第39回路 コバトール渓谷
通常の会話は「」魔法での会話は〈〉
みんなで声を合わせる時は〈「」〉となっております。
ナリアーノさんと別れ
いよいよ、行こうか!コバトール渓谷へ!
「まった、まった、ちょっと待った!」
ん?
「ウルシバラ!私を忘れてない?」
「あー、リョンリョン。来たんですか?」
「来たんですか?じゃない!どこにいるかと思って探したんだから!パーティに入るって言ったでしょ!」
「もうちょっと辞めるまで日数がかかるかと思って…」
「あれから帰ってすぐに退職届出してきたわよ!」
「じゃ、とりあえず荷物を部屋に置きに行きますか」
「うん!」
部屋に戻って荷物を置いた
「さぁ、行こう!」
「ちょっと待った!私の武器と防具は?」
「あぁ、そうですね、武具屋に行きましょう」
「なんかさー扱い悪くない?」
「そんなことないですよ」
〈リョンリョンってこんなキャラだっけ?〉
【ゴメル武具店】
「ゴメルさん!」
「おぉ、ちょうど良かった!今届けようと思っていたんじゃ。
ミスリルの素材でグローブと膝当てを作ってみたぞ、使ってくれ」
「すごいかっこいい!!ありがとうございます!
あと彼女の…」
「初めまして…かの?」
「お初にお目にかかります、リョンリョンと申します」
「彼女、鑑定スキル持っていて後方支援なんですが、何かいい武器と防具ありますか?」
「うーーん、視力は?」
「バリバリの2.0です!」
「はー?そんなわけないですよね?メガネかけてんだから!」
「これ?伊達メガネ。かけてると舐められないかと思って」
〈そうなの??知らなかった…〉
「視力がいいなら、飛び道具はどうじゃ?弓矢とか…」
「弓矢ですか…やったことないし、慣れるまで難しそう」
「スリングショットは?」
思いつきで答えた
「えーー!そんな恥ずかしい格好でリョンリョン自ら囮になれってこと?」
ミポポは呆れた
〈スリングショットって…あの布地がほとんどないビキニのことでしょ?デンク…そう言うのが好きなんだ…〉
勘違い?されてないか?
「いやいや、ゴムで弾を飛ばす、パチンコのことだよ!」
(あの水着もスリングショットっていうのか…)
《ピーポーピーポー》
リョンリョンのスリングショットを着てパチンコを構える姿を想像してしまった…
「パチンコなら鳥獣対策用のでよければあるぞ」
「私、大学生のころ塾の先生やってたんだけど
寝てる生徒にチョークを当てるの百発百中だったんだよね」
〈矢尻!〉
「矢尻?矢尻って矢の先端のこと?」
「矢尻も矢に加工する前の在庫があるな!」
「ゴメルさん。また無理な注文していいですか?」
「できることならなんなりと」
………
「まぁ、やるだけやってみるかの」
パチンコと矢尻を手に入れ
狩人っぽい防具を揃えてもらった
「さぁ、行こう、新生パーティパーティ!」
〈パーティパーティって、パーティって言う名前のパーティってこと?〉
「そう!深く考えるな!」
【コバトール渓谷】
入り口付近に差し掛かった
「来るよ!前方から2匹、後方から1匹」
早速リョンリョンの力発揮
ガルーダが3匹お出ました!
雷属性のビット、スパイラルインパクトを構えた
紋章は紫色に、黄色い魔法陣
「ライトニングスパーク!」
空中で1匹はチリとなった
ミズキが続く
黄色の魔法陣
〈フレイムインパクト!〉
後方の1匹も燃え尽きた
「一発試しに!」
リョンリョンの矢尻がガルーダの眉間に命中!
怯んで地上に降りた
「さっすがー先生!あとは私に任せて!
二刀光移!」
十文字に切られたガーゴイルは息絶えた
「ご安全に!」
見事な連携、なかなか良いぞ、パーティパーティ!
前回はこのあたりまで来たんだな
リョンリョンの声が響く
「来るわよ!1、2…5匹、前方10時の方角!」
ハーピーが5匹現れた
「ハーピーパーティ対パーティパーティだな」
〈…くだらない〉
ミポポが赤い魔法陣2つ
「いっくよー!サンダーボール!」
2匹が地面に落ちた
よし!ここは!
右手にガントリックダイヤル2、狙いを定めトリガーを引いた
「よし!リンク完了」
ボタンを押して、リバース、体がハーピーに吸い寄せられる
「くらえ!グーパン!」
ミスリルグローブで左パンチをお見舞いした
ハーピーは崩れ去った
もう片方も、リンク、リバースそして
「フライングニードロップ!」
左膝を見舞ったあと、ハーピーは消え失せた
1匹が後方のリョンリョンに向かう
「舐められてるわね」
ハーピーに向かって矢尻を投げ、命中させた
「私がいく!一身月光!」
ミポポが一太刀入れ、倒した
〈あとは私が引き受ける!〉
黄色い魔法陣2つ
〈フレイムインパクト!〉
2匹は一撃で沈んだ
〈ご安全に!〉
ミズキはガッツポーズをした
その後の戦闘も難なくこなし
滝の音が聞こえてきた
「少し休憩しようか」
R7.8.20 加筆




