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その体に出会いと別れの挨拶を ~あの日、憑依した少女にもう一度出会うために~  作者: 炭本 良供
二章「インターフェース」

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二話『2度と彼女を裏切らない』

 公園に残された俺は、頭の中で繰り返し考えていた。

 今、俺の体を支配するアイツが苦しまない方法を。

 つぐもと同じで、あの体が苦しんでいるのであれば追いかけて助けるべきだ。


――――でも。


 つぐもの状況とは少し違った。


『っ、罪の自覚もないやつが踏み込んでくるな!!』

 

――――()()()()()()()()、か。


 あの体の言葉。

 明らかに俺に対して憎しみを抱いている。

 でも、その理由がわからない。

 だけど、憎まれている俺が追いかけたとしても、関係を悪化させるだけだろう。


――――どうしたら。

 

 何をするべきか。どうしたら相手を傷つけずに解決できるのかもわからない。


「…………」


 そんなとき、思い出した。


『でも、相談できる相手がいるってことを忘れないでね』


 病院で()()()()が俺にかけてくれた言葉。

 俺はかつて、彼女のその思いに反して一人で突っ走ってしまった。

 だからこそ、今度はそうしないように決心する。


「―――相談しよう。楓たちに」

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