塔の迷宮
不定期です
俺達は今迷宮を探すため移動を開始した。迷宮には国が保有するものとされていないものが存在する。国が保有している迷宮に入るためには騎士団が入り口に立っており一人一人の身分を確認する。当然今の俺のような指名手配されてるやつなんかは入ることはできず争うことになるだろう。そのため俺達は保有されていない迷宮を探しているのだ
「なぁそもそも迷宮ってどこにあるんだ?」
「魔力が多く集まっている場所に現れると言われています」
「なるほどね~」
「てことは魔力が沢山あるところを探せばいいってことだな」
俺は意識を集中させ魔力を少し放出し辺りの気配を探るイメージをする。すると目では確認できない遠く離れた場所にいる魔物の気配と魔力を感じた。ステータスを確認してみると
名前 タクマ・スズキ 18歳
レベル Error
種族 人族(男)
HP ???/???
MP ???/???
筋力 ???
防御力 ???
素早さ ???
魔力 ???
魔法防御 ???
〈ユニークスキル〉
・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考
〈スキル〉
・火魔法level5・雷魔法level5・鑑定level6
・無詠唱・夜目・気配遮断level4・回復魔法level4・気配探知level1・魔力探知level1
〈称号〉
・異世界人
「あっちだ」
気配を感知したなかで魔物が多くいた方へと向かうことにした。魔物は魔力が多くある所に沢山集まるってどこかで耳にしたからだ。そしてlevelを上げるために気配と魔力感知を維持しながら向かうことにした。そして俺達が向かっているのは森の奥。狂暴な魔物が多く住み着いていると聞く
「ここが森の奥...」
「く、暗くて不気味ですー」
「な、何かでそうね」
「テイラさん、イリナさん、リコさん私から離れないで下さい」
「そう言ってるアイリスは俺から離れるんじゃねーぞ」
森の奥は進むにつれ木が光を遮り薄暗くなっていく。そしてようらく迷宮が姿を表した
「お~これが塔の迷宮か」
「立派ですね」
「は、初めてみました」
「大きい~」
「凄い魔力を感じます」
円柱の形をした塔であり上を見上げても天辺が見えない。なのに遠くから視認できなかったのかが謎だ
「それで入り口は何処だ?」
「ここからは見えませんね」
「反対側じゃないの?」
馬車にテイラ、イリナ、リコを乗せ俺とアイリスは徒歩で警戒しながら塔の反対側へ移動する。着くとそこには大きな扉が存在した。その扉は鉄でできていて何かの模様が刻まれている
「ここが入り口か。じゃあ行ってくるわ」
「ねぇ思ったんだけどここで待ってるよりタクマと一緒に行動した方が安全なんじゃない?」
「正直私1人で三人をお守りするのは難しいかと」
確かにアイリスひとりで三人を守るのは辛いか。でも迷宮は魔物が多くいるし罠が沢山あるし予想外の出来事が起きる可能性が高い。かといってここに残しておくのも不安だし
「私達は前の場所に戻った方が...」
「そ、そうですね私達は足手まといにしかならないですし」
確かに四人をこの場所から離した方がいいとは思うがここまでくるのに数時間かかった。もどっている最中に魔物に襲われるかもしれないしなにより俺が寂しい
「(なにか...なにかいい方法は...)」
土魔法を覚えていたらすぐにでも壁を作りたいがあいにく取得してないし、今すぐに覚えてもlevelを上げなければ意味がない。今自分がもっているスキルを見直すことにした
名前 タクマ・スズキ 18歳
レベル Error
種族 人族(男)
HP ???/???
MP ???/???
筋力 ???
防御力 ???
素早さ ???
魔力 ???
魔法防御 ???
〈ユニークスキル〉
・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考
〈スキル〉
・火魔法level5・雷魔法level5・鑑定level6
・無詠唱・夜目・気配遮断level4・回復魔法level4・気配探知level4・魔力探知level4
〈称号〉
・異世界人
今使える魔法は火魔法と雷魔法そして回復魔法の3つこのなかで守れそうなのは火魔法と雷魔法。ここは森だし火魔法は危険か
「(雷魔法...)そうか!!」
「どうかしましたか?」
テイラが1人で納得したような顔を浮かべた俺にきいてきた
「まあ見てろって」
姿勢を低くし地面に手をおき魔法を発動する。発動するのは雷魔法level5で覚えた雷魔法創造だ。これでオリジナルの雷魔法が使うことができる。そして俺が創造した雷魔法は
「タクマさんこれは一体?」
サッカーボールくらいの大きさのライトニングボールが地面に半分埋まっておりそこから強力な雷を放っている
「凄い魔力です」
アイリスが俺がつくった魔法をみて驚いている
「ねぇこれって何ていう魔法なの?見る限り雷魔法だと思うんだけど」
「名付けてシビレ罠だ!」
「シ、シビレ罠?」
イリナが首を傾げている。他のみんなもよく分かっていないようだ
「そうだ。これを...よっと」
実際に見せた方がいいと思い近くに落ちていた小石を少し離れた所に投げる。その小石が地面に落ちるとライトニングボールから雷が放出され小石は跡形もなく消滅した
「このように近づいてきた敵を木っ端微塵にするんだ」
「す、凄い威力です」
「さすがタクマさんです!」
「こんな魔法聞いたことがありません」
「これって私達も下手に動いたら危ないんじゃ...」
「安心しろリコ。この馬車に乗っていれば平気だ。という訳でアイリスも馬車に乗っとけよ俺はすぐに終わらせてくるから」
みんなが馬車に乗り込んだのを確認し、俺は迷宮の扉を開けた
迷宮のなかは真っ暗で何も見えない。前の迷宮はライトに照らされているかのように明るかったがどうやら迷宮によって違うようだ。俺はファイアボールを発動させ視界を確保した
「よしそれじゃいってみますか」
早くみんなの元にもどるため初めから全力で攻略を始めるのだった




