。そしてリコとテイラがじゃれあっているなか辺りから枝の踏んだ音や何かの鳴き声が近づいてきた


「何かきます!」


「皆さん私の側に!」


いち早く気づいたテイラとアイリスはイリナ、リコに注意を促した。緊張感が強まり自然と会話が途切れる。そして木の影から複数の四足歩行の魔物の姿がが現れた


「す、凄い数ですーー!!」


「イリナ少し落ち着いて!これじゃ動けないー!」


恐怖のあまりリコに強く抱きしめるイリナ。そのせいで身動きができないリコは必死に離そうとするがびくともしない


「「「ガァーーーーーーーー!!!」」」



こちらを見てチャンスと思ったのか一斉に叫びだし襲いかかってきた...が魔物達が四人にの元にたどり着くことはなかった。そうタクマがつくった雷魔法シビレ罠である。魔物達が近づくと雷が放出され肉体を焼き焦がす。その時魔物達は悲痛な叫び声を上げ倒れていった


「す、すごい」


「魔物をあんな一瞬で...」


「こ、これは魔物が可哀想に見えるわね」


「さすがタクマさんです」


ある人を除き他の三人はタクマの強さに恐怖を覚えた











一方でなにも知らないタクマは現在48階層で腰をおろし休憩していた


「まだ上があんのかよ」


普通に攻略するなら数ヶ月はかかるだろう。それを考えるなら全然楽なんだがさすがにずっと同じ行動ばかりしてると飽きてくる


「さてもう少し頑張りますか...よいしょっと」


おっさんのように立ち上がり再び魔力を纏い天井を崩壊させた


「お?ここだけ何か広いな」


49階層に上がるとそこは他の階層とは違い分かれ道や階段がなく広大なフィールドになっていた。そしてその中心に何かあるのが見える


「これは...剣か」


刀身が長く漆黒の色に染まっているシンプルな剣。見た目だけなら普通にお店に売っていそうな剣だ。しかし、迷宮の最階層に普通の剣がささっている訳がない


「とりあえず抜いてみるか」


剣を抜くため柄を握りおもいっきり引き抜いた。すると地面が揺れが発生した


「な、なんだ?」


揺れはさらに強くなり壁や地面に幾つもの切れ目が生じた


「こりゃはやくでた方がいいな」


剣をアイテムボックスにしまい急いで自分で作った穴に向かい下へと降り脱出した












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