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買い物

誤字脱字あります

俺達はいま、村の店を見て回っている。久しぶりの外だ。今の時刻は朝の8時12分だ。ここちよい風が吹いていて、空気がとてもおいしい。なぜ時刻は分かるのかというと、ステータス画面の右上に小さくかいてあり今まで気づいていなかった


「よーそこの兄ちゃん、これ買っていってくれよ」


「これは何の肉だ?」


「レッドラビットの肉だ」


村の入り口にむかって歩いていると、肉を売っている男に話しかけられた。体が大きく鍛え上げられた筋肉に頬に何かに切りつけられた傷がある。髪は茶髪で年齢は30代くらいだろうか。肉はどれも木で作られた先端が尖っている長細い棒を使い、それをさして焼いている。いわゆる串焼きだな


「へー、いくら?」


「銅貨一枚だ」


「安いな。分かった2本くれ」


「ありがとよ、兄ちゃん」


「ほい、テイラ」


「ありがとうこざいます」


「おい兄ちゃん、そいつ奴隷だろ。奴隷ってのは主人の残り物を食べさせるのが普通だぜ」


店の男はテイラの首と俺を見ながら言ってきた

テイラは俺が渡した串焼きを持ってはいるが手をとめている


「いいんだよ、俺達は普通じゃないんでな。ほれ食べろよテイラ」


そういうとテイラは大きく返事をし食べ始めた


「そうかい、変わった兄ちゃんだぜ」


「まーな、ところでそのレッドラビットは誰が仕留めてくるんだ?」


「普通は冒険者ギルドで依頼するんだが、俺は元々冒険者なんでな、自分で狩りにいってんだ。」


「そうなのか...ムシャムシャ」


それからも少し食べながら会話をし続けた。途中テイラが一本では足りなかったみたいで、何本か買ってあげた


「んじゃ兄ちゃんがあの森で倒れてたのか」


「まあな」


「あの森でなにがあったのか覚えてるのか」


「魔物と戦っただけだよ」


「そいつはどんな魔物だったんだ?」


俺は男に迷宮に入るまえに盗賊と、その魔物にあったことや、その魔物の特徴、迷宮に入った時の出来事を簡潔に話した。もちろん、聖杯のことや、ステータスのことについては話していない


「へー、そりゃあ大変だったな」


「あー、もうあんなこと二度とごめんだね。おっとこれ聞いておかなきゃな」


「なんだい兄ちゃん」


「俺達をこの村まで運んでくれた冒険者はどこにいるんだ?」


「なんだ兄ちゃん、聞いてないのか」


「すっかり忘れててな。買い物ついでにお礼言いにいこうかと」


「その冒険者はもうこの村にはいないよ。兄ちゃん達を運んですぐ王都に帰ったぜ」


「王都って近くにあるのか」


「この村の北門からでて真っ直ぐ行けば着くぜ。歩きだと一週間、馬車だと5日くらいで着くはずだ」


「じゃあ、俺達は馬車でいくか」


「馬車は、朝早くでるぜ。受付は北門にあるから早くいったほうがいいぜ」


「分かった。じゃあまたな」


「おう、またこいよ兄ちゃん」


俺達は北門へ向かい歩き出した。北門に着くと近くに馬車の受付する場所があり、そこに一人の女性が座っている


「すいません、馬車を利用したいんですけど」


「はい、ではここにお名前をお願いします」


「分かりました...はい」


「はい...タクマ様とテイラ様ですね。では次の馬車は明日の朝になりますがよろしいですか?」


「はい、大丈夫です」


「かしこまりました。では明日の朝、北門へいらしてください」


予約を済ました後、明日必要になる道具を買いにいくことにした。買い物をしていると景色が段々と暗くなっていった


「よしそろそろ戻るか」


「はい」


俺達はくつろぎ亭に戻り夜食を食べ、部屋へと向かった


「はー、今日は楽しかったな」


「はいとっても!」


テイラは笑顔でそう答えた


「じゃそろそろ寝ますか」


「はい」


そういってテイラは床で横になろうとした


「ちょい待ち。今床で寝ようとしたか。寝るのはこっちだろ」


俺はベッドを指差してそういった


「いえ、そこはご主人が寝るところです。私のような奴隷がベッドで寝るなんて」


「気にすんなって、言ったろ俺は普通じゃないんだ...ヨイショ」


俺はお姫様だっこというやつでテイラを持ち上げた


「ご、ご主人様!?」


「ホレ」


「キャ!」


お姫様だっこで持ち上げたままベッドに向かい、そのままテイラを投げた


「おやすみ~」


「え、えとご主人様?」


「・・・」


「えーー!!」


その後、俺はテイラの隣で横になった。横になった俺はすぐに意識を手放した。テイラの叫び声はタクマに届くことはなかった

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