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双鏡の君へ 2 ー輪廻編ー  作者: ゆら。


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安土桃山時代ー暴走


城門の前。


敦乃は立ち尽くしていた。


敦乃「……でっか……」


琴葉「でしょ!」


敦乃「いや軽く言わないでください!」


琴葉「ここ、今日から敦乃の職場!」


敦乃「心の準備が追いつきません!!」


侍が一礼。


敦乃「ひっ……」


琴葉「ほら敦乃、手振って」


敦乃「私、民間人です!!」



ーー琴葉の天然暴走編ーー


琴葉「敦乃、今更だけど付き人って何するの?」


敦乃「姫様を支える役目です」


琴葉「じゃあ肩貸して」


敦乃「え?」


琴葉「今から昼寝」


敦乃「支え方が物理!!」



ーー付き人教育失敗編ーー


侍女「付き人は常に一歩後ろです」


琴葉「敦乃、一歩後ろ!」


敦乃が下がる。


琴葉も下がる。


二人で後退。


侍女「……姫様?」


琴葉「敦乃と距離保ってる」


敦乃「保ててません!」



ーー身分差に混乱する敦乃のツッコミーー


敦乃「姫様、なぜ私を選んだんですか」


琴葉「一緒にいると楽しいから」


敦乃「理由が軽い!」


琴葉「でも大事!」


敦乃「……否定できないのが悔しいです」



ーーまとめて暴走ーー


琴葉「敦乃!」


敦乃「はい!」


琴葉「今日も一緒にいよ!」


敦乃「……もうそれ前提なんですね」


琴葉「うん!」


敦乃「……はいはい」


二人で歩き出す。


敦乃はため息をつきながら、

でもどこか楽しそうだった。


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