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目覚めときっかけ

誤字脱字あります

「タ...サ...タク...サ...マ...タクマサマ!」


「うっ...ううう」


ゆっくり目を開けると見覚えのある木で作られた天井、傍には涙をうかべたテイラがいた


「ここは...いったい」


ベットに寝かされており起き上がろうとするが体が重く感じ起き上がることができない


「やっと起きたか兄ちゃん」


扉の開く音が聞こえ誰かが入ってきた。首をゆっくりと動かし確認すると、見覚えのある少年が水の入った桶を両手で持っている姿があった


「アロトか」


「そうだよ。で、ここはくつろぎ亭」


「どうりで見覚えがあると思ったわ」


「タクマ様ご無事でなりよりです」


「あーそれはいいんだが、そろそろ降りてくれないか」


テイラは俺が目覚めてからずっとお腹の上でギュッと抱きついていた


「す、すみません!」


顔を真っ赤にしながらテイラはハッとなりすぐに離れた


「よし」


テイラから再びアロトに視線を向け話を続ける


「くつろぎ亭にいるのは分かった。でも何でくつろぎ亭にいるんだ。俺らは森のなかの迷宮にいたはずだ」


「それはな・・・」


アロトの話をまとめるとこうだ

突然森の方から物凄い音がして、最近森に盗賊が住み着いているという噂を耳にしていたので不安になった村の人が冒険者を雇い捜索してもらったところ、盗賊ではなく俺たちが倒れていたのを発見したそうだ。そこで冒険者に保護された俺たちはくつろぎ亭に連れてこられたということだ


「じゃあ俺たちがここにきたのは偶然ってことか」


「そういうことだ兄ちゃん。ところでその人は奴隷か?始めてきたときにはいなかったけど」


「いやーいろいろなあってな」


「いえ、私はタクマ様の奴隷ではありません」


「ふーん、そうなんだ。じゃあ主人は別にいるの?」


「いえ...」


「いいからお前はもういけ」


「はいよー、じゃあまたな。あと一泊銅貨20枚だからな」


アロトは手にもっていた桶をベットの傍に置き、ガチャンと扉を閉めた


「まったく、ちゃっかりしてんな」


「タクマ様お体は大丈夫ですか?」


「あーテイラ、まだ動けそうにないから少し寝るわ」


「はい分かりました」


「それとテイラは俺の奴隷にするからよろしくな」


「はい分かりま...え!?」


「おやすみー...スヤ~」














数時間後、タクマは目を覚ました


「ふぁ~~」


大きな欠伸をしながら体を起こしてみた


「うん、よくなったみたいだな。テイラは...寝てるのか」


上半身を起こしても体に痛みはなく、いつも通り動かせた


「タクマ様...スヤスヤ」


「なんだ寝言かよ、起きろテイラ~飯だぞ~」


「ご飯!?」


飯と言った途端、どびあがるように起きたテイラはキョロキョロと周りを見渡している


「よし起きたな」


「タクマ様!...おはようございます...」


テイラは顔を赤くしながら言ってきた


「じゃあ今から買い物にいくか」


「はい、では私はここでお待ちしておりますね」


「なにいってんだ、お前もいくんだよ」


「え、いいのですか?」


「二人でいったほうが楽しそうだしな」


「では...お願いします」


「おう、よいしょ」


テイラといっしょに出掛けるため、背にのせた


「ん?軽すぎるな」


「魔物と戦ってレベルが上がったのではないですか?」


「なるほど、そういえばまだステータス見てなかったな。(ステータスオープン!)」


名前 タクマ・スズキ 18歳

レベル Error

種族 人族(男)

HP ???/???

MP ???/???

筋力 ???

防御力 ???

素早さ ???

魔力 ???

魔法防御 ???

〈ユニークスキル〉

・成長・全属性適正・アイテムボックス・並列思考

〈スキル〉

・火魔法level5・雷魔法level5・鑑定level6

・無詠唱・夜目・気配遮断level4

〈称号〉

・異世界人


「え?」


「どうかしましたか?」


「ありすぎてなにがなんだか...ハァ」


雷魔法のレベルも上がっている。こっちはあんなに発動したんだから当たり前か


「あのー、大丈夫ですか?」


「あー大丈夫だ。何か慣れてきた」


ベッドで寝てから色々なことがあったせいで、こういう異常な現象に慣れてきた自分は果たして大丈夫なのかは知らんが。俺はゆっくりと扉に手をかけるのだった


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