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作品の推敲

 これまで小説やエッセイは小説投稿サイトにアップしてきました。小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+。他にも、アメーバブログやnoteも利用しています。他の作家さんと比較したわけではありませんが、僕の投稿の頻度は比較的早い方だと思います。最近はエッセイしか書いておりませんが、2,000文字ほどのエッセイであれば、早ければ1時間くらいで書き上げます。ただドンドン投稿しているので、誤字脱字はとても多い。多少は推敲しているのですが、自分が書き上げた文章の誤字というのは案外と見つけにくいものです。以前は、誤字を見つけるたびに丁寧に直していたのですが、最近はそれも面倒臭くなったりして……駄目ですね。


 初期の頃は小説ばかりを書いていたのですが、この頃もかなりのハイペースでした。プロットが不完全なのに、勢いとノリだけで書き続けていました。僕の代表作でもある「逃げるしかないだろう」は30万字ほどの作品だったのですが、4か月ほどで書き上げました。一日平均2,500文字ペース。


 ――!?


 計算してみてびっくり。驚きのペースです。この作品が、ネット小説大賞の最終選考にまで残ったのですが、結果は落選。かなり落ち込みました。思い入れが強い作品だったので、記念に書籍として製本化することにしました。使ったのはアマゾン。PDF化したデータさえあれば、素人でも一冊から本を出版することが出来ます。この製本化の為に、半年も掛けて全て書き直しました。このことで30万文字の作品が39万文字に増えました。


 ――完成した作品を推敲する。


 この作業は、僕にとって大きな経験になりました。小説において、推敲が如何に大切な作業であるかを知りました。一般的には推敲は、誤字脱字に関して修正する作業になります。もちろんそれも大切ですが、読み返したことで自分の作品を深く理解することが出来ました。登場人物の心理や、エピソードとエピソードとの関係性、それから伏線の回収。そういった作品の構造に関する理解だけでなく、根底に流れている作品のテーマを知ることが出来ました。


 書きあげるであろう聖徳太子の物語も、同じように推敲したい。なので、エピソードを書き上げるたびに発表はしません。というか、現段階では、ネット上での発表は考えていません。完成した作品を、時間をかけて磨きます。磨いたのち、何かしらの公募文学賞に応募します。第一線で活躍しているプロの目に、作品の価値を判断してもらいたい。


 応募する内容は、丁未の乱までの物語になります。聖徳太子の物語において全体の4分の1くらいの内容になります。現在の構想では、一応は聖徳太子は主人公ではありますが、この段階ではそれほど存在感を見せません。聖徳太子「エピソードゼロ」といった感じで、厩戸皇子を取り巻く人々の活躍が目覚ましい物語になります。


 一文字もまだ書いていないのに、延々と未来の話をしました。まー、それほどに入れ込んでいるということでもあります。そうした中、一つだけ心配していることがありました。実際に物語の執筆に入ったら、僕は少しおかしくなると思います。現実と物語の間を行ったり来たりしながら、夢うつつな状態になります。精神的に情緒不安定になるでしょう。現実社会でも影響が出ると思います。前回もそうだったので、きっとなると思います。

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