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迷宮のボス

まだ迷宮終わりません

今回は長めです

誤字脱字あります

数時間前、ここは他の世界とは違い辺りには何もなく、ただ白い空間が広がっている。そこにひとつの影があった


「ふー、やっといったか」


その影は嬉しそうな表情で呟いた


「よかったのかすぐに行かせて、言いたいことがあったんじゃないのか?」


突然何もない空間から眩しい光が出現し、そこからもうひとつの影が現れた


「覗き見なんて酷いですね...いいんですよあれで」


そういって話してしいるのは二人の神だ。タクマをアザワールドに送り出した神は水晶のようなものを手に持ち、会話をしている間もずっと中を覗いている


「人のこと言えねーだろ...で、本当によかったのか?」


「しつこいですね、また後で会えますよ」


「そうだな」


それからしばらく静かな雰囲気に包まれた












現在、タクマ達は集団のある魔物に追いかけられていた


「クソ!どうしてこうなったんだー!!」


数十分前


「腹減ったな~テイラはどう?」


「私はだいじょう」


「グ~~~~~~」


突然こんな音が聞こえた。テイラの顔を見ようと頭を後ろに向けてみるとテイラの顔が真っ赤になっていた


「無理しなくてもいいのに」


「すみません...」


俺達は一本道の階層にいる


「もう何階層かわかんねー」


「私もです...」





それから少しずつ進んで行くと前方に扉を発見した


「なんだこの扉は」


異世界にくるときに通った扉とは違い汚れていて、何ヵ所かに古い傷跡があり正直にいってかなりボロい


「石で出来てるのか」


試しに扉をノックしてみた


「タクマ様何か聞こえます」


「え?別に何も聞こえないけど...」


「前から聞こえてきます」


そういってテイラは左手をまっすぐ伸ばし扉の方に指をさした


「扉の中からってことか」


俺は扉に顔を近づけて耳をすませた


「ゴソゴソゴソ...........」


「確かに何か音がするな」


「開けてみますか?」


「開けるだけな」


入るつもりはないが扉の中が気になったので扉を少し開けて覗いてみることにした。扉は見た目と違いすんなりと開いた


「なんだこいつら」


前方に見える壁にはいくつもの穴があいており、そこから数えきれない魔物が出入りを繰り返している。扉をもう少し開き左右の壁も確認する。こちらもいくつもの穴があいていた


「何かいるんですか?」


「同じ魔物がヤベーほどいる」


俺はその内の一体に鑑定をしてみた


名前 メタルアント

レベル 20

種族 硬虫

HP 32/32

MP0 /0

筋力 50

防御力 54

素早さ 68

魔力 0

魔法防御 28

〈ユニークスキル〉


〈スキル〉


〈称号〉


念のため何体かのメタルアントにも鑑定してみた。その結果、同じレベルでもステータスがそれぞれ違うことが分かった


「ここはこいつらの通り道だな」


しばらく覗いていると右側にある穴から口に何かを持っているメタルアントがでてきた


「口に何か持ってるな」


よく見てみると見覚えのあるものだった


「コリンの実か」


「グ~~~~~~」


俺がコリンの実といった瞬間にお腹のなる音が聞こえた


「すみません...何か静かになりましたね」


振り返ってみると、またテイラが顔を真っ赤にしながら謝ってきた


「そういえば、メタルアントの歩き音が聞こえないような」


嫌な予感がして首を前に戻し扉の中を覗いてみると、メタルアント達が動きを止めこちらに顔を向けていた。その内の一体のメタルアントと俺の目があってしまった

俺はゆっくりと扉を閉めた


「しっかりつかまってろよーー!!」


扉を閉め終わると、急いで体の方向を変え、テイラの返答を待たずに来た道に向かって走りだした


走りだした後、後ろからメタルアントの叫び声と何かを破壊した音がした。後ろを走りながら振り返ってみると、メタルアントの大群が追いかけてきていた


「うおーーーーー!!」


このまま走り続ければ追いつかれることはないが安心などできない


「「キシャーーーーー!!」」


後ろからメタルアントの叫び声が聞こえてきた。そしてそれが合図だったのか前方の天井部分に大きな穴ができ、そこから多くのメタルアントがでてきた


「挟み撃ちかよ!」


内心で舌打ちしながも落ち着いて行動する


「今から魔法を使う!!」


「では私は離れます!」


テイラはそういって腕の力を抜いた


「いやそのままでいい!!」


「しかしこのままだと魔法が!」


俺の両手はテイラを支えているため使うことができない。


「こうやるんだよ!!」


俺は走りながら大きく口を開け息を吸いこんだ。そして息を吐くと同時に火魔法を発動し、口から炎を放出した


「「「キシャ!?」」」


メタルアントは驚いた声をだしたが一本道であるこの場所に逃げ場などなく穴からでてきたメタルアント達は焼き死んだ


「一体どこから魔法を!?顔の方から聞こえましたが」


「内緒だ!」


これは火魔法創造を使った方法で、前の戦闘でテイラを背に乗せながら戦えないかと考え、ふとあるアニメに出てくるドラゴンが口から炎をだすシーンを思いだしやってみた所、見事成功したのだ


【レベルが上がりました】

【レベルが上がりました】

【レベルが上がりました】


「うっさいわボケ!」


【レベル報告をoffにしました】


「もう何でもいいか」


「どうかしましたか!」


「何でもない!次は後ろのやつだ!」


足をとめ後ろを向け同じ方法で火魔法を発動しようとした時、メタルアントの大群の中に一体だけ金色に輝いている魔物を見つけた


名前 キングメタルアント

レベル 50

種族 硬虫

HP 65

MP30/30

筋力 60

防御力 280

素早さ 120

魔力 97

魔法防御 264

〈ユニークスキル〉


〈スキル〉

・土魔法level2 ・硬化

〈称号〉

メタルアントの王


「あいつが親玉か」


俺はキングメタルアントに狙いをさだめ炎を放出した




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